部長ブログ@箕面市役所

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ガスボンベ・スプレー缶は「危険ごみ」、穴を開けずに「かご」で出して!!

2016年06月13日 | 市民部

皆さま、こんにちは。市民部長の小野啓輔です。

15年前に結婚して、一番生活が変わったのが、
掃除をする習慣です。

独身時代は、「埃では死なない」を信条に、
掃除よりも、仕事や睡眠、遊びなどを優先していました。
ちなみに、洗濯も、せいぜい月1~2回。
そのため、シャツもパンツも30枚以上、保有していました。

ところが、結婚後は、基本、毎週掃除をするようになり、
特に、トイレ・洗面所・風呂場の水回りは、
毎週1回、妻と私が、交互に掃除しています。
(決して、どこかから私に圧力がかかっているのでは、ありません。
あくまで、自ら、自発的に、すすんで、率先して、やってます。)

私は、だいたい日曜日の朝、
まずはお気に入りのコーヒーをセットして、
ついでに洗濯物を洗濯機にセットして、
お気に入りの音楽(カーペンターズ、上々颱風、ベートーベンなど)を
かけながら、約1時間、ていねいに掃除します。
掃除の後は、
できあがっている洗濯物をベランダに干し、
できあがっているコーヒーを飲みながら、
新聞の日曜版を見ます。
1週間のテレビ番組表にはじまり、
有名人が、幸せを感じる“この三つ”を挙げる「わたしの幸せ」、
映画マニア 藤原帰一さん(実は東大の先生)の「映画愛」、
古谷三敏さんのマンガ「ぐうたらママ」、
心療内科医の海原純子さんの「新・心のサプリ」と読み進み、
そして最後は、よしもとばななさんのエッセイ、「毎日っていいな」で終わる。
私にとって、実に贅沢な時間、至福の日曜日の過ごし方です。

おかげさまで、あんなに大嫌いだった掃除が、
待ち遠しい楽しみに変わりました。

今日は、そんな掃除に不可欠な、ごみの分別がテーマです。


●ガスボンベ・スプレー缶は、
「穴を開けずに」出してください!!

箕面のごみの出し方に関し、今年の4月から大きく変わったのが、
「カセット式ガスボンベ・スプレー缶」です。
今年4月からは、
「穴を開けない」「中身を使い切らなくてもOK」
「かご型容器」に入れて、
月2回ある「不燃ごみ・危険ごみ・大型ごみ・ペットボトル」の日に出す。
となりました。

ちなみに、「カセット式ガスボンベ・スプレー缶」は、
「危険ごみ」に区分しています。

以前は、「中身を使い切って、穴を開けて」出すことになっていましたが、
近年、不適切な方法や環境で缶に穴を開けて、引火・爆発する事故が全国で相次ぎ、
箕面市では、「穴を開けないで出す」方式に変更したものです。

全国で実際に起きた事故を、いくつかご紹介します。

*卓上カセットコンロ用の使用済みガスボンベを捨てるため、ガスを抜こうと
 アイスピックでガスボンベに穴を開けた際、金属同士の衝撃で火花が生じ、
 ガスボンベのガスに引火し爆発。

*屋内で使用済みガスボンベのガス抜き処理をしていたところ、室内にガスが滞留し、
 近くで使用していた石油ストーブから引火。

*使用済みのカセットボンベを捨てようとした男性が、ガスが残っていることに
 気づかず、喫煙しながら穴を開けていたか、開けた穴からガスが漏れだして
 いるのに気づかず、喫煙しようとして引火。

*自宅台所でカセットボンベに穴を開けた際、ガス湯沸かし器の炎に引火し、
 顔や手に大やけど。

*穴開け作業を行ったらスプレー缶に残っていた内容物が飛び出し、
 目にかかって怪我。

*飲食店でカセットコンロ用のガスボンベを廃棄するために、約80本に穴を
 開けていたら、ガスが充満して引火し爆発。



一般的にカセット式ガスボンベのガスは、空気より重いため下にたまり、
換気扇を回しても長時間室内にとどまることがあります。
スプレー缶は、空になったように思えても、中身がまだ少し残っていることがあります。
また、穴を開けると金属と金属が触れあうことでも、爆発の恐れがあり、
缶に入った可燃性ガスは、ビニール袋で起きる静電気でも引火する可能性もあるなど、
屋内でカセットボンベやスプレー缶に穴を開ける行為は、
とても大きな危険を伴います。

環境省も、「充填物の残ったエアゾール缶やカセットボンベに不適正な方法で
穴を開けると火災が発生する恐れもあることから、これらを廃棄する際、
穴開けをしない方向が望ましい」とする通知を各都道府県に出しています。

以上を踏まえて、箕面市では、カセット式ガスボンベ・スプレー缶は、
「穴を開けないで収集」する方式に変更したものです。

なお、市で収集したカセット式ガスボンベ・スプレー缶は、
箕面市立環境クリーンセンターで、安全性に十分配慮しながら、
通気がよく火の気のない場所で穴を開けて、ガスを抜いています。
その上で、スチール缶・アルミ缶に分別し、資源ごみ・リサイクルに活用しています。

【環境クリーンセンターでの穴開け作業】


●ガスボンベ・スプレー缶は、
「かご型容器」で出してください!!

箕面市でも、ガスボンベ・スプレー缶がごみ処理施設で爆発する事故が、
過去に何度かありました。

例えば、平成24(2012)年5月に、環境クリーンセンターで
回転破砕機を運転して大型ごみを破砕しているときに、爆発がありました。
機械が爆発を検知して、可燃ガス検知の警報が鳴り、自動で機械は緊急停止し、
非常用散水が作動しました。幸い、市民や職員にけがはなく、
1時間半後に機械の運転を再開することができましたが、
回転破砕機の内部から、カセットコンロ用のガスボンベなどが発見され、
これが爆発の原因でした。
その前年の同様の事故では、爆発により設備の一部が壊れました。


 

これらの事故は、大型ごみや燃えるごみ袋、不燃ごみ袋の中に
ガスボンベ・スプレー缶が入っていると、起こります。
燃えるごみ袋の中に入れられた缶が、ごみ収集車の中で圧縮され、
火災や爆発を起こした事例もあります。

だから、以前は、「ガスボンベ・スプレー缶は、必ず穴を開けてから、
ごみに出しましょう」とされていました。

穴を開けずに出せるようになった今も、
大型ごみや燃えるごみ袋、不燃ごみ袋の中に入れてはいけないことは、
変わっていません。
必ず、「かご型容器」(雨水の溜まらないもの)に直接入れて、
見えるように出してください。
燃えないごみの袋などに入れて、他のごみと一緒に出すと、
作業員が発見できず、そのままごみ収集車に投入し、車両火災の原因にもなります。
ガスボンベ・スプレー缶は、絶対に袋に入れず、
「かご型容器」に直接入れて出してください。
「かご型容器」は、百均ショップやホームセンターなどでお買い求めください。

出す日は、月2回ある「不燃ごみ・危険ごみ・大型ごみ・ペットボトル」の日です。
地域によって、月2回の収集日が決まっています。

詳しくは、2016年箕面ふるさとカレンダーの最終ページをご覧ください。
ホームページは、こちら

過去には、蛍光灯、乾電池、体温計(水銀)は、「かん・びんの日」に、
カッセット式ガスボンベ・スプレー缶は「燃えないごみの日」というように、
収集日が分かれていましたが、去年の4月からは、
不燃ごみ、危険ごみ、大型ごみ、ペットボトルは、すべて同じ日になりました。

●スプレー缶とガス抜きキャップ

ついでながら、スプレー缶の中で、
液化ガスや圧縮ガスが入っていて、中身が噴出される時に気化した際の圧力で
薬液(香料、医薬品、殺虫剤等)を押し出す物を、エアゾール缶と言います。
エアゾール(Aerosol)とは、元来、コロイド科学の分野で、煙や霧のように
微粒子が空気中に浮遊している状態のことを言います。
液化ガス・圧縮ガスとしては、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、
窒素などが使われています。

最近、このエアゾール缶で、「ガス抜きキャップ」が付いているものを、
よく見るようになりました。

商品によっては、「ガス抜きキャップ(中身排出機構)」
「ガス抜きキャップ(残ガス排出用)」、「ガス抜きキャップ(ボタン)」
などと表記されています。

このガス抜きキャップは、中身が残っていることによる引火や爆発を防ぐため、
中身のガスを出し切るために付けられており、液化石油ガス(LPG)、
ジメチルエーテル(DME)などの可燃ガスのエアゾール缶にのみ付けられています。
炭酸ガスや窒素ガスなどの不燃性ガスを使っているエアゾール缶には、
このガス抜きキャップは、付いていません。

このガス抜きキャップも、形や使用方法が商品によって異なります。
使い方を間違えるとたいへん危険です。

例えば、キッチンでの使用は、引火の恐れがあり、絶対に行わないでください。

エアゾール製品に含まれている可燃性のLPGやDMEは空気より重いため、
キッチンのシンク内にたまり、火気の多いキッチンや屋内では
思わぬ火種により引火する危険があります。
一般社団法人 日本エアゾール協会では、次のように注意を呼びかけています。

【ガス抜きキャップ使用上の注意事項】

*使う場合は、必ず商品の使用説明をよく読み、
*中身を完全に使い切ってから、
  中身が残っている商品で実施すると、可燃性ガスが大量に出て危険。
  缶を振って音を聞いてみる。中身が残っていると『シャカシャカ』
  『チャプチャプ』などの音がする。
*風通しが良く、火気のない屋外で、風下に向けて行う。
 屋内で実施すると、残っているガスが部屋にたまることがあり危険。
*人などにかからないように、新聞紙などに吹き付けるなどして、周囲への
 飛散に配慮し、安全に使用してください。

ガス抜きキャップについて、詳しくは、こちら(日本エアゾール協会)。




●カセット式ガスボンベとヒートパネル

一方、カセット式ガスボンベには、「ガス抜きキャップ」は付いていません。
しかし、カセット式ガスボンベのガスを残さず使い切るための工夫として、
平成19(2007)年から、カセットコンロにはヒートパネル(容器加温装置)が
装着されるようになりました。

カセット式ガスボンベの中身は、液体のブタンガスが多く、
これを気化して燃焼に使っています。
しかし、液体ブタンガスは、気化が続くと気化熱の作用で温度が下がり、
気化効率が低下して火力が弱くなります。
そんな、ガスの温度低下を防ぐために開発されたのが「ヒートパネル」です。
ヒートパネルは、ガスが燃焼するコンロの吹き出し口の近くからガスボンベへ
熱を伝えるための鉄板です。
コンロに火をつけると、熱がこの鉄板でガスボンベへ伝わり、
カセット式ガスボンベを暖めることにより、気化熱で低下する温度をカバーし、
最後まで液体のガスを気化させ、火力を維持し、
ガスを使い切ることができるというものです。

カセットコンロのガスボンベの中身を使い切らないまま
ごみとして捨てられることで、
例えばごみ収集車の中で爆発する事故などが多発したため、
ガスを使い切ってからボンベを捨てることができるよう、工夫されたものです。

箕面市では、中身を使い切らなくても収集しますが、
せっかく買った商品です。
もったいないので、できるだけ有効に使ってから、
ごみに出してくださいね。

ごみの分別と安全確保のために、
どうか、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

箕面市では、8月21日(日曜日)まで「参議院議員選挙、箕面市長・市議会議員選挙」の統一キャンペーンを実施中です。

7月に行われる参議院議員選挙、8月21日(日曜日)に行われる箕面市長・市議会議員選挙への投票を皆さんに呼びかけるとともに選挙の情報をお知らせしていきます。
参議院議員選挙は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる最初の選挙となり、箕面市長・市議会議員選挙は市民の皆さんにとって最も身近な議員選挙です。「大人の責任」を果たすため、是非投票してください。 

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