部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

はじめまして。ブログデビューしました。

2019年04月26日 | 総務部

みなさん、こんにちは。
本年4月1日付けで、箕面市総務部長に就任しました北村清(きたむら・きよし)です。


年度替わりの忙しさもやっと落ち着きはじめ、箕面の山の風景も桜からみずみずしい新緑にかわる季節となりました。この時期には、ゆっくり花見をしたり、選抜高校野球を観戦したいと思いながらも、残念ながら長年実現できずにいます。

さて、平成21年(2009年)4月1日に「部長ブログ」が始まって10年が経過しました。この間、歴代の部長が市政の動きや地域のホットな話題を中心に盛りだくさんの内容でお届けしてきましたが、私もできる限り簡潔にお伝えできればと思います。
今回は、市内でも被害が多発している「特殊詐欺」について、今一度お知らせし、被害防止に努めていただきたいと思います。

 

1 特殊詐欺にご用心

みなさんも一度は聞いたことがあるかと思いますが、「特殊詐欺」という犯罪にもさまざまな手口があります。金に困った息子などを装う「なりすまし詐欺(オレオレ詐欺)」、公務員などを装って医療費を還付しますとだましお金を振り込ませる「還付金詐欺」、インターネット利用料金が未納などとだましすぐにお金を支払うよう要求する「架空請求詐欺」など、昨年1年間の全国の認知件数は16,493件、被害額は約356億円に上っています。特に、「オレオレ詐欺」の昨年1年間の認知件数は、前年比7.5%増9,134件で、2010年以降で最多となっています。また、「オレオレ詐欺」は、大阪府や埼玉県、神奈川県など都市部での被害が増えており、被害額は約182億8000万円となり、認知件数、被害額ともに特殊詐欺全体の半数以上を占めています。そして、箕面市においても同様に被害が急増しています。平成30年の被害額は、平成29年の被害額3,300万円に比べて2倍以上となる7,200万円となっています。

 

2 警察庁の調査によると…

警察庁は、平成30年8月1日から11月30日までの間、『オレオレ詐欺被害者等調査』を行い、実際に詐欺に遭った「被害者」、「事業者(金融機関職員、配送業者、コンビニエンスストア店員等)の声かけによって被害に遭わなかった者」、「家族・親族が見破り被害に遭わなかった者」、「自ら看破した者」の4者に対し、それぞれの意識や置かれた環境等について調査し、結果概要を公表しています。  (http://www.npa.go.jp/news/release/2019/20190212001.html

(1) 被害に関する意識
まず、特殊詐欺の認知度については、「オレオレ詐欺」がやはりトップ。続いて「還付金等詐欺」「架空請求詐欺」となっています。被害に対する意識については、「自分は被害に遭わないと思っていた」と回答した割合は、「被害者」が78.2%、「事業者の協力により被害に遭わなかった者」が78%、「家族・親族が見破り被害に遭わなかった者」が71.5%と、「自ら看破した者」の56.8%よりも高い値を示しています。特に、実際に被害に遭われた「被害者」の95.2%が「自分は被害に遭わないと思っていた」「どちらかといえば自分は被害に遭わないと思っていた」ことが認められるなど、被害に遭う可能性を過小評価する傾向がうかがえる結果となっています。

 

 

 

(2) 見破ったタイミング・理由、だまされたタイミング・理由
犯人からの最初の接触方法は9割が固定電話への架電です。その際、オレオレ詐欺だと見破った人の約4割が、犯人側からの電話内容を聞かされる前に詐欺を見破っています。また、電話の内容が嘘だと気づいた理由としては、「息子の声と違っていたから」が最も高い割合となっています。一方、被害に遭われたかたやあともう少しで被害に遭うところだったかたの約7割が犯人側からの話を聞かされる前にだまされており、電話を受けた時点でだまされてしまう傾向にあります。その理由は「息子(親族)と声がそっくりだったから」が最も高い割合となっています。

 

 

(3) 家族等への相談状況
詐欺の電話を受けた後、詐欺を見破ったかたや家族・親族が見破り被害に遭わなかったかたの約6割以上が誰かに話をしているのに対し、実際に被害を受けたかたの75.1%、事業者の協力により被害に遭わなかったかたの59.9%が誰とも相談していないことがわかります。

(4) 被害の防止に向けて
これらの結果から、まず、固定電話にかかってくる見覚えのない電話や息子を語る電話には十分注意することが必要です。一旦だまされてしまうと冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。少しでもおかしいなと感じたら、家族と相談し、家族が不在の場合は、一旦電話を切って、近所のかたや行政機関に相談するなどの対応も有効です。 市役所や行政機関を語り、お金の振り込みやキャッシュカードの話が出たら、まずはその電話を疑ってください。その場合は、家族やまわりの人に相談するか、市の消費生活センター(電話722-0999)または箕面警察署(電話724-1234)へ連絡してください。

 

3 我が家にも「オレオレ詐欺」から電話が…

実は、過去に私の実家にいる母親あてに「オレオレ詐欺」の電話がありました。私になりすました詐欺師から電話が掛かり、「つき合っていた女性とトラブルになったからすぐに100万円を振り込んでほしい」というものでした。しかもその際に、「携帯電話が壊れているから折り返し掛けないでほしい」とも伝えられ、私と連絡をとらせないようにしていました。実際に母親とはしばらく連絡をとっていなかったのですが、たまたま偶然その日に実家に帰ったところ、母親が真剣な顔をして「大丈夫?」と聞いてきたことで、「オレオレ詐欺」だとわかりました。
母親によると、最初に詐欺師から電話があったときは、「お金を準備しておいて」とだけ伝えられ、詐欺師のほうから一旦電話を切ったそうです。おそらくだませるかどうか感触をつかんでいたのでしょう。私と母親が話をした翌日に、詐欺師から2回目の電話があり、母親が私の父親に電話を替わろうとした途端、詐欺師は電話を切り、その後も掛かってこなくなりました。

以上が私の経験談ですが、今回の場合は家族が気づいたことで、未然に被害を防ぐことができました。これは結果的にはよかったのですが、よくよく考えて見ると、家族のだれからも「あいつ(私のこと)に限って、女性とトラブルを起こすようなことはない!」との声がなぜ上がらなかったのか?個人的にはそれが一番気がかりでなりません。普段から家族の信頼を得ているかどうかも詐欺被害の防止に大きくかかわってくるようですね。
みなさんもお気をつけください。

箕面市では、広報紙「もみじだより」(2019年3月号)でも「振り込め詐欺」を特集していますので、ぜひ、ご覧ください。

 

特殊詐欺キャッチフレーズ
「だまされへん そんなあなたが 狙われる」
「キャッシュカード 求める電話 すべて詐欺!」
「キャッシュカード たずねられたら 御用心!」

 

 

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