部長ブログ@箕面市役所

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真冬が来る前に ~ 水道管にも冬支度を!! 

2018年12月10日 | 上下水道局

皆さま、こんにちは。
上下水道局長の小野啓輔です。
 
寒む~なりましたね。

私は、今から40年前の昭和53 (1978) 年に、箕面市に引っ越してきました。
それまでの私は、大阪市に住むバリバリのシティボウイ。
家は駅のすぐそばで、商店やスーパーも近くにたくさんあり、
とても便利に暮らしていました。
ところが箕面市に引っ越してくると、当時は、
山が近い、川が身近に流れてる、田んぼがあるなど、
自然が豊かなのは、もちろん良いのですが、
なんといっても、店が無い、駅が遠い、夜が暗い。
当時のシティボウイは、生活に真っ青でした。

そして一番驚いたのが、引っ越してすぐの冬に、
水道が凍ったことです。

ある日、朝、起きると、水道が出ないという、人生で初めての体験をしました。
まさか、水道管が凍っているともつゆ知らず、
わけがわからないまま、水道も湯沸かし器も使えず、
顔も洗えず、歯も磨けず、トイレも流せず、
結局、その日は学校を休んだ覚えがあります。
後でわかったのですが、
当時、私の住んでいた借家は、水道管が家の北側の壁にむき出しになっていて、
冬の寒さで水道管が凍って、断水したのでした。

あれから40年。
今や、近所にスーパーや魅力的な商店も増え、
街路灯や防犯灯も整備され、北急延伸も決まるなど、
生活の便利さは、格段に向上しました。
それでも、冬の寒さは、変わりなく襲ってきます。

どうか、皆さま、真冬に向けて、
水道管にも、冬支度をお願いします。

【雪の箕面大滝】

 

●水道凍結の基礎知識

水道の 蛇口ひねると 水が出る

“あたりまえ”ですよね。

しかし、気温が氷点下を下回ると、水道管の中の水が、凍ってしまうことがあります。
水は凍ると流れなくなり、蛇口をひねっても、水が出ません。
水道が“あたりまえ”に使えないと、日常生活に大きな支障が出てしまいます。

また、水は、凍ると膨張して、体積が増えます。
通常の液体は、温度が下がって固体になると、体積も減少しますが、
水は、液体から固体(氷)に変わるときに体積が増える、めずらしい物質です。

例えば、ビンに水を満杯に入れて栓をしたまま凍らせると、ビンが割れます。
これと同じことが、「水道管」や蛇口などの「水栓金具」等でも起こります。
水が凍ってしまうと、膨張した氷が水道管や水栓金具などの内部を圧迫し、
最悪の場合、ヒビが入ったり、折れたり、破裂したりすることがあり、
凍結が溶けると、そこから水がしみ出したり吹き出したりする「漏水」も発生します。

水道管を凍結させてしまうと、
水道が使用できなくなり生活が不便なのはもちろんのこと、
水道管や蛇口、水栓金具などの給水設備が破損したり、漏水したりすると、
対応に時間をとられ、修理費用や漏水分の水道料金なども必要になってしまいます。
宅地内の水道管や給水設備の修理は、すべて自己負担となり、
修理が完了するまで、水道が使えなくなります。
さらに、アパートなど集合住宅では、他の部屋への水漏れ被害の弁償など、
深刻なトラブルや、多額の出費が伴う可能性も皆無ではありません。

これから何かと忙しくなる時期、
水道の凍結による不便さやトラブル、水道管の修理などであわてることのないように、
今のうちにぜひとも、チェックと対策をお願いいたします。
具体的な方法は、後述します。

    

●気温 ~ マイナス4度にご注意を!!

水道管が凍結する前には、前兆があります。
例えば蛇口から出る水の勢いが普段より弱かったり、水の勢いに強弱があったり
蛇口をひねっても水が出るのに時間がかかったり、水に小さな氷が混ざったり。
といったことが起きたら、水道管が凍結しかけている証拠です。

寒さが厳しくなる冬季(12月~2月)は、要注意です。
特に、最低気温が「マイナス4度」(風が強いところでは「マイナス1~2度」)を
下回ると、水道管の凍結が起こりやすくなります。
屋外に露出していたり、風当たりが強い場所にあったり、
北向きの日陰にあったりする水道管は、特に気をつけてください。
また、冬場に家を数日間、旅行や出張などで留守にされる場合も、
凍結が起こりやすくなりますのでご注意ください。

これから冬の本番に入り、何度か寒波が来ると思いますが、
天気予報に十分注意し、氷点下の日が続く前に、
ぜひとも水道凍結の予防対策を実行しましょう。
また、日本気象協会が気象指数のひとつとして示している
「水道凍結指数」(日本気象協会ホームページ)も参考にしてください。

箕面市では、2年前の平成28 (2016) 年1月に、厳しい冷え込みのため、市内で水道管の凍結が多発し、
上下水道局にも「水道が出ない」との問いあわせが多数寄せられ、対応に追われました。
その際、『厳しい寒波が予想されるときには、事前にできるだけ広報する』ことの重要性が
あらためて認識されました。
そのときの教訓から、上下水道局では、箕面市の天気予報を常に確認しながら、
翌日の最低気温が「マイナス4度」以下との予報がでると、前日に、
市民安全メール、みのおFMタッキー816、市ホームページなどを通じて、
市民の皆さまに、水道管の凍結のおそれがあることを注意喚起しています。

水道管の凍結防止に関する市のホームページは、こちら。

●水道の凍結を予防する対策
 
水道の凍結を未然に防ぐ有効策を、具体的に3つご紹介します。
1.水道管を保温する、2.水を出しておく、3.水抜きをするの3つです。

1. 水道管を保温する

水道管を保温し、冷やさないようにすることで、
気温が氷点下になっても凍結を防ぐことができます。

特に、屋外にむき出しになっている水道管や、洗車・散水用の水道、立水栓、
給湯器に接続している水道管、屋外の水道メーター付近、屋上緑化の灌水装置、
マンションの受水槽周りの水道管、タンクに水を揚げる水道管なども、
屋外で露出しており、蛇口も凍りますので注意が必要です。

(1)水道管の保温対策の基本

水道管に、古い布やタオル、保温材などをしっかりと巻き付け、
保温材に水がしみこまないようビニールテープなどで覆いましょう。
隙間があったり、水がしみこんだりすると、保温効果が落ちてしまいます。
以前に巻き付けた保温材が破れている場合は、取り替えてください。
蛇口が屋外にある場合は、上部まで完全に包んでください。
ビニール袋やダンボールをかぶせる方法もあります。

 【屋外の水道の保温】              【水道管保温チューブの一例】
 
   

保温材は、身近なものとして毛布や布・タオルなどがあります。
ホームセンターや水道工事店などでは、
発泡スチロールやポリエチレンフォーム、グラスウール等の保温材や保温チューブ、
テープなど、水道凍結防止グッズもいろいろと販売されています。
最近のものはとても便利で、
ワンタッチで装着できる筒状のパイプ型保温カバーや、保温剤が付いているテープなどもあり、
曲がりくねった給湯器の配管なども保温できます。
さらには、凍結防止水栓や水道凍結防止の専用ヒーターなどもあります。
凍結防止グッズの説明書をよく読んでお使いください。 

自分の家の水道管が、一体どこを通っているのか?
きちんと把握している人は、意外と少ないかもしれません。
屋外で露出している水道管は、まだわかりやすいですが、
例えば、北側の床下部分が開放されている造りの家の場合は、
そこから北風が入り込み、床下の水道管が凍結することもあります。
板などで開放口を冬場だけ一時的にふさぐことで、
床下の水道管への北風の直撃を防ぐことができます。

(2)水道メーターボックス内の保温対策

屋外にある「メーターボックス」も、地上に露出しており凍結しやすいため、
中に古い布・タオルなどや保温材を入れたり巻き付けたりして、
メーター付近の水道管を保温してください。
ここでも保温材は水に濡れないよう、ビニール袋などに詰めてから入れるようにしてください。
戸建住宅だけでなく、マンションの玄関横にあるメーターボックス内の水道管が
凍った事例もありますので、ご注意ください。

 【メーターボックスの保温】        【マンションのメーターボックスの一例】

    


(3)屋外設置型給湯器の保温対策

対策を忘れがちなのが、屋外設置型の給湯器(湯沸かし器)です。
給湯器は、内部にも水を通す管があり、蛇口やバルブを閉めても、
給湯器内部や配管の中に水が残っています。
冬の寒い夜間に、この残った水が凍りついてしまうと、
点火操作ができなくなったり、断水したり、
氷の膨張で水道管や給湯器内部の配管が壊れる可能性もあります。
給水管がむき出しになっている部分や、隙間などから強い寒気が入りこむ部分など、
タオルなど保温材での対策をお願いします。
給湯器の機種によっては、電気による凍結予防ヒータや自動ポンプなどの
凍結予防機能が付いているものもあります。
また、後述する「3.水抜き」での凍結防止策もあります。
詳しくは、給湯器の取扱説明書などをご覧ください。
取扱説明書がない場合は、購入した販売店にお尋ねください。

2.水を出しておく
 
少量の水を常に出しておくと、
水道管内の水が流れたままの状態が続き、水は凍りにくくなります。

水は流れていると凍結しにくいもの。
同じ気温のときに、池の水は凍結するのに、川の水が凍結しないのと同じです。
天気予報などにより、水道管の凍結の恐れがある場合は、
前日の就寝前に、自宅内の一か所の蛇口から、一晩中、
鉛筆の芯くらいの水を流し続けてください。
流し続けた水については、水道料金がかかりますので、出し過ぎにはご注意ください。
お風呂の浴槽やバケツなどに水をためておくと、流した水を有効利用できます。

ただし、水ではなくお湯を出しっぱなしにして何時間も放置していると、
ガスの安全装置が作動する可能性があるので、ご注意ください。

3.水抜きをする 

水道管の凍結対策として、「水抜き」があります。
これは、水道の元栓を閉めて、家の中の蛇口をすべて全開にして
水道管の内部にある水をすべて出し切り、水道管を空にする対策です。
水道管を空にしてしまえば、水はないので凍結を防ぐことが可能です。
特に、旅行や出張等で長期間、家を留守にする時などは、
水が流れず、室温がいつもよりも低下して、水道凍結が起こりやすくなり、
また漏水が発生した場合もすぐに止めることができないので、
水抜きによる対策も有効です。

水道の元栓は、メーターボックス内にある止水栓です。
止水栓は、次回にご紹介予定の「水道管の破損」や「漏水のチェック」でも
使いますので、この機会に、ぜひ場所をご確認ください。

 
寒い地方などでは、凍結対策として家全体の「水抜き」は重要で、
専用の水抜き栓や水抜きハンドルなども常設されています。
最近は比較的温暖な地域でも、給湯器やボイラー、ソーラー温水器など、
屋外設置型の給水機器をお使いのご家庭も多くあり、
これら水を使う機器の水抜きも注目されるようになりました。
給水機器には、概ね「止水栓」や「水抜栓」が付いています。
これを利用して水抜きをすることで、機器内に水が留まりにくくなり、
凍結するリスクを下げることができます。
機種によって水抜きの手順が異なる場合がありますので、
必ず取扱説明書を参照して、水抜きを行ってください。

●備えあれば、憂いなし

水道は、私たちの生活に欠かすことのできないライフラインです。
水道が凍結すれば、洗面・歯みがき、炊事・洗濯、トイレにも困ります。
また、予想外の時間や出費なども発生してしまいます。
本格的な冬が来る前に、凍結防止の意識を高め、冬支度をし、
寒波が予報される前に、必ず対策を実行してください。
何も対策しなかった結果、凍結してしまって後悔しても遅いです。

また、万が一の水道凍結と断水に備えて、
水の備蓄もお願いします。
今年は、災害が続いたこともあり、
これでもか~というほど、水の備蓄を毎回お願いしています。

今回は、水道凍結の基礎知識と、予防対策をお伝えしました。
さ~て、次回の私のブログは、冬の真っ只中の、1月7日(月曜日)で、
もし水道管が凍結してしまったら、凍結で破裂してしまったら、漏水チェック
の3本です。

 

 

 


 

 

 



児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。

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