部長ブログ@箕面市役所

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大阪広域水道企業団 と 箕面市

2019年01月30日 | 上下水道局

皆さま、こんにちは。
上下水道局長の小野啓輔です。

先日、「大阪広域水道企業団・市町村親睦駅伝大会」に参加しました。
といっても、私は応援専門で走ってませんが、箕面市からは、
1チーム5人×2チームの精鋭10人の職員が、
長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)を颯爽と駆け抜けました。

この駅伝大会、
大阪広域水道企業団職員と市町村職員との相互の親睦を深めるとともに、
健康保持増進を図ることを目的に毎年開催され、今年で9回目を迎えました。

消防長のブログでも、大阪実業団対抗駅伝競走大会や
消防職員駅伝大会への参加を紹介されていました。

駅伝というものは、何か、人を惹き付ける不思議な魅力があります。

駅伝は日本発祥のスポーツで、
大正6(1917)年の「東海道駅伝徒歩競走」が最初とされています。
このとき、駅伝を発案し、嘉納治五郎先生を大会会長として開催に尽力したのが、
今年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」のモデルとなっている
金栗四三さんです。

駅伝は、チームのために全員が一丸となって、たすきをつないでいきます。
各自が自分の区間でしっかりと役割を果たすため全力を出し切り、
それが、次の人にも受け継がれ、チーム全体を動かしていく。
その連携の姿は、とても感動的で、
仕事にも人生にも、大切なことを教えてくれます。

水道事業に携わる職員は、市域を越えた連携の大切さを良く知っており、
「水道一家」と言われるほど、仲が良く結束力が強いです。
この強い絆があればこそ、例えば、去年の大阪北部地震で箕面市が断水したときも、
日本水道協会を通じて、多くの市町村から、たくさんの職員さんが
それぞれ自前の給水車ですぐさま給水支援に駆けつけてくださいました。
その数、18自治体、2日間で延べ31台。
ずらりと並んだ給水車は、とても壮観でした。

ここに改めて、心から深く感謝申し上げます。

大阪北部地震の時の給水応援については、こちら。

今日は、この駅伝にちなんで、駅伝を主催している
「大阪広域水道企業団」について、ご紹介します。

●大阪広域水道企業団の概要

大阪広域水道企業団(企業団)は、
大阪市を除く府内の42市町村が設置している「一部事務組合」です。

地方自治法に基づき、地方公共団体の事務を共同処理するために
設けられた「特別地方公共団体」で、
さらに、水道や交通等、地方公営企業の経営を共同処理する一部事務組合を、
地方公営企業法では、「企業団」と呼んでいます。
企業団は、独立したひとつの法人格を持ち、
企業長を長とする執行機関(事務局)のほか、議会も監査機関もあります。

大阪広域水道企業団は、それまでの大阪府営水道を引き継ぐ団体として、
大阪市を除く大阪府内の42市町村が共同で、
平成22(2010)年度に設立しました。もちろん箕面市も構成団体です。

現在、大阪広域水道企業団では、
「水道用水供給事業」「工業用水道事業」「水道事業」を行っています。


           (大阪広域水道企業団ホームページから引用しています)

(1)水道用水供給事業

大阪広域水道企業団は、水道用水を自ら製造し、
大阪府内の42市町村に用水供給を行っており、
受水市町村が、各家庭・学校・会社等に水道水を供給しています。
いわば、企業団が水道の「卸売り」で、市町村が「小売り」ですね。

もともと大阪府域には、淀川以外に水量の豊かな大きな川がないため、
府内のほとんどの市町村では、近くの川や地下水だけでは
必要な水道水量を確保することができませんでした。
そこで、大阪広域水道企業団の前身である大阪府水道部が、
昭和26(1951)年2月から、十分な水を確保できない市町村のために
淀川を水源に水道用水を製造し市町村へ供給する「水の卸売業」として、
「大阪府営水道」を担ってきました。

以来、急増する水需要に対処するための施設整備・事業の拡張や、
水質の向上を図るための高度浄水施設の整備などがなされ、
平成23(2011)年4月1日以降、水道用水供給事業は、
大阪府水道部から大阪広域水道企業団が承継し、
企業団が、年間約5億2千万トンの水道用水を、
府内42の市町村に供給しています。
大阪府民に供給されている水道水の約7割(大阪市を除く)が
大阪広域水道企業団の水(企業団水道)です。

箕面市の水道水も、箕面市内で作っているのは、全体の12.9%で、
87.1%の水道水を、大阪広域水道企業団から供給を受けています。

(2)工業用水道事業

同じく平成23(2011)年4月1日から、
工場などで使用する冷却用、ボイラー用、洗浄用などの工業用水を製造し供給する
「工業用水道事業」も、大阪府水道部から企業団が引き継いで行っています。
府内の25市2町を給水区域とし、製造業、電気・ガス・熱供給業など
府内の給水企業 約420社に対して、工業用水を届けています。
なお、箕面市では、工業用水は受水していません。

(3)水道事業

さらに平成29(2017)年4月1日からは、
四條畷市・太子町・千早赤阪村の「水道事業」を引き継ぎ、
大阪広域水道企業団として、ご家庭などに直接水道水を届けています。

これは、企業団と四條畷市・太子町・千早赤阪村との水道事業の統合が実現したもので、
平成31(2019)年度からは泉南市・阪南市・豊能町・忠岡町・田尻町・岬町が、
平成36(2024)年度からは能勢町が、統合に参画する予定です。
さらに、藤井寺市・大阪狭山市・熊取町・河南町も、
平成33(2021)年度からの水道事業の統合に向けた検討・協議が進んでいます。
なお、箕面市の水道事業は、当面の間、
大阪広域水道企業団と統合する予定はありません。


           (大阪広域水道企業団ホームページから引用しています)

●大阪広域水道企業団の水の流れ

それでは、箕面市も関連する「水道用水供給事業」を中心に
大阪広域水道企業団が製造している水道水の流れを見てみましょう。

企業団は、琵琶湖から淀川に流れてきた水を取水し、
企業団の浄水場で安全・安心なきれいな浄水にしてから、
水道用水として各市町村に送っています。

大阪広域水道企業団の本部は、大阪市中央区谷町にあります。
企業団の取水場は、磯島取水場(枚方市)、一津屋取水場(摂津市)の2箇所、
浄水場は、村野浄水場(枚方市)、庭窪浄水場(守口市)、
三島浄水場(摂津市)、万博公園浄水施設(吹田市)があり、
さらに、浄水場できれいにされた水道用水は、
府内に15箇所ある中継ポンプ場や、6箇所ある浄水池などを通って、
各市町村に送られてきます。

また、送水管理システムによる全体の水の流れの管理・運用や、
送配水施設の改良工事・維持管理などを担う送水管理センター(東大阪市)や、
水源→浄水場→送水の水づくりのすべての段階で、きめ細かな水の調査・
分析・試験・検査などで、良質な水を確保する水質管理センター(枚方市)、
なども設置しています。
なお、ポンプ場と浄水池は無人化されており、
無線回線を用いて送水管理センターで一元的に遠隔監視制御を行っています。


  (大阪広域水道企業団ホームページから引用しています)

●大阪広域水道企業団と箕面市

大阪広域水道企業団から箕面市へ送られてくる水道用水も同様で、
もともと琵琶湖から淀川に流れてきた水を取水し、
枚方市にある「村野浄水場」と摂津市にある「三島浄水場」で、
安全・安心な浄水として作られます。

村野浄水場で作られた浄水は、枚方大橋の隣にある枚方水管橋を渡って
高槻市・茨木市域の地下水道管を通り、
小野原ポンプ場などの企業団施設で中継され、
主に箕面市の東部地域・北部地域などに送られています。

また、三島浄水場・万博公園浄水施設で作られた浄水は、
千里浄水池などの企業団施設で中継され、
主に箕面市の西部地域・中部地域などに送られています。

なお企業団では、よりきめ細かな運営を図るため、府内を3地域に区分し、
北部・東部・南部の3つの水道事業所を設置しており、
箕面市域は、北部水道事業所の管内にあります。
企業団北部水道事業所は、吹田市山田にあり、
大阪府の淀川以北にある10市町へ安全・安心な水道用水を供給するとともに、
産業活動などに欠かせない工業用水を淀川以北の企業に給水するための
水道管・ポンプ場などの施設の維持管理や整備・改良工事を担当しています。

【企業団の水道事業所の管轄区域図】

【北部水道事業所管内の拡大図】

        (大阪広域水道企業団ホームページから引用しています)

私たちの身近な企業団施設としては、
箕面市船場東3丁目にある「千里浄水池」や
箕面市粟生新家3丁目にある「小野原ポンプ場」があります。

千里浄水池は、以前、アクアテニスコートがあった場所です。
現在、大規模な更新・耐震工事を企業団北部水道事業所が進めています。

また、災害時に生活用の飲料水や医療用水等を応急給水できる
「あんしん給水栓」も、企業団が送水管路上に設置し維持管理しています。
箕面市内では、主に国道171号周辺などに21箇所あります。

あんしん給水栓については、こちら と こちら

このように、大阪広域水道企業団は、
箕面市の水道にとっても、たいへん重要なパートナーです。
今後とも、協働・連携して、市民の皆さまに、
安全で高品質な水を安定的に供給する責務を
確実に果たしてまいります。

          【小野原ポンプ場】                  【千里浄水池】
 
                              (大阪広域水道企業団ホームページから引用しています)

●欄外雑記

今回の企業団・市町村親睦駅伝大会。
箕面市から総勢25名で参加しました。
応援グッズとして、職員が会費を積み立ててそろえた
はちまき、うちわ、Tシャツも用意。
上水・下水問わず、一丸となって絆を深めた1日でした。

【会場の「ヤンマースタジアム長居」 と 開会式】


【スタート前余裕の箕面チーム と 笑顔の箕面応援団長】 


【箕面応援団が見守る中、緊迫の 駅伝スタート】 
                       

【駅伝箕面チームの力走】 

                             
【駅伝コース沿道でも応援 ~ よく見れば「新婚」のうちわ文字も】
                
                                   
お疲れ様でした!! 
  

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。 

                             

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