部長ブログ@箕面市役所

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箕面の特産ゆず、収穫はじまる!

2017年11月27日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
11月25日(土)は第42回箕面市農業祭に早朝から多数のご来場をいただき、誠にありがとうございました。今後とも、箕面の農業への応援をよろしくお願いいたします。

1.箕面の特産ゆず と 市民による収穫・剪定サポーター

箕面市北部の止々呂美地区で、ゆずの出荷が始まっています。
大阪府内で唯一のゆずの出荷生産地である止々呂美地区では、約20軒の農家が出荷用にゆずを栽培しています。
今年も11月中旬から12月初旬にかけて収穫が行われます。収穫量は約2トンを見込んでいます。

今年も、人手不足により収穫や手入れが十分に行き届かないゆず農家を応援する「ゆず収穫・剪定サポーター隊」が結成されました。

11月15日~27日までの間で6日間にわたり、19名の方にご参加いただき、4カ所のゆず農園で活動しました。本日27日で予定していたサポーター活動は終了ですが、追加日程があればお知らせいたします。(止々呂美ふるさと自然館でのジャムづくりは体験募集中です。問い合わせは農業振興課072-724-6728まで)

ゆず収穫・剪定サポーター隊は、ゆずが好きで農作業に関心のある市民のかたを対象に公募し結成されたもので、止々呂美ゆず生産者協議会(尾上喜治会長)の指導のもと、各農家に出向き、ゆず収穫や樹木剪定を手伝いました。

11月20日(月曜日)の産地の様子、サポーターの皆さんの活躍を少しご紹介します。

生産農家さんが、ハサミと収穫籠を手に持って、ゆずの大木にハシゴを掛けてスルスルと登っていかれます。
ゆずを収穫しながら、”来年も元気な果実が実ることを祈って”密生した枝木を剪定していきます。
下から見上げていると、木々の間に陽光が入り込み、みるみる明るくなっていきます。
風が通って、陽が差し込むことで、病害虫被害も防ぎ、元気な大玉が育ちます。

通常は5年ほどで結実される接ぎ木栽培が主流ですが、止々呂美のゆずは種からじっくり育てる実生(みしょう)栽培です。実が大きくて香りが良く、日持ちするのが特徴です。実生ならではの力強い樹木だから、元気な大きなトゲもあります。

農家さんが、実っているゆずを木ごと切り落とし、サポーターさんが、ハサミで丁寧に収穫していかれます。分業での流れ作業なので、あっという間に収穫籠がいっぱいになっていきます。

生産農家の尾上喜治さんも、サポーターさんの応援に喜んでくださっていました。「果樹園では16時頃には辺りが暗くなります。限られた時間での収穫ですので、市民のみなさんに手伝っていただくことで作業がいつもの倍以上、スピードアップするのでありがたい。また、昨年サポーターさんとともに手入れした”ほったらかしだったゆず園”も再生され、大きな柚子もとれてます。」

昨年もお母さんにつれてきてもらったお子さんが、生産農家さんと1年ぶりの再会です。
お子さん「じいじい、今年も来たよ。」
尾上喜治さん「おう、元気にしてたか。大きくなったのお・・・」
こんな生産者と消費者の交流もありました。

一方、生産現場から出荷された ゆずの行方ですが、
11月19日(日曜日)止々呂美ふれあい朝市では、実生ゆずの販売がはじまり、早朝から多くの買い物客でにぎわいました。
12月中旬頃まで、箕面駅前朝市(毎土曜日)や箕面中央朝市:JA大阪北部農産物直売所でも ゆずを購入することができます。

(日曜日の朝、大勢の買い物客でにぎわう止々呂美ふれあい朝市)

(朝市では、大きな実生ゆずが、直売されていました)

 

2.朝市市場規模8千万円への広がりと ”農地パトロール”

箕面市農業委員会では、遊休農地の発生を防止するために、月2回の農地パトロールを実施しています。

箕面市では、平成21年改正農地法施行を契機に、遊休農地の解消活動を本格化させ、農業委員会を通じて農地パトロールを定例実施するとともに、「大阪府農空間保全事業を活用した営農のための農道整備」や「耕作者不在農地への担い手の斡旋(利用権設定事業の創設)」などの取組を通じて、約14㏊(㌶)の遊休農地を解消してきました。

箕面産野菜の消費流通面では、平成22年にキューズモールふれあいパーク(箕面市立かやの広場)に ”箕面中央朝市”を立ち上げて、市街地の真ん中で箕面産野菜の販売拠点づくりを始め、現在では、市内朝市の総売上額は約8千万円/年間になるまで市場規模が拡充してきています。また、平成25年以降、学校給食でも箕面産野菜の使用を推進し、それまでほぼ0(ゼロ)%だった使用量が、今では25%程度(年間重量ベース)までに高まってきています。

しかし、その一方で、農業者の高齢化等に伴う農地管理面での課題もあります。農業委員会ではパトロールや相談活動を通じて、遊休農地(耕作放棄)の早期発見・早期解消に努めています。
11月1日(水曜日)農業委員会農地利用最適化推進委員会役員による農地パトロールです。この日は、今年の夏以降改善に向けて対応してきた7カ所の農地を点検してまわりました。

土地所有者の高齢化や疾病などにより畑の手入れができていないケースでは、所有者に対する指導だけでは、現実的に解決できないこともあります。地区農業委員が、所有者の事情も加味して、時には自立をケア、支援することも重要です。

下の写真は、10月末、新稲地区で、土地所有者一人ではどうにもならなかった”うっそうとした雑木群”を、地区農業委員が中心になり近隣農家さんらと一緒に自らチェーンソを持ちだして、雑木の撤去に取り組んだ様子です。雑木を除去された後は、土地所有者において下草刈りなどの手入れが再開されています。

頼る人もなく困っている時に、農業委員の「手伝うで。一緒にやろか。」の一言で前進しました。
農業現場も高齢化、担い手人口が減少していくことを前提にするならば、「指導」や「注意」だけではどうしても限界があります。だったら、昔ながらのムラ(地域)での助け合い、自立の支え合いによることが、遊休農地の発生防止に向けた最速・最良の解決策ではないかと改めて思い知らされました。
農業委員は、毎月このようなパトロール、相談等の活動を行い、農業と農地の継承のための取組をしています。

 

3.農業公社では農業体験を受け入れています!

箕面市農業公社では農業現場を体験することができます。平成21年改正農地法により、農家出身者でない方も、農地を借りてなら農業をすることができるようになりました。
でも、いざとなると、「畑を借りたい」と申し出ることはハードルが高く感じて躊躇い(ためらい)、一歩を踏み出せない方も多いようです。
そんな方は、先ずは、身近な箕面で、農業公社で「現場に触れる」ことをトライヤルしてはどうでしょうか。きっと、農業をすることの”イメージ”も湧きます。

11月17日(金曜日)、箕面市外院の畑で、玉ねぎ苗を植え付けする作業を体験された様子です。箕面市農業公社では、約4.5㏊の畑を借り受けて学校給食の野菜畑として活用しています。将来の新規就農者など農業の担い手の養成などを目的に、平成28年から農業体験の希望者を受入ており、今年は5名、これまでに14名の方が体験に参加されています。

この日は、前日に少し雨が降ったので、鍬(くわ)で土面をならして、玉ねぎ移植機に搭乗しての植付を体験されました。(写真右の女性が体験された方です)

この玉ねぎは、来年の春(5~6月)には、箕面市内の学校給食に出荷されます。
出荷先(消費者)までも見える体験現場です。

「農業の楽しさ、作物を育てる楽しさ、仲間と助け合う楽しさ」・・・都市農業の魅力を是非、体験してみてください。(詳しくはこちら)

 


箕面市では、11月11日(土曜日)から3月31日(土曜日)まで、「『振り込め詐欺』に注意!今、箕面市が狙われています!」を統一キャンペーンとして実施しています。不審な電話がかかってきた場合は、家族や周りの人に相談するか、消費生活センターか箕面警察署へ連絡しましょう。

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