部長ブログ@箕面市役所

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加熱式たばこは火災原因になるのか?

2019年09月03日 | 消防本部・署

こんにちは。消防本部の美谷(みや)です。

残暑お見舞い申し上げます。 段々と暑さも和らぎ、過ごしやすくなりました。
賑やかだった蝉の声も、「ツクツクホ~~シ!」に変わってきています。

トイストーリー4とタイアップした熱中症予防ポスターをご覧になった方もあると思いますが、まだまだ残暑が厳しい時期が続きます。

  

早め早めの熱中症予防を忘れないでね!・・・ウッディより! 

 

ところで話は変わりますが、「たばこ」についてのお話です・・・。

健康増進法の改正や大阪府受動喫煙防止条例の施行により、喫煙者にとっては喫煙場所が制限され、肩身の狭い状況になっていきます。
来年の4月からは、箕面市内の公共施設では敷地内全面禁煙となります。

たばこを吸う人が少なくなれば、消防的には火災原因の上位を占めている「たばこ」の出火原因が減ることになり、ありがたいことにはつながります。
火を使う「紙巻たばこ」に変わり、加熱式たばこも増えてきてはいますが、加熱式たばこも喫煙制限の対象です。

加熱式たばこが増えてきているところで、さて、火災原因になるのでしょうか? 焼いてないから燃えないのでは? ・・・熱くないし!

そこで、総務省消防庁では、火災発生危険を検証整理するため、「加熱式たばこ等の安全対策検討会」を開催し報告書をまとめました。

 

◆加熱式たばこ等の安全対策検討会報告書の概要

たばこ火災が住宅火災における死者の発生原因の上位を占めている中、火を使用しない新たなたばこ(加熱式たばこ)の市場が急速に拡大しており、これらの火災発生危険を検証・整理し、消防法令等の適用及び安全対策を整理されました。
たばこ火災の実態分析結果に基づき、たばこ火災が発生しやすい条件を再現し、紙巻たばこと加熱式たばこ3製品の火災発生危険を比較する実験を行ったところ、加熱式たばこ3製品はいずれもたばこ火災を発生させないことがわかりました。


【紙巻たばこで死者の発生につながりやすい寝たばこを想定した実験やごみ箱への直接廃棄、消火不十分を想定した実験結果】

1.たばこを原因とする火災の実態について
・布団類に着火したと思われる火災が多く、布団類に着火すると死者の発生につながる。また、消えていないたばこをごみ箱等に直接捨てたり、喫煙後の消火が不十分なことにより火災が発生する例が多い。
・以上のことから、火災想定の実証実験を実施

2.加熱式たばこ3製品(製品I・製品P・製品Gの火災発生危険及び安全装置等について
・事業者提出資料等に基づき確認したところ、たばこ葉を燃焼させておらず、機器の外周部の温度は数十度であり、様々な安全措置が施されており、加熱式たばこは紙巻たばこより火災発生危険が低いことが分かった。
 
3.紙巻たばこと加熱式たばこの火災発生危険の比較検証について
・たばこ火災の実態分析結果に基づき、たばこ火災が発生しやすい条件を再現し、紙巻たばこと加熱式たばこ3製品の火災発生危険を比較する実験を行ったところ、いずれの製品もたばこ火災を発生させないことがわかった。

4.喫煙規制について 
・このような安全対策に取り組まれた加熱式たばこが普及すれば、たばこ火災の低減に一定の効果がある。
・今後、新たな製品や互換品の出現が想定されること等を踏まえると、加熱式たばこの使用について、現時点で消防法や火災予防条例(例)で定める喫煙規制の対象外であると一律に判断することは困難である。

5.危険物施設の火気規制について 
 ・危険物施設における火気規制については、火災発生危険のある製品が使用される危険性を排除できないこと、加熱式たばこが使用された場合に従来の紙巻たばこと見分けることができないこと等から、危険物を貯蔵し又は取り扱う場所において使用しない運用とすることが安全管理上適当である。

 

《紙巻たばこと加熱式たばこの火災発生危険の比較検証》

◇加熱式たばこの基礎データ測定


◇布団類の繊維に対する着火危険の検証


◇紙ゴミ等に対する着火危険の検証

 

◇紙巻たばこのみ集めた灰皿に使用直後の加熱式たばこのカートリッジを投入することに対する着火危険の検証

消防庁では、報告書において、加熱式たばこに関する規格や基準などを検討する際には、適切な安全対策を講ずることが重要であることから、消防庁及び消防本部の意見を聞いた上で策定されることが望ましいと提言しています。

現在販売中の加熱式たばこの火災危険は無いとの結果ですが、今後の新機種の増加や紙巻たばことの混在の中で、規制は慎重に進めるとのことです。

今後、加熱式たばこの増加で火災が少なくなることを大いに期待したいと思います。

 

 

◆9月9日 救急の日

「救急の日」は、救急業務や救急医療に対して市民の皆さんの正しい理解と認識を深めていただくために、昭和57年に定められました。
今年は、9月8日~14日を「救急医療週間」として、正しい応急手当を身につけていただくために、毎月定例の「普通救命講習Ⅰ」に加え「上級救命講習」や「救急入門コース」を開催します。

◎上級救命講習(募集受講者数 30名)
 ・日 時 令和元年9月7日(土曜日) 午前9時00分~午後5時00分  
  場 所 箕面市消防本部 3階研修室

◎普通救命講習Ⅰ
 ・日時 令和元年9月1日(日曜日)午前9時30分~午後0時30分
  場所 東生涯学習センター(粟生間谷西3丁目1番3号)

  ・日時 令和元年9月7日(土曜日)午前9時00分~正午
  場所 豊能消防署 2階研修室

 ・日時 令和元年9月15日(日曜日)午前9時30分~午後0時30分
  場所 箕面市消防本部 3階研修室

◎救命入門コース
 ・日時 令和元年9月14日(土曜日)午前10時00分~午前11時30分
  場所 豊能消防署 2階研修室

  《詳しくは、こちらをどうぞ》  

救急件数が増えています。 本当に必要なときに救急車の到着に時間が掛かることになります。 救急車の適正利用をお願いします。

 お問い合わせは、箕面消防署東分署(729-7091)又は、豊能消防署(736-0119)まで。 

 

【火災救急発生状況】 平成31年1月1日からの箕面市と豊能町の合計値です。

  9月3日(火曜日)午前9時00分現在
  ◇火災     19件 (昨年同時期比較    +6件)
  ◇救急  5,579件 (昨年同時期比較 +176件)  

 

 

 

 

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