部長ブログ@箕面市役所

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「都市農業」って言葉をご存じですか?

2019年05月22日 | 農業委員会事務局

 こんにちは 農業委員会事務局長の藤田です。

《旬のもの》

 先日、箕面市内の畑で、知り合いのご家族と一緒に「イチゴ狩り」を体験させていただきました。

熟した真っ赤なイチゴは本当に甘く、子供達と一緒に夢中で採りました。

旬のものはやはり美味しいですね。

 イチゴを育てるには、苗を買う方法もありますが、株分けして増やす方法が一般的であり、収穫時期に茎の先に現れる新芽を子株として大事に育て株分けするそうです。また、親株からみて最初の新芽は病気を受け継いでいる可能性があることから、2番目以降の新芽を育てるという技術と労力が要ることを知り、農作物を作る方への感謝の気持ちを忘れないようにしたいと感じました。

 

<童心に戻って夢中でイチゴを採る私です>

 

 

<真っ赤なイチゴがたくさん採れました>

 

《都市農業》

 「都市農業」って言葉をご存じですか?

都市農業とは、「市街地及びその周辺の地域において行われる農業」のことで、まさに箕面市で行われている農業がこれにあたります。

 人口の減少や高齢化が進む中、これまで宅地化予定地として見られてきた都市農地に対する開発圧力の低下や、東日本大震災を契機として、防災の観点から都市農地を保全すべきとの声が広がり、都市農業に対する評価の高まりが見られている状況を踏まえ、国は都市農業振興基本法を平成27年4月に制定しました。

 この法律では、都市農業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、都市農業の安定的な継続を図るとともに、都市農業の持つ機能を発揮させることで、良好な都市環境の形成に役立てることを目的としています。

 ここでいう「都市農業の持つ機能」とは 新鮮な農産物の供給はもとより、災害時に避難場所となる防災空間機能や、緑地空間や水辺空間を提供し都市住民の生活に「やすらぎ」や「潤い」をもたらす役割など、多様な機能のことです。

 また、そのために推進すべき「都市農業の振興に関する施策」とは 農業の担い手の育成・確保はもとより、都市農業が継続される土地に関する税制上の措置、農産物の地元における消費の促進など、多くの施策が設定されています。

 例えば、国が実施する施策としては、「都市緑地法等の一部を改正する法律」の施行によって、市街化区域内で農地を継続する為に指定する「生産緑地地区」の指定要件(面積要件)を緩和したり、生産緑地地区の区域内における農地の貸借をしやすくする「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」を施行したり、税制改正によって農地等の相続税等の納税猶予制度の見直しを実施しています。

 箕面市においても、生産緑地は、市街地にある緑地機能として積極的に評価しており、法改正を受けて指定要件(面積要件)を「300平方メートル以上」に引き下げるという条例改正を平成30年4月1日付けで施行しています。  

また、農家戸数の減少とともに遊休農地の問題が顕著化するなか、市独自に遊休農地の利活用に向けた受け皿組織として「一般社団法人箕面市農業公社」を立ち上げ、担い手のいない農地を借り受けて農作物を生産するとともに、地元の農作物の消費促進策として学校給食へ供給しています。  

これら、市、農業委員会、教育委員会(学校給食)による連携した取組みは、農林水産省と国土交通省による「都市農業振興基本法のあらまし」というパンフレットでも紹介されるとともに、昨年度に全国農業会議所会長賞(第10回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰)を受賞しています。

 

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