部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
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色づく田んぼ!みんな笑顔の稲刈り体験へ!

2018年10月22日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長の野澤です。

すっかり秋めいてきました。箕面でも実りの秋をむかえ色づいた田んぼでは農業体験も行われています。

10月13日(土曜日)箕面市白島では、市民稲刈り体験が行われました。
大人と子ども総勢80名が、昔ながらの鎌(かま)による手刈りでの農作業に汗をながしました。

刈り取った稲をコンバインにかけると脱穀(だっこく)された籾(もみ)が次々に収穫袋に溜まっていきます。

袋をのぞき込み、子どもたちが両手いっぱいに籾を握りしめて
「これって、お米(こめ)なんや!」と驚く笑顔に、
ご協力いただいたコメ農家の岡村幸雄さんもうれしそうでした。

  

今年も市民の皆さんによる米づくり体験とともに、市内7小学校でも箕面市農業経営者連絡協議会を中心に地域のコメ農家さんらのご協力で米づくり体験が行われました。

刈る作業は、「腰が痛いし、大変だわ。」という声。
刈り取った稲を束にする作業も手先の器用さが必要で「これは慣れてないから難しい。しっかり束に縛れない。」という声が聞こえてきました。

コメ農家 岡村幸雄さんは、「ここでは、みんな笑顔になれる。腰が痛いとか、作業が大変といった声(感想)こそがこの体験の意義で、おいしいお米が食べられる幸せを体で感じ取っていただけたのでは。これからは、おいしいご飯を、より感謝して食べていただけることを願います。」と話されていました。

スーパーに毎日ならぶ生鮮野菜。見るのは、ほぼ「値札」だけ。
恵みの先にある原点はどこなのか、農業とは縁のない日常に暮らす私たちは”作り手の顔”を想い描くことも難しくなってきました。

食べられるのに捨てられる食品ロスは年間645万㌧時代。
だから、”農業体験”という生命の原点に触れることができる機会をこれからも大切にしていきたいと思います。

最後に、「落ちている稲穂をみんなで拾いましょう。お米1粒1粒大切にしましょう。」の掛け声のもと、皆で落穂を拾いました!
みなさん、お疲れさまでした!

西小稲刈り体験の箕面ブログはこちら

 

体験教育の場でもある田畑。そんな田畑を取り巻く課題解決に向けて 農業委員会の10月の活動を少しご紹介します。

1.農業委員会活動

箕面市農業委員会では、平成30年4月に農地利用の最適化推進指針を策定し、現委員任期中に、田畑の遊休農地ゼロ(完全解消と発生防止)をめざして活動しています。

10月11日(木曜日)、農業委員会では、東部(粟生間谷ほか)を農地パトロールしました。
箕面市農業委員会では、農業従事者の高齢化が深刻化する中、特に都市農業では、農業者だけでは解決しえない課題分野も増えている認識のもと、委員会活動を見える化し「地域とともにある委員会活動」をめざして、この日も地元自治会から参加いただきパトロールにご同行いただきました。

勝尾寺川の田んぼ取水口の渇水現場、豪雨時の砂防ダムからの流水現場、法蔵寺隣接の里道の傷み現場など、地域で課題となっている6箇所ほどを重点的にまわりました。

ガラシヤ病院の裏手にある砂防ダムでは、この夏の集中豪雨時に、ダムから下流の水路までの間で大量の雨水が溢れだし、下流域の田んぼが水に浸かりました。
  
この間、農業委員も加わり、大阪府と協議を重ね、砂防ダムは今年度中に約8mのかさ上げ工事とともに、流水が周辺に溢れて災害を引き起こすことがないように改修工事が施されこととなりました。

農業を取り巻く課題は多種多様です。

 

2.やっかいな竹害も解消へ!

翌10月12日(金曜日)は、箕面市西部の新稲地区。明治の森箕面国定公園に大阪府営箕面公園、自然に恵まれた環境である一方、農地が耕作放棄となる共通項の1つに「やっかいな竹害」があります。
土地所有者の事情による放置が原因となって竹笹が繁茂、このままでは借り手も見つからず、農業委員会も対応に困っていたところでした。

そこで、竹害対策にノウハウのある民間事業者 ヤンマーアグリイノベーション株式会社(大阪市北区鶴野町1-9)さんと折衝し、ご協力いただけることとなりました。


 
農業委員が中心となり、自治会長、実行組合長、水利組合長ら地元にも応援いただき竹を伐採し、同社によりご協力いただいた粉砕機に1本1本放り込んで粉砕していきました。みるみる体積も減ったチップ状態となり竹林が縮小し、“向こう側“見えてきました。

「この放置竹林の解決は難しいなあ~」と一時は思いましたが、民間事業者のご協力もあり、また地域からもご協力いただき、解決しました。
今後、再発防止もふくめ、農地として担い手に使ってもらうことが残課題です。

更に、粉砕された竹はゴミとして排出するのではなく、専用機械「植繊機」でパウダ
状(粉)にし、参加された農業者は各自持ち帰り、再利用資源として畑にもどし、微生物の活性化による“美味しい野菜づくり”にもつなげることとしました。

地道ですが、一つ一つ解決していきます。

 

3.大阪府農業委員会大会

 10月18日(木曜日)、こうした大阪農業の課題解決と発展に向けて、平成30年度大阪府農業委員会大会が開催されました。
大阪府内の全農業委員会委員による年1回の大会で、大会議案(「大阪農業の活性化に向けた要請決議」「都市農業・農地の保全・振興に関する要請決議」)の決議が行われ、第2部では、東京大学外学院の鈴木宣弘教授による基調講演「食と農と地域の未来のために」がありました。

そんな日々の委員会活動も経て、今年も秋の農業まつり、第43回箕面市農業祭が11月23日(金・祝)に開催されます。

4.第43回農業祭

農業祭は、市民と農業者の交流を通じて地域の農業を知っていただこうというもの。

農家さんにより 新米やとれたて新鮮な秋野菜が直売されます。


 
レジ袋やペットボトルなど深刻な海洋汚染につながるプラスチックゴミの削減に向けて、環境省「プラスチック資源循環戦略(素案)」でプラスチックゴミをどう減らしていくのかが議論されています。”環境にこれ以上負荷をかけない営みにしていく”ことも今の世代の役割かなと感じます。そこで1つ1つ。農業祭当日は、マイバックのご持参にもご協力をお願いします。

「ゆるキャラ(R)グランプリ2018」が、8月1日(水曜日)にスタートしました。市では、11月9日(金曜日)の投票期間終了までの間、今年こそ日本一獲得をめざす「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開します。