部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

春はお別れの季節でもあります

2014年04月01日 | 教育委員会委員

皆さま、こんにちは。
教育委員の大橋です。

この春、保育所や幼稚園にご入所・ご入園されるお子様と保護者の皆さま、
小学校・中学校にご入学される新入生と保護者の皆さま、
また新たな生活をお始めになる皆さまに、心よりお祝い申し上げます。   

 

みのおキューズモールふれあい広場の河津桜

●「箕面市いじめ防止基本方針」の策定

2013年に国会で可決された「いじめ防止対策推進法」を受けて、この度「箕面市いじめ防止基本方針」を策定しました。内容は、いじめに関する基本的な考え方、いじめ防止のために市が実施すること、いじめの防止等のために学校が実施すること、重大事態への対処、です。特に、いじめへの「未然防止」と「早期発見」に対する取り組みを重視しています。今後は、箕面市内の各小・中学校が、それぞれ「いじめ防止への取り組み」を策定することになります。
残念ながら、いじめは学齢期だけの問題ではなく、大人の社会にも存在します。子どもの頃から、人間は誰からもその尊厳を侵害されてはいけない存在だということを正面から学ぶ機会を得られることが望まれます。

散歩の途中で

●子どもの居場所づくりについて

昨今、乳幼児から高校生まで、子どもたちの居場所がとても少なくなっているのではないかという心象をお持ちのかたは多いと思います。
私は、子どもが1才の時に九州より箕面市に転居してきました。箕面市役所に保育園の件で電話をすると、担当者のかたが、私が転居したばかりで心細い思いをしていたことを察してくださったのか、「おひさまルーム」の紹介をしてくださいました。雨の日や、自分の体調がすぐれない時などに、子どもを安心して遊ばせることができ、そのうえ保育士の先生に子育ての心配事などを相談することもできて、本当にありがたかったです。当時は、自治体として子育ての環境づくりに努力している所なんだなぁと思ったものです。

春のこどもフェスティバルin箕面(2014年3月22日)

小学校では、昨年度より中小学校と豊川北小学校において「新放課後モデル事業」が始められました。本年度も引き続き同校で実施されます。さまざまな立場のかたから、いろいろなご意見を賜っています。小学生が本当に必要としている居場所がどのようなものかということを考え、よりよい居場所づくりのために改善を進めていきたいと思います。

本年度から中央図書館をリニューアルする工事が開始される予定です。小さなお子さま連れのかたが、より使いやすい空間を造り出すことが目的の一つです。ぜひ、多くの親子連れのかたがたに図書館を利用して頂ければと思っています。図書館は、さまざまな世代のかたたちが色々な目的のために利用する場所です。中高生の読書離れが話題になってすでに久しいです。中学生や高校生たちが、調べものをしたり、学べるような落ち着いた居場所・空間の確保についても、利用者のニーズを踏まえ、検討してほしいと思います。

 

山麓線で見つけた春の兆し

●これからの教育委員の活動について

教育委員1年生の私たちにとって、この1年間は、箕面市の教育行政を学び、議論し、学校訪問などを通して学校活動を視察することが主な活動の中心でした。
この1年間を振り返り、これからどのような活動をしていく必要があるのか、教育委員で熟議を重ねました。その結果、保護者として選ばれた私たち委員ができることは、教育現場の当事者である児童・生徒、教員、そして保護者、地域のかたがたとの意見交換を通して(たとえばタウンミーティングなど)、箕面の教育の現在そして未来を見据えた議論をしていくことではないかという意見にたどり着きました。これまで、教育長、教育委員長、委員4名が、ブログという場をお借りして、活動の報告や各委員の考えなどを交替で発信させて頂いてきました。これからは、市民のみなさまから直接お話しを伺うという活動を中心に据え、ブログとは別の形態で皆さまに対して発信させて頂きたいと考えております。そのため、今後の教育委員会のブログは、各委員が皆さまに報告すべきことや考えていることなどをお伝えしたい時に、随時発信させて頂くというように変更させて頂きたいと存じます。
誠に勝手な言い分で大変恐縮ですが、ご理解賜りたくお願い申し上げます。そして、これからも私たち教育委員の活動について、皆さまのさらなるご理解・ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 

 

まーぶ夢フェスタ・萱野小学校気球会場(2014年3月23日)

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震チェック無料キャンペーン実施中!』です。


子どもたちの自発的で自由な遊びを見守っていきましょう

2014年03月25日 | 教育委員会委員

みなさま、こんにちは。
教育委員の丹澤でございます。

保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と卒業されたみなさま、ご卒業おめでとうございます。次のステップへと進まれるにあたり、喜びと期待で満ち溢れていることでしょう。

先日、幼児教育のテレビ番組で、どのような幼少時代を過ごさせたら良いのか?という内容の番組がありました。
そして、対象の保護者にアンケートをとった結果、以下のような回答があったそうです。

38%のかたが「幼稚園の時は、思いっきり外遊びをさせた。」

では、「どのような外遊びか?」

「自発的に遊ぶことを心がけ、集中して遊んでいるときは集中を邪魔しなかった。」

最近は、幼稚園などで自由に好きなことをして遊んでもいいと言っても、戸惑う子どもが多いそうです。しかし、本来、子どもは、自主的な遊びを通して実に多くのことを学びます。字が読める、計算できるというのも遊びの中から自然に土台づくりができてくるものです。そして、答えを出すことよりも、答えに至るまでの過程での考える力が大切です。その積み重ねの中から自分の考え方の道筋を見い出せ、思考力が自分の物になり実力がついてくるものです。
箕面市でも、思考力・判断力・表現力を身に付ける授業づくりをすすめています。

また、「外遊び」とひと言で言っても、電子機器発達の時代の中、なかなか難しいものです。お友達などがゲームをしていると一緒にやりたくなるのも子どもの心情です。ゲームをしていると静かにしていてくれたりするので、保護者としても、ついついさせておいてしまうこともあります。
それに、昔と違い車の数が増え、保護者なしで自転車に乗せたり、遊びに行かせたりするのも難しくなりました。
箕面市には子育て中のお母様・お父様を応援する施設や企画がたくさんあります。(→こちらをご参考にしてください。)
是非、それらを利用し、箕面市・地域と一緒に子どもたちの成長を見守っていきましょう。

先日、以前から希望していましたPTAのみなさまとの意見交換会が実現しました。お仕事でお忙しいお父様やお母様がたの貴重なお時間を頂き、大変感謝いたしております。
以下のようなご意見を頂きました。
(1)学校内での先生同士の組織化。例えば、年度途中で学校を辞められた場合にも教科・学年できちんとカバーできるようにしてほしい。
(2)教育委員自らがもっと学校に直接赴き、現場を見てほしい。教育内容だけでなく学校施設の備品なども。
(3)先生がたがの授業指導の面だけでなく、生徒への心理的・精神的な対応を身に付けられるよう研修を充実してほしい。
(4)先生によって仕事量が違いすぎるように見えるが、いかがなものかと思う。
(5)今回、より良くしたいという気持ちで話をしているが、ともすれば、現状のマイナス面が話題になりがちである。そうではなく、先生がたがやる気のでるようなプラス面での評価もすべきではないか。
(6)教員を確保するには、箕面市の教員になると他市よりもメリットがあるという魅力的なアピールが必要ではないか。
(7)新任研修も大切であるが、新任以外の教員の研修も充実してほしい。
(8)教育委員自らもっと保護者やPTAとの交流機会を持ったほうが良い。

などなどの沢山のご意見を頂きました。確かにすぐに解決できるものもあれば、学校に出向き対応しないといけないこと、また時間をかけて対処していかなければならないものなどもあります。

このようなご意見の中、私たち教育委員に何が必要かをその後何回か熟議を重ねてきました。
その中で強く感じたのは、「学校・先生がた、そしてお子様や保護者のみなさまの考え・様子を公募の教育委員が市民目線で皆様に発信していく」ということの大切さです。この1年間は学校訪問・給食視察などで全学校を訪問してきましたが、その内容はブログ中心で発信してきました。2年目はもっともっと学校に出向き直接先生がたと交流の機会を持ち、また、保護者の皆様とも意見交流会をもてる機会を増やしていこうと熟議している最中です。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。


意見交換会

2014年03月11日 | 教育委員会委員

こんにちは。教育委員の中享子です。
少し暖かくなったかなと思っていたら、また寒くなったりと、もうすぐ春なんだなと思う今日この頃です。

お雛様

●文教常任委員会委員のかたがたとの意見交換会

先日の2月24日(月曜日)ですが、第2回目の文教常任委員会委員のかたがたとの意見交換会がありました。第1回目ではいろいろなお話が出て、深く議論することができずにあっという間に時間が過ぎてしまったため、今回はテーマを英語教育に決めて、意見交換をしました。
意見交換の中で、今まで英語を読み、書くことはできたけれど、会話となると勇気が必要だったというお話は多く、読み書きと合わせて会話もできれば、異文化交流の場で臆せず力を発揮できるので、小さい頃から恥ずかしがらずに英語を発音したり、会話することは良いのではという意見や、箕面らしいきちんとした英語を教えないといけないという意見、国語と英語との間での子どもたちの混乱はないのかという意見、英語はツールとしては重要だけれど、日本人としてのアイデンティティも教えないといけないという意見などたくさんの意見が出ました

山元委員長がお話しされていたことですが、ある不登校だった子が、英語を勉強して海外で活躍されるようになったそうです。(山元委員長がブログでも紹介されています→こちら)そういった子どもたちにとって英語教育は、別の舞台で活躍の場をみつけるためのサポートにもなるのではないかということです。私も単に英語が話せるようになるということだけではなく、もっと幅広い教育効果があるのではないかという考え方に共感しました。また今回も話しは尽きず時間が足りなくなってしまい、また次の機会にでも意見交換会をしましょうということになりました。

●PTA役員のかたがたとの意見交換会

また、2月22日(土曜日)にはPTA役員のかたがたとの意見交換会があり、大変貴重なご意見をいただきました。教育委員になってから委員全員が保護者のかたがたとの意見交換会を実現したいと願っていました。寒い中、意見交換会にお越しいただいたPTAの役員の皆様、本当にありがとうございました。
委員会の熟議の中でも、例えば中学生との意見交換会を開催し、子どもたちの思いを直接聞いてみてはどうかとか、他市の委員との意見交換を行うのはどうかなど、いろいろな意見が出ています。

また、ブログを含めた情報発信のあり方についても、再度検討しようという意見が出ています。今回の意見交換会のような形は、参加いただいたかたのご意見を直接お聞きし、また私たち委員の考えも直接お話しすることで、一方的な情報発信よりも、お互いに理解が深まった手ごたえを感じました。今後、もっとたくさんの保護者のかたがた、地域のかたがた、教員のかたがたのご意見や思いをお聞きし、それを繋げていくこと、そして教育を受ける子どもたちの願いを一番に受け止めることも忘れることなく、箕面の教育をより良いものにしていきたいと思っています。

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壁を取り払うためにできること

2014年03月04日 | 教育委員会委員

市民のみなさまこんにちは。教育委員の高野敦子です。
いよいよ3月。学校園所では卒業、卒園を控えて節目の月です。
我が子も卒園式を控えて残り少ない園生活を楽しんでいます。傍ら、私は入学準備の学用品などを揃えて時間をみつけては記名をしています。成長を感じて嬉しくもあり、慣れ親しんだ幼稚園を卒園することを少し切なく感じています。

春を待ちわび、チューリップもきれいに咲き始めました。

卒業、卒園を迎えるみなさん、おめでとうございます。私も市内の小・中学校幼稚園の卒業式、卒園式に伺います。みなさんの旅立ちを一緒にお祝いしたいなと思います。

ミニスイセン「テータテート」

先日2月22日(土曜日)に箕面市PTA連絡協議会の役員さん(小・中学校のPTA会長の代表の3方と同じく副会長の代表の3方)と私たち教育委員6人とで懇談の機会をもちました。

日頃お子さんを通して、PTA活動を通じて、感じている様々なご意見をうかがうことができました。

その中で授業中教室内が騒がしく聞こえない、成立していないという話がいくつか挙がりました。

私が中学生の頃か、ちょうど校内暴力が頻発して全国的に窓ガラスが割れる、校内の物が壊される、授業も成立しなくて、荒れた時代がありました。
何度か現場の先生から「当時に比べたら今はずいぶん落ち着いていますよ」という話を聞いたことがあります。
確かに目に見える部分では当時に比べたら落ち着いて良くなっているかもしれませんが、今でも騒がしく聞こえない、授業が分かりにくいといった声が実際に多いのは大きな問題です。しかも、子どもの視点に立って考えていかなければいけない教育で、育った環境も社会も違う20年前の中学生と今の中学生を比べて良くなったと判断するのはおかしなことです。

それぞれの認識にズレがあるなと感じました。問題に対して、教師の側から、保護者の側から、子どもの側から、行政の側から考えて、何が原因か、そのためにどのようにしていったらよいのかを考えていくことがもっと必要だと感じました。その第一歩はやはり直接話すことだと思います。人との付き合いも話をしてわかりあえることがたくさんあります。


パンジー

また、教育について知ることも大切だと感じています。
それは、いろいろ調べて勉強して知るのではなく、もっと自然と教育に関する話題や情報があふれている毎日であればと思います。決まったことを示すだけではなく、もっと教育に関する情報を積極的に発信する。広く意見を求めていろいろな考えや思いのもとでこそ、よりよいものが生まれるのではないでしょうか。
何をやっているか、考えているかわからない、見えない、自分達の思いを伝えることができない、それが壁ですよね。


ビオラ

私は教育委員になり1年になります。それまでは箕面市の教育についてほとんど知識がありませんでした。学習会で箕面の教育について学び、様々な施策を知る中で、よりよくするために何かできることはないかなと具体的なことを考えるようになりました。
理想論かもしれませんが、一人ひとりが互いの立場の違いなどによる壁を取り払う努力をし、向かう方向を確かめ合いながら皆で作り上げていけたらもっと充実した教育を実現できるのかなと思います。その中では誰かに責任を押しつけるということもないのかなと思っています。

子どもたちのためにこれからの教育を一緒に考えていきませんか?

私も保護者の一人ですが、私の考えや認識はほんの一部にしか過ぎず、もっと広く保護者の、地域の皆さんの考えに耳を傾けていかなくてはいけないなと改めて感じました。もちろん、待っているのではなく、どんどん話をしに行かないといけないと思います。

最後に、
『たかのさんちのえほんばこ7』
…私が子育てで唯一頑張って続けていること、寝る前の読み聞かせ。我が家で人気の絵本を少しずつご紹介します。

『からすのパンやさん』作:かこさとし、出版社:偕成社

いずみがもりのからすのパン屋さんのおはなし。おとうさんたちがどっさり焼いたおもしろくすてきなパンがズラッと並ぶのですが私もワクワクします。
うちの子どもたちもパンが好きなのでこの絵本は面白いようです。かざぐるまを見つけるとからすのパン屋さんだと探しています。
普段は大きな体の真っ黒なカラスも絵本の中ではかわいいですね。箕面の山を眺めていると、絵本に出てくる「いずみがもり」に見えてきます。

この本は私が幼い頃、よく母に読んでもらった本です。それが、お話の中身についてはあまり覚えていなくて、子どもたちと読みながら、こんなお話だったのか、と思ったほどです。
でもこの絵は不思議なくらい覚えています。自分で読み進めながら、温かい雰囲気に包まれます。
懐かしい名作の絵本はたくさんあります。思い出の絵本を見つけたらぜひ手にとってみてください。読み繋いでいくのも素敵ですね。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。


小学校からの英語教育

2014年02月25日 | 教育委員会委員

みなさん、こんにちは。教育委員長の山元です。

既に新聞報道などでご存じのかたもいらっしゃると思いますが、箕面では、平成27年度から小学校1年生から英語教育を始めることとし、平成26年度はその準備に着手することになりました。これは、教育委員会事務局の綿密な頑張りと、時代を読んだ改革的な取組への意志の強さのたまものです。

ネイティブの外国語指導助手(ALT)による英語授業の様子

小学校からの英語教育に取り組まれている全国の先進的な自治体の事例を参考にさせていただいて、箕面の子どもたちにとって、何が求められるのか、何が大切なのか、見過ごしていることはないのかなど、教育委員みんなで議論を重ねてきました。この議論の中で、教育行政経験の長い私が、ハッと気づかされたことがありました。我が国では、教育施策を進めるにあたって、文部科学省でも、大阪府教育委員会でも、まず、一部の地域や一部の学校で試行実施し、その後、全体に広めるという手法で進めてきました。だから、今回の英語教育も、まず、試行的に何校かでやってみて、その後全校に拡げてはどうかという主張を行いました。すると、公募の教育委員さんから強烈な反対を受けました。「子どもを実験台にしないで欲しい。」「やるところとやらないところができるならやらない方がまし。」など。「でも、まず試行してみたら、広げやすいし、ダメなら縮小もできる。予算の面を考慮しても、その方がいいのではないかな。」と私が言うと、「委員長はきっとそういうと思ったから、説得されないよう、みんなで譲らないでおこうと話し合っていた。」と返され、「これが市民感覚か!」と、改めて、戦後、我が国の学校教育の世界でしばしば採用されてきた試行実施という手法は、市民からはあまり受け入れられてなかったのだという実感をはっきり持ってしまいました。

 

●英語が話せることで、可能性は広がっていきます

「英語」という教科は、世界中の多くの国や地域の共通言語になっていて、英語を話せるようになることで、これからグローバル社会を生きていく子どもたちの生きていく力をみがき、異文化理解に最も役立つツールを身に付ける教科だと思います。しかし、実際は、英語を話したいと思っていても授業時間中に英語を話すことは微々たるもので、ほとんどが文法や文章力ばかりに時間を割くことになり、授業中に英語で自ら話しかける時間などほぼ無いのでは。ずっと、先生からの一方的な受け身の授業では英語が話せるわけがないと思うのです。

自分の体験から感じたことをさらに述べると、中学に進学するとき、英語が始まることにわくわくしていたことを覚えています。「英語がしゃべれるようになるんや!」。NHKで「基礎英語」も勉強しました。けれども、半年もすれば、「英語がしゃべれるようになるんや」と思っていた希望的観測は吹き飛んでしまいました。毎日、筆記体の練習や英文和訳にたっぷり時間が割かれ、授業はほぼ日本語でした。暗唱や書き写すことに重きがおかれ、「書け」「覚えろ」の繰り返しであったように思います。そのうちに、もう「基礎英語」は全然見なくなりました。学校でやっていることと、あまりにもかけ離れていたからです。

英語教育に対話は不可欠です

今、大学生の就職戦線でも「英語」がしゃべれることが重要なポイントとなっています。もっと言えば、「留学経験」も重要です。さらには、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、ホテル業界などは、「英語」はしゃべれて当たり前。それプラス他の外国語もしゃべれることが求められます。「ユニクロ」や「楽天」では、ほぼ7~8割、留学生や外国人を採用していると聞きます。「英語」が話せるということは、子どもたちにとってとてつもなく重要なものとなってきています。箕面の子どもたちが、柔軟に物事を取り入れられる小さい頃から、全面的に「英語」を学んでいくことは、私は大賛成です。私の勤務する大学の学生と、「小学校低学年からの英語導入」について討論したときに、「先生、英語導入に反対している人たちに言いたいんだけど、中学校3年間で、今の授業時数で、トータルどれだけ中学生が英語勉強しているか知ってますかと言いたい。」「1年365日に換算すると、たったの15日半ですよ。」「中・高と勉強してもトータル1カ月程度ですよ。」「やらなさすぎですよ。」と主張する学生がいました。自らも、今の時代に中学生期を迎えたかったと悔しがっています。そんな彼らを見ていると、「英会話」の場面では、別人格で生きているように私には映ります。英語をマスターしたことにより、日本語だけで生きてきた人生とは別の舞台に彼らは立っているように思えます。

そんな彼ら彼女らの姿を見ていて、私は大阪府教育委員会時代に不登校の子どもたちの立ち直りに深く関わってきたのですが、その頃のことを思い出しました。当時、不登校を克服するために、彼ら彼女らに渡せる「魔法の杖」は「大学の学生証」だけだとずっと考えていました。学生証がなければ民間に挑戦できない。アルバイトができない。不登校の子どもたちを何とかして大学生に仕立て上げること、それが不登校克服の道であるとずっと思ってきました。しかし、大学に勤務して、それ以外の可能性があることに気づきました。「英語」です。「英語」をマスターすれば別の舞台に立てる。このことを実感しています。日本語の舞台では上手くいかなかった人生であっても、英語を頑張ってマスターすれば、また別の舞台に立てる。今、真剣にそう考えています。「英語」は生徒指導の場面でも大きな転換をもたらすもの、進路指導の分野でも大きな力となり得る。そう考えています。

もちろん、我が国では「英語」改革に何度も挑んで失敗してきています。そのことは十分承知しています。また、入試への影響、進路保障も、保護者のかたがたや子どもたちにとっても、最も重要なことです。私たち教育委員は、言い方は難しいのですが、「英会話」と、いわゆる「受験英語」は両立させたいと思っています。やっぱり、「長文読解」「和文英訳」「英文和訳」「文法」等にも、絶対的な力をつけて欲しいと願っています。これは、欲張りでも何でも無く当たり前だと思っています。子どもたちの人生がかかっていますので、小学校からの「英語教育」は絶対後へは退かずに取り組んで参ります。

 

●2月15日(土曜日)青少年健全育成市民大会にて

青少年健全育成市民大会に出席しました。教育委員長として、「もみじ顕彰」を直接お渡ししました。多くの青少年、団体、そして、日々お世話になっている地域のかたがたに、賞状と記念の盾を贈呈させていただき、その労をねぎらうとともに、今後のますますの活躍をお願いいたしました。子どもたちは、学校だけで育つわけではありません。学校の取組も地域活動とあまりにも乖離すると期待する効果は全く出て参りません。子どもたちの健全育成に、見守り活動に多くの諸先輩が関わっていただける。このことほど子どもたちにとって心強いものはありません。箕面の多くの青少年が地域ぐるみで育てられ、全国に、世界に活躍の場所を繰り広げてくれていることはうれしい限りです。
メイプルホールで懐かしい人に会いました。豊中市の職員で懇意にさせていただいているかたに出会い、「ここで何してるの?」と尋ねたら、「箕面市の青少年指導員をしている。会長の廣瀬さんとは仲良くしていただいている。」という返事で驚きました。豊中市の職員が「メイプルホールで倉田市長や内海議長の挨拶を聞いている。」と言われたことも新鮮でした。数多くのいろいろな立場のかたがたに箕面の子どもたちは関わっていただいていることにあらためて感謝いたします。

表彰式の様子

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。