部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

インフルエンザ警報発令中

2019年01月21日 | 病院事業管理者

皆様こんにちは。病院事業管理者(兼)市立病院事務局長事務取扱の稲野です。

今シーズンもインフルエンザが流行してきました。学級閉鎖や学年閉鎖がなされている小中学校が多数出てきており、池田保健所管内には「インフルエンザ警報」が発令されています。箕面市立病院では、インフルエンザの感染拡大を防止するため、昨年12月29日から原則として、面会を禁止しています。ご理解とご協力をお願いいたします。

(面会禁止のお知らせ)

さて、今回は、その「インフルエンザ」の発生状況について、ご紹介いたします。

○インフルエンザの発生状況
今シーズンもインフルエンザが急激に増加してきました。昨年12月中頃までは昨シーズンを下回るペースだったので、「今年はそんなに流行しないかも」と少し期待していましたが、寒さの進行とともに、やはり徐々に増加してきました。具体的には、学校の冬休みが始まる頃から、その勢いが急激となり、年末年始は昨シーズンの倍近くまで増加しました。

(市立病院でのA型・B型患者数シーズン比較)

今シーズンのインフルエンザは、「A型一色」と言ってもいいほど、A型が流行しています。市立病院でインフルエンザと診断されたかたは、1月14日の成人の日までで623名いらっしゃいますが、B型は1人もなく、全員がA型です。昨シーズンは、A型、B型ほぼ同数でしたので、こうも違うものかと感心させられます。

以前のブログでもご紹介しましたが、国立感染症研究所では、インフルエンザの流行状況を示す情報として、「警報」と「注意報」を発表しています。全国に約5000か所ある定点観測医療機関で、1週間ごとの医療機関当たりの患者数が10人を超えると「注意報」が、30人を超えると「警報」が、その地域に出る仕組みとなっています。池田保健所管内でも、すでに「警報レベル」まで、インフルエンザが拡大しています。

(2019.1.7~1.13の「インフルエンザ流行マップ」 *赤色が警報地域)
出典:国立感染症研究所ホームページ

また、豊能広域こども急病センターでも、12月22~24日の3連休と年末年始休暇の期間中は、多数の子どもたちがインフルエンザと診断されました。(次のグラフ参照。なお、12月25日(火曜日)から28日(金曜日)までの間の患者数が少ないのは、まちの開業医さんが診療されているためで、患者数そのものが減ったわけではありません。)

 そして、成人の日を含む3連休も多くの患者さまが市立病院や豊能広域こども急病センターを受診され、昨シーズンを上回るペースでインフルエンザが拡大しています。

 
○インフルエンザの感染防止
インフルエンザは、咳やくしゃみなどの飛沫が鼻や口の粘膜に付着することでうつります。また、飛沫が付着したつり皮や手すりなどをさわった手で、自身の鼻や口を触ったりして、うつります。人混みや電車内など、近距離で人と接する場合は必ずマスクをつけ、こまめに手洗いや手指消毒をしましょう。

現在、市立病院では、インフルエンザの感染拡大を防止するため、医師が要請した場合などのやむを得ない場合を除き、原則的に面会を禁止しています。また、患者さまがインフルエンザに感染し、病棟に持ち帰らないようにするため、入院患者さまの外出・外泊も原則として禁止しています。

なお、やむを得ない理由により、面会が必要なかたは守衛室にお申し出ください。面会される場合は、入院患者さまへの感染を防止するため、手指消毒とマスクの着用を義務づけています。ご理解とご協力をお願いいたします。


【お知らせ】
○市民医療講座「知っておきたい脂肪肝と胃腸炎のおはなし」
  日時 平成31年2月16日(土曜日)午後2時~4時
  場所 箕面市立病院リハビリテーション棟4階 いろはホール
  講師 箕面市立病院 消化器内科部長 由良 守医師
          同            医員 森下直紀医師
*参加費無料。予約も不要です。ぜひ会場へ直接お越しください。
*手話通訳又は要約筆記をご希望のかたは2月7日(木曜日)までに、病院経営室(電話
  728-2034)へお申し込みください。

 

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。


競艇事業からの資金借入

2018年12月26日 | 病院事業管理者

皆様こんにちは。病院事業管理者(兼)市立病院事務局長の稲野です。

いよいよ今年も大詰め。今年の漢字「災」が示すとおり、巨大地震や大型台風、集中豪雨など、多くの災害に見舞われた一年でした。平成最後の年、31年(2019年)が皆様にとりまして、幸多い一年となりますよう、心からお祈りいたします。
市立病院は、市民の健康をまもるため、年末年始も交替勤務で稼働します。来年もご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

(ライフプラザ斜面の正月飾り「亥」)

さて、今回は、去る12月20日の平成30年第4回箕面市議会定例会で補正予算をお認めいただいた「競艇事業からの資金借入」について、ご紹介します。

○第三次市立病院改革プランの概要
2017年2月に策定した「新・市立病院改革プラン」(二次プラン)が計画初年度である2017年度において、目標とした収支差マイナス4億36百万円に対し、決算額がマイナス約8億88百万円となり、目標額を約4億52百万円下回る結果となったことから、速やかに軌道修正を図るため、2018年8月に「第三次市立病院改革プラン」(三次プラン)を策定しました。

その主な内容は、開業医や検診機関からの紹介患者の確保と救急車搬送患者の確保により、外来受診・検査・入院・手術・リハビリ等の件数を増加させることや、診療材料費や医薬材料費等のコスト削減などに取り組み、2023年度に16百万円の黒字に転換する計画です。(詳しくは、コチラをご覧ください。)

○補正予算の概要~競艇事業会計からの長期借入
三次プランに基づき収支改善を図るとしても、当面の間、資金ベースでは不足が生じます。その金額は、次のグラフにあるとおり、今年度末で613百万円、2019年度末では759百万円となる見込みです。

三次プランの収支改善目標値(収支差)と資金残高

公営企業における資金不足の対応策は、一時借入と長期借入があります。この間、活用してきた一時借入は、年度内に返済することが原則で、年度末の段階で1度だけ借り換えが認められていますが、翌年度には借り換えができません。今回の病院事業会計での資金不足は、複数年にまたがり一時借入ができないため、長期借入を行うこととしました。

また、借入先は、これまでの一時借入の一般会計ではなく、競艇事業会計から借り入れることとしました。競艇事業は、公営競技として、その収益は自治体の公共目的達成のために使用するものとされており、比較的、資金に余裕があることから、借入先としました。競艇事業は、本市の公共施設整備や市民生活を支える貴重な財源として、長年に亘り、市政に貢献しており、市一般会計への繰出金累計は、約1483億にも上ります。今回は、市立病院の支援にも活用させていただくことになりました。


なお、今回はあくまで借入れのため、三次プランに基づき、収支改善を図り、資金に余裕ができる2021年度から3カ年で返済する予定です。三次プランの着実な推進のため、病院スタッフ一丸となって、改革に取り組んでいきます。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。 


「産婦人科をもっと身近に」&「心臓の病気について」

2018年12月03日 | 病院事業管理者

皆様こんにちは。箕面市病院事業管理者(兼)事務局長事務取扱の稲野です。

ことしも師走。あと1か月で平成30年も終わりです。歳をとるほど一年がはやく感じられるといいますが、いつもこの季節になると実感します。
また、インフルエンザが流行してきました。こまめな手洗いやマスクの着用など、予防策をしっかりとして、楽しい年末をお過ごしください。

(紅色がきれいな市立病院のもみじ)

さて、今回は、直近に開催した市民医療講座「聞きにくい行きにくい~産婦人科をもっと身近に」と「症状がないから大丈夫!?心臓の病気について毎日の生活で心がけること」について、ご紹介します。

○聞きにくい行きにくい~産婦人科をもっと身近に
去る10月13日(土曜日)に開催した市民医療講座は「聞きにくい行きにくい~産婦人科をもっと身近に」がテーマでした。講師は、当院の医務局次長(兼)産婦人科主任部長の足立和繁医師、部長の山本善光医師、医長の舟田里奈医師に務めてもらいました。

まず最初に、足立医師から、産婦人科の紹介をしました。常勤医師10名がチーム医療を基本として、「報連相(ほうれんそう)」を大事に、毎朝カンファレンスをしていること。産科外来の担当はすべて女性医師であることや、平成29年度の手術実績として、帝王切開など産科手術が56件、腹腔鏡による子宮全摘術など婦人科手術が362件だったこと、診察室や分娩室の紹介、明るい病棟のようすなどを説明しました。そして、タイトルにあるように、産婦人科を身近に感じてもらい、気になることがあれば躊躇することなく、(婦人科は開業医を通じて)、受診してくださいと締めくくりました。

(講演する足立医師)

次に、舟田医師が「妊娠とサプリメント~ビタミンDの有用性について~」と題し、滝ノ道ゆずるを夫役、蓬莱医師を妻役として、自身の診察室でのようすを再現しながら、サプリメントやビタミンDの有用性について、楽しく解説しました。

妊婦さんにとって、うなぎやレバーはビタミンAを多く含むので、食べ過ぎはよくないこと。オメガ3脂肪酸を多く含む魚を食べた方がよいが、水銀の問題があるので大きな魚は摂取量に注意する必要があること。また、ビタミンB1不足によるウェルニッケ脳症を回避するため、葉酸が効果的であること。しかし、葉酸は他のビタミンと同様に熱に弱いので、サプリメントで補うのが大事なこと。特に、葉酸などビタミンDは妊娠前から妊娠中や産後、出生児に至るまで、様々な効果があるため、海外では、葉酸+マルチビタミンの摂取が基本になってきていることなどを解説しました。

(左から、妻役の蓬莱医師、夫役のゆずる、舟田医師)

次に、山本医師が「ここまでやってます 腹腔鏡手術!~悪性腫瘍手術からロボット支援手術まで~」と題し、腹腔鏡手術の長所・短所をふまえた上で、当院で実施している手術の内容や方法を、一つひとつ丁寧に解説しました。

特に、子宮頸がんはヒトパピローマウィルスが原因であるため、予防できるがんであること。今年4月から婦人科領域でも保険適用となったロボット支援手術を当院も実施していることなどを説明した後、「子宮頸がん、子宮体がんは、早期の症例では低侵襲手術が可能であるので、検診は定期的に受診してください。不正出血など気になる症状がある場合は、まちのクリニックを通じ、当院の受診をお願いします」と結びました。

(講演する山本医師)

最後に、質問コーナーとして、参加者から寄せられた様々な質問に対し、3人の講師が専門的見地から、それぞれ丁寧に解説しました。


(質問に答える講師の皆さん)


○症状がないから大丈夫!?~心臓の病気について毎日の生活で心がけること~
去る10月27日(土曜日)に開催した市民医療講座は「症状がないから大丈夫!?~心臓の病気について毎日の生活で心がけること~」でした。講師は、当院の循環器内科部長の北尾 隆医師に務めてもらいました。

(講演する北尾医師)

まず最初に、北尾医師はカナダ出身の内科医ウイリアム・オスラー博士の100年前の言葉「人は血管と共に老いる」を紹介し、「日本人の三大死因のうち、二つは血管病です」と説明しました。その二つは、心疾患と脳血管疾患です。また、心臓の代表疾患として、虚血性心疾患、心房細動、拡張性心不全があり、心臓の構造や疾患の原因を解説しました。

心臓を栄養する血管を冠動脈といい、冠動脈の狭窄により、心筋への血液供給が一時的に停止します。虚血性心疾患の代表例は狭心症や心筋梗塞で、その原因はプラークの破綻と血栓形成です。無症状でも冠動脈がつまりかけていることがあり、血管に細い管(カテーテル)を通した造影検査で発見されることがあります。

高脂血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病の有無や喫煙、肥満などに応じ、発症の危険因子が高くなります。急性心筋梗塞を発症した場合は、狭窄した冠動脈にカテーテルを通して、風船(バルーン)治療や細い金属製の筒(ステント)を挿入するステント治療が必要になります。当院では「心臓カテーテル」と呼ばれるこれらの治療を一時休止していましたが、現在は再開しています。


(心臓を栄養する冠動脈)

また、不整脈の代表である心房細動は、血量が80パーセントくらいに減り、血圧が下がること。原因は、糖尿・肥満・喫煙であり、無症状の場合も多く、致死的脳梗塞の原因となることなどを解説しました。そして、心不全の症状や経過、心臓病になりやすい人の生活習慣や予防のための食事、加齢に伴う筋肉減少症(サルコペニア)によるフレイルサイクルの悪循環のしくみなどを解説した後、腹8分目の食事や低塩・糖・脂食、野菜・魚中心の食事と一日20~30分の散歩を勧めました。

(講演に聴き入る参加者の皆さん)


【お知らせ】
○クリスマスコンサート
  日時 平成30年12月21日(金曜日)午後3時~4時
  場所 箕面市立病院リハビリテーション棟1階ロビー
  内容 ハンドベル俱楽部「花鈴」によるクリスマス曲の演奏
  *申込は不要です。ぜひ直接、会場へお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。


就任のごあいさつ「稲野です。よろしくお願いいたします」

2018年11月09日 | 病院事業管理者

皆様こんにちは。去る11月1日付けで、箕面市病院事業管理者を拝命しました稲野公一です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○病院施設の移転建替えにむけて
箕面市立病院は、地域医療の中核を担う急性期病院として、昭和56年(1981年)7月7日、たなばたの日に開院しました。開院から40年近くが経過し、施設の老朽化が深刻な状況となっています。このため、現在整備中の地下鉄「箕面船場阪大前駅」に程近い船場東1丁目へ2024年度前半に移転できるよう、新市立病院整備基本計画づくりに着手しています。
将来の医療需要をしっかりと見極めながら、最新医療に的確に対応でき、かつ効率的で機能的な新市立病院を整備してまいります。

 

○一般財源に一切頼らない安定した経営基盤の確立をめざして
箕面市立病院は、ここ数年10億円前後の赤字が生じています。新病院がオープンする前年度の2023年度までの今後6年間で、「一般財源に一切頼らない安定した経営基盤の確立」をめざし、経営改革に取り組んでいます。
市民の皆様の信頼に応えられる質の高い、親切な医療サービスを提供することにより、収支改善に努めてまいります。

 

○担うべき医療を、チーム一体となって、より安全に
2025年には団塊の世代が75歳を超え、2040年には高齢者数がピークに達すると予測されています。「2人に1人」はがんになり、「3人に1人」はがんで亡くなる時代でもあります。
「担うべき医療を、チーム一体となって、より安全に」の理念のもと、市民の皆様の生命や健康を守る最大のセーフティネットとして、今後も職員一丸となって取り組んでまいります。
ご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

なお、当面の間、事務局長の事務取扱をいたします。このブログも、月に1~2回登場しますので、引き続き、よろしくお願いいたします。


【お知らせ】
○世界糖尿病デー2018箕面~健康チェックをしてみましょう!~
  日時 平成30年11月9日(金曜日)午後2時~4時【本日です!】
  場所 箕面市立病院リハビリテーション棟1階

 

「ゆるキャラ(R)グランプリ2018」が、8月1日(水曜日)にスタートしました。市では、11月9日(金曜日)の投票期間終了までの間、今年こそ日本一獲得をめざす「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開します。


新たな職員とともに地域医療を担う

2018年04月05日 | 病院事業管理者

こんにちは。病院事業管理者の重松です。

リハビリテーション棟玄関前の4本の桜は、今年駆け足で満開になり、今では散り始め柔らかい葉もチラホラ見られます。この桜は患者さんのお花見スポットで、今年は暖かく天気も好くて、点滴の支柱を連れて、また車椅子で、気持ちよさそうに桜を見上げておられる姿をよく見かけました。病棟ではデイルームにおられる患者さんと話をしますと、箕面の山に明るく灯ったように見えるたくさんのエドヒガンが素晴らしい、また眼下に見える千里川沿いの桜並木もいいな、とおっしゃいます。
早くご回復されて、桜の木の下でお花見を満喫できることをお祈りしています。

★新たな仲間とともに

 3月末で退職、異動等の職員が47人。医師は初期研修医6人を含め21人、看護師は19人、その他の職7人でした。


 一方、4月から箕面市立病院で働く仲間61人に、2日採用辞令の交付をしました。医師は初期研修医8人を含めて25人、看護師・助産師23人、薬剤師2人、検査技師1人、理学療法士3人、作業療法士4人、事務技術職員3人。中には当院で産まれた新人職員もいて、回遊して帰ってきてくれたようで、嬉しいものです。
彼らは現在研修中で、初期研修医は17日まで、看護師等は9日まで続きます。

箕面市立病院を選んでくれ着任した仲間が、≪安全安心な医療を提供し中核病院
として地域医療の確立をめざす≫という市立病院の大きな社会的役割・責任を理解し、その構成員であることを強く意識して、パワフルに活躍していただくことを熱望しています。

【初期研修医】


★病院と診療所(開業医)との機能分担の推進 ⇔ 初診料加算金

 平成30年4月は2年に1度の診療報酬改定実施の時です。団塊の世代が75歳以上となる2025年以降の医療提供体制の整備とともに、新しいニーズにも対応できる質の高い医療の実現をめざすという方向性のもとで改定が行われました。医療費の縮減という大きな課題もあるため、改定率は、平成28年度改定から2回連続でマイナス改定、今回も全体として▲1.19%でした。
 
 当院は地域医療支援病院として、患者さんに対して、地域の医療機関とわれわれ病院とで地域完結型の医療を進めるため連携を進めています。現在485の医療機関が当院との連携医療機関として登録をしていただいており、この登録医療機関の拡大を図りますが、より一層連携を強化する必要があると考えています。


診療報酬体系の中で、以前から制度化されており、地域の医療機関の機能分化・役割分担の強化のため、紹介状なしで200床以上の病院を受診した患者さんから、初診に相当する療養部分の費用として初診料加算金を徴収するという制度があります。2年前からは500床以上の地域医療支援病院では5000円以上徴収することが義務化され、今年度からは400床以上の病院に範囲が拡大されました。
この規定に従い、317床の当院では現在2000円(+消費税)を徴収していますが、7月からは3000円(+消費税)とし、開業医での受診を促し紹介状の持参及び開業医との連携をより一層促進したいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
このことで、より一層地域の医療機関と市立病院が一体となって、患者さんが安心して治療を受けていただく体制を整え、また検査や薬の重複も避けることができ、診療所単体、病院単体でなく、強い地域連携のもとで患者さんを一貫して診ることができるものです。なお、分娩を希望される方は紹介状は不要です。

★病院移転建替えの取り組み

 市立病院は、1981年7月7日七夕オープンしてから37年が経ちます。設備の老朽化、最新医療への対応の課題などあり、早期に建替えの必要があると判断し、昨年12月の市議会で、COM1号館跡地等への移転建替えが確定しました。この予定地は、北大阪急行線延伸による新駅、(仮称)箕面船場駅から300m徒歩4分の距離にあり、利便性も高く、2024年度の早い時期の移転オープンをめざして計画を進めているところです。
 今年度予算では、「新病院整備基本計画」の策定を予定しています。これは、新病院の規模(病床数や診療科目)及び機能(病床機能、医療機能)、施設規模・配置等に関する基本的な計画を策定するものです。その際、大阪大学医学部教授、民間医療法人経営者、箕面市医師会、歯科医師会、薬剤師会、大阪府池田保健所、公募市民等、計10名の方を構成委員とする新市立病院整備審議会を設置し、そのご意見を反映させ、基本計画を策定していきます。
 また、予定地の地質調査及び現況測量・敷地測量・高低差測量も進めてまいります。

★病院機能評価の受審 7月23日(月)、24日(火)

 「病院機能評価」といいますのは、公益財団法人日本医療機能評価機構が病院の質の改善を促すため、組織全体の運営管理及び提供される医療について専門的な見地から評価を行うものです。「患者中心の医療の推進」、「良質な医療の実践」、「理念達成に向けた組織運営」の領域を、診療、看護、事務の領域をそれぞれ専門とする6人の評価調査者(サーベイヤー)、が事前調査表に基づき2日間の実地評価を行い評価をするものです。
 認定されますと、≪認定病院≫となり、「地域に根ざし、安全・安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、日常的に努力している病院」と評価されます。
現在全国の病院全体の3割程度がこの評価を活用しています。


 初回認定日は2003年(平成15年)8月18日で、ぼく自身は病院事務局長の時でしたが、非常に緊張したのを覚えています。それから5年ごとに更新し、今回が4回目の受審となるものです。4月3日にまず電話連絡があり、受審日が7月23、24日と決まりました。5年前の受審では高い評価の講評をいただきましたが、日頃の業務の意識的な確認作業という気持ちで積極的に取り組みを進めます。そして、市民の皆さんに対して責任ある病院であることを職員一同自覚し、安全・安心の医療サービスを提供している病院であるという評価を改めて受けたいと思います。

★医療・看護フェア 

 

  
 5月12日ナイチンゲールの生誕にちなんだ「看護の日」を記念して、今年も医療・看護フェアを開催します。
 講演会「コツコツ骨活!健康な足腰作り~いつまでも自分の足で歩き続けるために~」や、骨密度測定、下肢筋力測定、医療相談、栄養相談等盛りだくさんの企画を用意していますので、ぜひお越しください。


★本年度もよろしくお願いいたします

【新規採用 看護師・助産師】

新たに地域医療の担い手を迎え、職員一同、安全・安心の医療・看護サービスを提供にし、信頼され愛される病院であり続けるよう努めますので、本年度もよろしくお願いいたします。

 


箕面市ふるさと納税の利用を市民のみなさまに呼びかけるため、2018年7月31日(火曜日)までの間「えっ、箕面市民も寄附できるの?箕面市ふるさと納税!」を統一キャンペーンとして展開します。