小林=益川模型は小林=益川行列のすべての因子に決定した定数を書き込むことで完成します・・。
完成するようですが、お二方はお得意になっておられましたが、私などに言わせれば「二点ほど難点が存在する」ということだったのですが、例えば当ブログの読者諸賢などはすでにお気づきだったでしょうか。一つには「たとえ微小領域においてもエネルギー保存が湯川の基準を超えて破っていることは納得できない」ということなのです、さらにもう一つは「崩壊現象がCP対称性を破るときの遷移確率に関係する物理量が虚数値をとることには解釈が必要である」ということがございます。いずれも承知の上で研究および発表は成されましたが、前者についてはユニバーサルフロンティア理論によるならばエネルギー保存は湯川の基準で成立していますし、後者につきましても虚数になる物理現象は存在せずMユニバース粒子で置き替えることによって実数値になることが予想されることにできます。
じつは2008年ノーベル物理学賞受賞作品はいずれも保存則を破ることを許した破天荒な物でした・・。
小林=益川模型につきましてはこれまでに述べた通りでありますし、南部理論につきましては電荷非保存過程を雄弁に主張しておられます、そしてユニバーサルフロンティア理論を用いたならばいずれの非保存過程も無用の長物と化すことができます!
もちろん小林=益川模型とて高度な数学に裏打ちされておられるのは十分に承知しております、すなわち虚数が現れるというのは複素数のことで、その複素数によって位相を意味する自由度が出てそれがCP対称性を破ると言われますと非の打ち所がないような気もいたします。ですからユニバーサルフロンティア理論の行き方というのはむしろ「他のストーリーがあり得る」というフィギュアスケートの採点でいうところの「技が出来ているだけ」を意味するレベル1から始まっていると理解してくださればそれでいいと存じます。
レベル1「新しい理論としてそれなりの論理的整合性を持っており、あり得ると評価される」
レベル2「既成の理論と比べて長所を雄弁に主張することができ、実験検証にも問題ないとされる」
レベル3「多く存在する他の可能性を排除してその理論だけが正しいことを論証できている」
レベル4「高度な数学的構造を有しており、レベル3を客観的に上回っていると判定される」
私なりにこのように考えて生きてきておりまして、例示するならば電弱統一理論においてグラショウ理論はレベル3を獲得しており、ワインバーグ=サラム理論はレベル4であるように考察しています。ですが、両者を子細に検討いたしますと、見事なまでに一長一短であるということもまた、まったく紛れもない事実として常に想起されなければならないでしょう。ワインバーグ=サラム理論はレプトン相互のアイソ対称性から始まっており、宇宙にそのような時期が本当に存在したかどうかは無視して構築してありますから、グラショウ理論までは正しいという言い方だって可能性として考えられます。ようするにモデルセオリーに過ぎるあまりにプロトサイエンスだという見方だって出来ると存じました。
ユニバーサルフロンティア理論では理論ゆえにプロトタイプであるのは当然だという以上のことは厳しく禁じて行きたいと考えています!
つまり、この宇宙の初期にレプトンアイソシンメトリー期、それはレプトンスープになっていて電子とニュートリノが混然一体になっている電弱統一期、という時代が存在しなければあり得ない世界を描いたことになるという意味において(ワインバーグ=サラム理論なる物は)プロトサイエンスだという指摘です。もちろん、彼らの理論が非科学的だと言っているのでは毛頭なく、範囲を広げた場合にレベル4だと判定された場合にはむしろそうだという私個人の判断です。おそらくユニバーサルフロンティア理論にしても正しいと認められた後でもデジタルインフレーション宇宙部分はいくらでも改良改善していく必要があるように思われます。例えば「一対の素領域だけから始まって完全に丸く膨張できるだろうか?」という素朴な疑問に数学的解析を以て挑んでいかなければならなくなるでしょう。
私としたらそのあたりまでのすべてを自分一人で行うのはとても無理なので、ある所から先は人任せにしても大丈夫になりたいモノです・・。
完成するようですが、お二方はお得意になっておられましたが、私などに言わせれば「二点ほど難点が存在する」ということだったのですが、例えば当ブログの読者諸賢などはすでにお気づきだったでしょうか。一つには「たとえ微小領域においてもエネルギー保存が湯川の基準を超えて破っていることは納得できない」ということなのです、さらにもう一つは「崩壊現象がCP対称性を破るときの遷移確率に関係する物理量が虚数値をとることには解釈が必要である」ということがございます。いずれも承知の上で研究および発表は成されましたが、前者についてはユニバーサルフロンティア理論によるならばエネルギー保存は湯川の基準で成立していますし、後者につきましても虚数になる物理現象は存在せずMユニバース粒子で置き替えることによって実数値になることが予想されることにできます。
じつは2008年ノーベル物理学賞受賞作品はいずれも保存則を破ることを許した破天荒な物でした・・。
小林=益川模型につきましてはこれまでに述べた通りでありますし、南部理論につきましては電荷非保存過程を雄弁に主張しておられます、そしてユニバーサルフロンティア理論を用いたならばいずれの非保存過程も無用の長物と化すことができます!
もちろん小林=益川模型とて高度な数学に裏打ちされておられるのは十分に承知しております、すなわち虚数が現れるというのは複素数のことで、その複素数によって位相を意味する自由度が出てそれがCP対称性を破ると言われますと非の打ち所がないような気もいたします。ですからユニバーサルフロンティア理論の行き方というのはむしろ「他のストーリーがあり得る」というフィギュアスケートの採点でいうところの「技が出来ているだけ」を意味するレベル1から始まっていると理解してくださればそれでいいと存じます。
レベル1「新しい理論としてそれなりの論理的整合性を持っており、あり得ると評価される」
レベル2「既成の理論と比べて長所を雄弁に主張することができ、実験検証にも問題ないとされる」
レベル3「多く存在する他の可能性を排除してその理論だけが正しいことを論証できている」
レベル4「高度な数学的構造を有しており、レベル3を客観的に上回っていると判定される」
私なりにこのように考えて生きてきておりまして、例示するならば電弱統一理論においてグラショウ理論はレベル3を獲得しており、ワインバーグ=サラム理論はレベル4であるように考察しています。ですが、両者を子細に検討いたしますと、見事なまでに一長一短であるということもまた、まったく紛れもない事実として常に想起されなければならないでしょう。ワインバーグ=サラム理論はレプトン相互のアイソ対称性から始まっており、宇宙にそのような時期が本当に存在したかどうかは無視して構築してありますから、グラショウ理論までは正しいという言い方だって可能性として考えられます。ようするにモデルセオリーに過ぎるあまりにプロトサイエンスだという見方だって出来ると存じました。
ユニバーサルフロンティア理論では理論ゆえにプロトタイプであるのは当然だという以上のことは厳しく禁じて行きたいと考えています!
つまり、この宇宙の初期にレプトンアイソシンメトリー期、それはレプトンスープになっていて電子とニュートリノが混然一体になっている電弱統一期、という時代が存在しなければあり得ない世界を描いたことになるという意味において(ワインバーグ=サラム理論なる物は)プロトサイエンスだという指摘です。もちろん、彼らの理論が非科学的だと言っているのでは毛頭なく、範囲を広げた場合にレベル4だと判定された場合にはむしろそうだという私個人の判断です。おそらくユニバーサルフロンティア理論にしても正しいと認められた後でもデジタルインフレーション宇宙部分はいくらでも改良改善していく必要があるように思われます。例えば「一対の素領域だけから始まって完全に丸く膨張できるだろうか?」という素朴な疑問に数学的解析を以て挑んでいかなければならなくなるでしょう。
私としたらそのあたりまでのすべてを自分一人で行うのはとても無理なので、ある所から先は人任せにしても大丈夫になりたいモノです・・。