ホーキングの人類滅亡予言をどう思うのか、という話になってきた

ホーキングは放っておけば人類は100年以内に滅亡するという予言を残して亡くなりましたよ・・。

なんか、それは何をもって人類と言い、どんなことをもって滅亡というかを論じなければならない問題であるように感じられたのですよねえー、私には。そうして得られた私なりの答えは「ホーキングは自分たちの周辺こそが人類であるように誤認している」ということと、もうひとつは「確固たる標準模型の上に成り立つ世界観を人類にとっても標準だという認識をしている」ということです。と、するとホーキング自身がひしひしとした身の危険のように感じていた危機とは「標準模型を基調とした世界観が崩壊するという実感」ではなかったですかねえ、私としたらそう思います。

すなわちユニバーサルフロンティア理論こそがホーキング一味にとって脅威だったという話ですｗ

なぜって、ホーキングご自慢の物理というのはホーキング輻射によるブラックホール蒸発理論だってそうですけど、それにはとどまらない宇宙開闢との関連がウリだったわけですから、当ユニバーサルフロンティア理論みたいなモンが正しければホーキングの値打ちが大きく下がってしまうのですがな。ブラックホールを時間逆転したようなモノが宇宙の始まりでなければ、その時には「彼はただ単なるブラックホール物理学者だった」という結末に終わってしまうのですよね。それがどれほどツマラナイことなのか、私にはよくワカリマスから。

ユニバーサルフロンティア理論の宇宙初期はホーキング宇宙を通り越したデジタル宇宙なのですｗ

だからこそ宇宙を始められるというストーリーになっているのですが、そこから展開される物質宇宙が現状の素粒子標準模型によるものとは大幅に異なっております。ユニバーサルフロンティア理論から導かれる自然は「生前のホーキングの思い込みにとってイイとこナシ」というわけですから、そりゃ悲観したくもなったのでしょうよ、ええ。素粒子標準模型が正しいとされるのが人類だとしたら、それはキレイに滅んで無くなってしまうという運命にあります。その運命が百年以内に訪れるというのですから、逆説的に私にとったら「むしろ早く滅んでほしいものだ」と願わずにはおられません。



ご精読ありがとうございました・・。