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芸術監督西本智実とイルミナート
による舞台の制作日記です

ヴァチカン国際音楽祭2014 

2014年10月28日 | 演奏会
ヴァチカン国際音楽祭2014のご報告です。
 
ヴァチカン国際音楽祭2014へ向けて、
ソリスト、イルミナート合唱団は10月22日に日本を出発しました。
アリタリア航空、スイス航空、日本航空に分乗し、
全員がホテルに到着したのは22日も夜遅く23時頃。 
(ソリスト・合唱団宿泊ホテル/朝食のパンコーナー)
 
翌日23日は10:00からは早速リハーサルがスタート。
ローマ市内は渋滞しており、会場まで約1時間。
 
(合唱団は2台のバスにて移動)
 
 
今回のリハーサル会場は、スタディオ・オリンピコというサッカースタジアム内にある、
ローマ・シンフォニエッタのリハーサル室で行われました。 
(スタディオ・オリンピコ/ASローマ、SSラツィオのホームスタジアム
 前日にも試合が入っていました
 この日23日のちょうど合唱リハーサルの時間には、
マエストロ西本は、音楽祭を主催するヴァチカンの音楽財団より
オラショの研究と復元、演奏の功績などにより 【名誉賞】を授与され、その授賞式に出席。 
前回この賞が授与されたのは2010年で、その前は2008年だそうです。 2014年の受賞者は4名で、
指揮者のニコラウス・アーノンクールやヴァチカンの枢機卿と共に受賞となりました。 
アジア人が、また、女性がこの賞を授与されるのは初めてのことで、
このニュースは報道機関により日本にも伝えられました。 
 
(授賞式の様子)
 
 リハーサル前に、合唱団に授賞の報告がされました。
 
この日のリハーサルは翌日のローマ教皇代理ミサでの、
『オラショ』『アヴェ・ヴェルム・コルプス』『ハレルヤ・コーラス』『アーメン・コーラス』。 
ユーモアを交えながらも、びしびしと辻博之先生による指導が行われました。 
 
そして夜にはイルミナートフィルも無事にローマ到着し
出演者全員が揃いました。 
(つづく)
 

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