スタッフ 制作日記

芸術監督西本智実とイルミナート
による舞台の制作日記です

ヴァチカン演奏会に参加して感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

2017年12月12日 | 演奏会

モーツアルトの’レクイエム’は私にとり10回目の演奏会であり、西本マエストロの指揮のもと

しかも、ヴァチカンのサンパウロ大聖堂で歌えて大変感慨深いものでした。

ヴァチカン音楽祭参加は1年おきで、今回で3回目ですが以前は練習を都度上京しておりましたが

今回、名古屋での指導となり大変ありがたく思いました。

 

前日のサンピエトロ大聖堂での教皇代理ミサは’戴冠式ミサ曲’と’オラショ’でしたが

フラットなスペースでの演奏は、背の低い私には指揮が見えにくい場ではありますが、

時々、隙間からマエストロの指揮の様子が瞬時 '天女の舞’ のように神々しく見えました。

 

翌日のモーツアルトの’レクイエム’は

マエストロの指揮をはっきりとみて歌い上げることが出来ほっとしました。

 

マエストロは第九、ヴェルレク、カルミナブラーナ等ダイナミックな曲がお得意と思っていましたが、

今回のモーツアルトの曲で指揮をリズミカルかつダイナミックで、今まで経験した数多くの

指揮者の中で最もエレガントで繊細な指揮をされ、独特のオーラに引き込まれ最高のスタンスで

歌い上げることができ自身として満足安堵。

 

カトリックの総本山、ヴァチカン大聖堂での演奏はその巨大さ、荘厳さ、内部装飾の豪華さで

圧倒されるが、かって歌ったザルツブルグ大聖堂の天井の高さで残響音の大きさに驚愕したが

ヴァチカンでは更に心の魂が震えるほどのスケールの大きさに感動した。

この経験はかって歌ったコンサートホール(ベルリンフィルホール残響1.95秒、ウイーン楽友協会残響2.1秒等)

の箱モノの共鳴音とも全然違うと思いました。

 

モーツアルトは器楽、声楽(オペラ、宗教曲)とあらゆるジャンルの曲を作曲し宗教曲は60曲ほど

あるがその中で秀美の2曲を歌えたことは光栄と思っております。

モーツアルトの魅力は優雅で軽やかな旋律の親しみやすい’戴冠式ミサ曲’と起伏に富み劇的

であり荘厳でミステリアスな部分もある’レクイエム’であり、その終曲の’Lux aeterna’

(永遠の光を)私たち自身のためとして歌い上げることが出来ました。

 

普段はバッハ、ヘンデル、モーツアルト、ドヴォルザーク 等の宗教曲、ミサ曲を中心に歌って

おりますが機会があれば今後もイルミナートの皆さんと一緒に歌いたく思います。

 

イルミナートの西本マエストロはじめオーケストラ、合唱団、事務局の皆様にはこの素晴らしい

機会をいただき心から感謝申し上げます。

 

伴野 勤

 

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