生涯学習の部屋

資格取得数233。5つの修士と17の学士と1つの短期大学士。単身赴任中、MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

私の考える「資格の真実」

2010年02月21日 05時41分11秒 | 資格
昨日、ゼミのOB会に参加したのだが、会社の名刺より、プライベートの名刺の方が好評だった。というより、ウケていた。

私の名刺には、取得した資格の一部が掲載されている。まるで「資格マニア」と誤解される程度に(笑)

「こんなに資格を取得されたのですか!」と言われるが、書いてあるのは取得した資格の1割にも満たない。

そこで思うことがあった。世の中には、色々資格関連の本が出版されている。売れ行きを良くするため、その多くが「すぐに取れる」とか「簡単に取れる」とか書かれている。しかし、「資格の真実」としては、資格取得はそんなに簡単なものではないということだ。

準備だけでも大変である。願書を取り寄せて、記載して、場合によったら卒業証明書等各種証明書を準備して、写真を撮りにいって、お金を振り込んで、書留で提出して・・・試験の申し込みは大変労力が必要である。

特に、社会的評価が高くなればなるほど、本人確認や受験資格が厳しくなり、書類作成労力が比例的に増加する。

そして、試験を受験するためには「学習」が必要となる。あえて言う。

「学習なくして合格なし」

当然の話である。この「学習」という過程を資格本はいとも簡単にさらっと流してしまう・・・

受験テクニックは確かにあるだろう。しかし、実際合格するために必要なものは、どのような形であれ「学習」である。テクニックがなくてもしっかり学習すれば、どのような試験でも、遅かれ早かれ、最終的に必ず合格する(受験資格が認められないケースはダメだけど)。

受験テクニックなんて、効果は1割にも満たない。まずは、基礎知識を定着化させ、応用問題にも耐えうるスキルを構築していく必要があるのだ。また、時間内に問題を解く瞬発力も必要となる。その学習がない限り、合格は絶対にゲットできない。

逆に、受験テクニックだけで、わずか「1日」で取得できる資格に、どのような社会価値があるというのだろう・・・そして、もし、その簡単にゲットできる資格が「国家資格」あるいは省庁の裏づけのある「公的資格」でなければ、社会的に使えるチャンスは「飲み会でのお笑い」ぐらいであろう。

無論、どのような資格にも「生涯学習的要素」は存在する。例えば、私の225の資格には「ファーブル検定」というように、お金を払って、昆虫の絵を描けば誰でも取得できる資格もある。「カブトムシマスター」の合格証がどれほど、飲み会で好評であったかはさておき、実際、昆虫の絵をかける人は少ない。

ためしに、トンボの絵でも描いてみればいい。頭、胸、腹と体のパーツはあるが、足が何本で、体のどのパーツからどのように繋がっているのか?

「そんなもの、ビジネスの世界において全く意味がないぜ!」という人もいるかもしれない。でも、本当にそうだろうか?

たまたま、某社の専務と飲みに行く機会があった。で、トンボの体と足の話になり、専務は、サラサラ~とコースターにトンボの絵を描いてみせたのでした。知らなかったのですが、その専務は個展を開くほどの絵の達人。トンボの絵も、描いたことがあるので、すべての足(6本)が胸から出ていることを知っておられたのでした。それから絵の話題に移り、場は盛り上がりました(笑)

つまらぬ話だが、ビジネスの世界でコミュニケーションスキルは大切である。社会的価値の低い教養資格は、一方で、会話の繋ぎに結構使えることがある。国内旅行検定、アロマテラピー検定、色彩検定も面白いし、今は無き「温泉旅行検定」なんて、冬の温泉シーズンにはもってこいである。話題の引き出しは多いにこしたことはない。

話は大きくそれてしまったが(毎度のことですが・・・)、社会的に認知された「職業資格」を取得するために必要なものは、1にも2にも「学習」である。そして、資格の本では数ページ程度しかかかれない(あるいは1ページにもかかれない)この「学習」こそが、資格取得のかなりのウエイトを占める。多くの人は、資格本の甘い言葉にだまされて、結局、学習の段階で「やはり、甘くはなかった・・・」と気付くはずである。あるいは、試験を受けて不合格になった段階で「こんなに壁は高かった・・・」と振り返るのである。

逆に、1日で取れる、あるいは半年程度の学習で取得できるような資格を取ったぐらいで「独立・転職の武器になる」と思わないでください。資格単独で武器になるものは10にも満たないかもしれない。その人の今までの経験・キャリアとあわせて武器になるものも50程度じゃないかしら。

資格の社会的評価としてはその程度のものなのです。ビジネスの世界で飛躍したいなら、資格を取得すると同時に、学会、業界機関誌、新聞、雑誌に取り上げられるくらい、名前を売っておく方が効果的でしょう。

ただ、私はビジネスの世界で出世したり、たくさん給与がもらえることが「唯一の幸せ」とは思わない。それより、自分の知らないことを1つでも知ることができること、あるいは、自分よりすばらしい方々と知己を得、つながりを得ることの方が、人間として、もっと大切で、もっとすばらしいことだと思っています。

そういう意味で、資格を生涯学習の一環と考え、おのれの成長のために使ってくださるなら、あらゆる資格が人生の糧となるはずです。また、その学習の過程の中で、多くの同志とつながりを得ることができるでしょう。

長~い文章ですが、まとめるとたったの3行。
1.資格はガイドブックがいうほど取得が簡単ではない。「学習」が必ず必要。
2.資格を取得しても、仕事の上でバラ色の人生が待っているわけではない。
3.生涯学習として考えるなら資格はこの上ない目標設定(ターゲット)となる。




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2 コメント

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同感! (「ひ」)
2010-02-23 21:52:47
同感です!
資格商売って、どうにも好きになれません。特に特別な合格法などがあるように、高らかに宣伝しているのは困りますね~。
「ひ」さん (フラ夫)
2010-02-23 23:04:21
そうですね。おっしゃることよくわかります。

貴兄のように、多くの試験に合格するために、かなりご努力されたことと思います。

その努力なくして、テクニックだけで資格を取ろうとしても、ちょっと、ムリだと思うのですが・・・

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