生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

ある疑問・・・

2007年05月27日 23時47分06秒 | ちょっと立ち止まって・・・
部屋の整理をしている。捨てる本の高さが自分の身長を超えた・・・

これだけ捨てても、家内の言葉をかりると「こんなに捨てるのに、全然、前と変わっていない・・・」とのことだ。

キャリア・コンサルタントに注力していた時代の、学生向けの「合格実例&セオリー」という本が書棚にあって、中身をちょっと見てみる。

「就職って、こんなに、苦しいのね!」という内容がわんさか書かれている。私はバブルのときに、最初に内定をくれた銀行に就職しちゃったが、今の学生は、これほど、努力しないと内定がもらえないのね・・・

私は、きっと、ムリです。今の勤務先には、絶対に入れない・・・

学生の時、既に、「行政書士」「宅建主任者」「危険物取扱者」「3級販売士」「空手初段」等の資格を持っていたが、当時、特に何も目的がなかった私は、今の学生の真剣さに脱帽だ・・・

というより、私は、本当にどこの企業でもよかった。一番最初に内定をくれる企業でよかった。当時、コンタクトを取らせていただいた企業には「信用金庫のセントラルバンク全国信用金庫連合会」「ウィークリーマンションのツカサ」「横浜中華街の聘珍楼」「出光石油化学」「ダイエー」「大和団地」「新井組」「住友金属」「日商岩井」「兼松江商」「協和銀行」「住友製薬」「三菱信託銀行」「協和発酵」「野村證券」「富士火災」「日本板硝子」・・・まだまだ、メジャーなところもマイナーなところもたくさん訪問したり、電話を頂戴したりしたが、なかなか思い出せない。

本当にどんな会社でもよかった。海外に行きたいという夢もあったが、不動産を取り扱ったり、化学の分野を究めたり、金融をやったり、流通も好きだった。天命に従い、ただ、一所懸命働ければ・・・そんな気持ちで一杯だった。

なかなか内定が出ないという焦りと、まあ、なんとかなるだろうという漠然とした安心感があった。それは、バブルの好景気と、わが大学は就職率100%というのが根拠だったんだろうな。

で、一番最初に内定をもらった会社に今なお勤めている。それが、正解か、不正解だったかはわからないが、当時の私には、それしか選択肢がなかった。

ただ、これだけ歳をくってしまったけど、もう一度、初心に戻って、就職活動をしたとして、内定をもらえるだけのスキルをつけただろうか?ひょっとしたら、市場価値ゼロの人間に成り下がっているのではなかろうか?今の会社に見捨てられたら、再就職できるのだろうか?

今の私に、この「合格実例集」ほど、立派なビジョンや、目的意識を持って就活に取り組むだけの自信はない。

やはり、今の会社で、コツコツ働いていくのが、天命なんだろうな~

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