あまり、食べ物に興味が無い私達。
今回珍しく、食べ物が旅の目的!!
鼎泰豊(ディンタイフォン)池袋・潮留シオサイト・新宿と・・2週間に一度は足を運ぶ
小籠包中毒。
もちろん、六本木ヒルズの南翔饅頭店にも、4度ほど訪問。
到着一番、南翔饅頭店へ。
紙に”豫園路85号 南翔饅頭店”と記入してポーターへ渡してタクシーを呼んでもらった。
基本的に PARK ON TEH BUND には、タクシーは待っていないようだ。
宿泊客がタクシーを頼むと、スタッフが道に出て手を挙げてタクシーを拾うシステム。
タクシーに乗り込んだが、なかなかドライバーはホテルから出発しない。
少し、走り同社タクシードライバーに道を聞いている様子・・・
”ARE YOU OK?”と声をかけてもノーコメント。
仕方ないので、写真を見せようとガイドブックのページを見せる。
解ったのか、少し走りだす。 又止まる・・・
南翔饅頭店の電話番号が書いていあるページを見せると、携帯電話で電話をかけてくれた。
だけど、又、止まる・・・・
車のフロントに掲げている ドライバーの名札の下には★が一つもない。
(★ 3つが優良ドライバー)
”だめだね、道が解らないんだね・・・・”
”降りるよ”と身振り手振りで伝えて、タクシーを降りることに。
ドライバーの様子から、悪気はなく、解らないけど適当に走ってメータを稼ごうという悪意も感じられなかった。メーター初乗り11元のままだったが、ほとんど走っていないので、10元だけを渡してみた。
ドライバーは申し訳なさそうに、あっちの方へ行ってみたらと指さしながら、10元でも、文句も言わなかった。
払わなくても、文句を言う感じでなくて・・・しきりに申し訳なげにしていた。
中国の人、好きかも私?。
悪徳ドライバーも少なく無いと聞いたけど、そんな事も無いかも?
初めて、中国の人と接した瞬間かもしれない・・・
あれ?下ろされた所は、なんだか見たことにある景色。
急いでガイドブックを開いてみる。
外灘
石造建築物が建ち並ぶ、租界時代の欧風建築の観光名所。
へぇ、これはこれでいいところに降ろしてもらったわ・・・と言っても、ホテルから歩いても全然苦じゃなくて来られる場所ですが・・・
そこからブラブラ歩いて、南翔饅頭店じゃなくて、豫園めざすべきでわ?
とはったりと気付く。
豫園なら、独特の建築様式だし。写真を見せても場所は絶対わかるのでわ?
さっそく、道端に止まっているタクシードイバーに豫園の中文と写真を見せてみる。
”OK”とあっさり返事が返ってきた。
前回のドライバーは南翔饅頭店というレストランに連れていく道が解らない・・ ってなってしまって、豫園の入口に連れて行けば良いって思わなかったんだ
そう、私達のお願いの仕方が悪かったのと、豫園を日本語漢字表記していたのも、彼を困らせた原因だった。
でも、ホテルのスタッフも、もっと気を利かせてくれれば良いのに・・・
その後も、ホテルのスタッフはタクシーを呼ぶだけが仕事で、お客がどこに行こうが彼らには範疇外。
自分達できちんと中文で場所を書いた紙を用意して、自分たちでドライバーに伝え無ければならない事が判明した。
きちんとしたホテルなら、スタッフに伝えたら、後はぼんやり目的地までリラックスして乗っていれば良いが、ここはビジネスホテル・・・だった。
PARK HYATTでタクシーを頼むと★3つ(優良)のドライバーがやってくる。
ホテルのランクはこんな所に現れてくるのだ。