ブリの森づくりプロジェクト  

~森の再生からブリの来るまちへ~  小田原市無尽蔵・環境(エコ)シティ  ブリの森づくりプロジェクト 

小田高自然環境フォーラム6/19(日)で、 「鴨の命は、里の水田でつながっている!」も講演

2016-05-08 15:37:07 | ブリ森講座
 
小田高自然環境フォーラム6月19日(日)
 社会人向けで、自然環境をテーマに毎年行っている講演です。質疑応答もありますので一緒に地域の環境課題の解決について議論しましょう。

特に最終セッション「鴨の命は、里の水田でつながっている!」で、冬みず田んぼ(冬期湛水田)・雨みず田んぼによる鴨、カエル、ドジョウ等の自然再生の地域運動を私(伊豆川)が発表します。森里川海の連携として象徴的なカモの不思議な通勤と、鴨が激減している課題とその解決策(地域活動)を話します。ぜひおいでください。

●主旨 最終セッション「鴨の命は、里の水田でつながっている!」
 鴨は毎晩水田に通勤してるってご存知でしたか?
 箱根の芦ノ湖に、数十年前まで何千羽も越冬していた鴨は、年々減少し今や100羽程度。このままでは、もうすぐ地域絶滅します。酒匂川水系の鴨もかなり減少してます。
 実は鴨は毎晩、人知れず、水田に通勤してるのです。そして二番穂、落ち穂を食べて飢えをしのいでいたのです。しかし圃場整備による冬期乾田とトラクターによる秋越しの普及により、採餌可能な水田がほとんどなくなってしまいました。
 そこで、水田の冬期湛水を少しでも普及させ、鴨の餌場確保やトウキョウダルマガエル、ドジョウ、ヤゴ(トンボの幼虫)等が死なずに越冬できる環境を少しでも残そうという自然再生運動です。
 この冬に鴨の餌場確保に成功した冬期湛水田の実験結果も発表します。
 また営農に負担の少ない冬期湛水の手法を説明しますので、賛同農家を増やし自然保護貢献米を増やしましょう。高級ブランド名「あしがら鴨米」とかいかが?
●実験結果:http://blog.goo.ne.jp/burinomori/e/fdb25c58d50688b32818a883e208d16d
●地域運動:http://blog.goo.ne.jp/burinomori/e/0ce780f648006cc93b054be700f21259

■■■■第7回 小田高自然環境フォーラム■■■■
▼日 時  平成28年6月19日(日)午後1~4時半(注意 時間変更)
▼話題と講師(各40分間発表と休憩)
1.「地震を予知する魚たち」
   ●作家・小田 淳(日本ペンクラブ名誉会員)
2.「植物さん 緑色はお嫌い?~~色のいろいろ」
   ●小暮克彦(小田高12回生 森林インストラクター)
3.現役生物部の活動報告
   ●在校生(小田高生物部)  
4.「鴨の命は、里の水田でつながっている!」
   ●伊豆川哲也(小田高39回生 足柄冬みず田んぼプロジェクト代表、
           日本野鳥の会・西湘ブロック会員)
   (15時半頃開始、時間は余裕をもってお越しください。途中入退場可)(注意 時間変更)

▼コーディネーター 牧林 功(生物部OB会長)
▼会 場  神奈川県立小田原高校 集成館ホール(視聴覚教室)
地図は下記。小田原駅西口から徒歩15分。百段坂経由。タクシー駅から約5分
〒250-0045神奈川県小田原市城山3-26-1 TEL0465-23-1201
▼参加費無料。申込み不要。▼一般社会人向け。どなたでもOK。農家の方歓迎!
▼講演内容をまとめたレジュメ集を無料配布。
▼主催:小田高同窓会「樫友会」/小田高生物部OB会/酒匂川水系の環境を考える会/小田高生物部
▼後援:小田原市/FMおだわら78.7MHz
▼フォーラムお問合わせ090-1420-0241(中山)
▼掲載ホームページ:http://odakoshirodamo.blog.fc2.com/
と http://odako.org/web/information/cat5/post-49.html
▼地図

またはhttp://www.odawara-h.pen-kanagawa.ed.jp/zen/2_annai/toiawase.html
▼本ブログ掲載:伊豆川哲也(冬の雨みず田んぼ・冬みず田んぼ連絡会長)
 izkw_tetsuya@yahoo.co.jp、携帯090-4963-8860、 小田原市浜町4-20-12、 http://www.facebook.com/izukawa1、ブリの森づくりプロジェクト会員、日本野鳥の会西湘ブロック(沼代サシバプロジェクト)会員、日本鳥学会員、環境省自然公園指導員、博物館学芸員


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