Ｂ先生、最後の試合

公立の中高の先生たちは、私学の先生たちとは違って、何年かに１回の転勤があります。

次男のいるＡ高校のＢ先生。教師に採用されてすぐにＡ校に赴任。
それから７年間、単位制のＢ校の野球部の顧問として、熱血指導をしてきました
その人柄からどの生徒からも慕われる先生で、
何度か新聞の記事になって登場したこともあるそうです。

４月１日をもって他校に転出することになったＢ先生。
今日は東京都高校野球春の大会の公式戦、
Ａ高校の対戦相手は１回戦で都立Ｃ高校を２６対９で撃破した甲子園出場経験の豊富な私立D高校です。

決して強いとは言えない部員９名の次男のいる野球部

、、、、結局は５回強風と雨のため、９対１でコールド負け
Ｂ先生にとってＡ高校での最後の試合になってしまいました。

泣きながらＢ先生を囲む生徒たち

ドラマのようですが、やっぱりこういう世界がまだあるのだな～、と、、、感動してしまいました。
息子も泣いていました。

私も教師ですが、こんな場面、決して味わうことのできない瞬間なんだろうな～
、、、シチュエーションが違いすぎるもの

今日は朝から午後までほぼ一日がかりだった試合の観戦ですが
負けても何でも行ってよかった、という気持ちが残りました

（写真は息子の秋の大会時の後ろ姿）


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