モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ぱぴりおが、会社の出入りの業者さんから、お年始のご挨拶に面白いものをもらってきました。
何回も使える「リサイクルカイロ」です。
まずはその使い方を、動画でご覧ください。(17秒)
厚手のビニールパウチの中に、黄色い透明な液体と、小さな薄い、少しカーブした金属片が入っています。
その金属片を指で「ペコペコ」っと曲げると、その部分から周囲に向かってみるみる液体が結晶化していきます。
これで瞬時に、使い捨てカイロと同じくらいに温かくなります。
温度は20分くらいしかもちません。
けれども、冷めてしまったカイロを布でくるむなどして、熱湯で5~10分くらい温めると、結晶が溶けてもとの透明な液体に戻り、冷ました後はまた金属片を曲げると、同様に発熱するのです。
温かさがそんなに持続しないので、実用性はイマイチなんですが、面白いですね。
どういう仕組みになっているんだろう?と思ってちょっと調べてみたところ、液体の正体は過飽和状態(飽和量よりも濃度が高くなっている状態)の「酢酸ナトリウム」。
この溶液は、常温では結晶化した固体の状態の方が本来安定です(高い温度では液体になる)。
ところが、高い温度で液体にしてからゆっくり常温に冷ますと、固体になる「きっかけ」がないままなので、液体の状態を保っています。
そこで、金属片のペコペコで「刺激(きっかけ)」を与えてやると、そこから結晶化が始まって、連鎖反応のように周囲に次々と結晶化が進み、全体が固体になるのです。
この時に「凝固熱」という、余分なエネルギーを放出するので熱が出て温かくなるというわけですね。
私も研究仕事をしていた頃に、似たような経験をしたことがありますが、ある種の物質の、非常に濃い濃度の溶液を取り扱っていると、ビーカーを叩いたり、ガラス棒でかき混ぜるなど、ふとした衝撃で「バババッ!」と一瞬にして全体が結晶化してしまうことがありました。
このようなものも、実は化学の面白い性質から生まれているんですね。
私はあまり詳しくありませんが、化学も奥深い分野ですねぇ・・・。









ウン十年前にホッカイロが出たときも感動でしたけど。
あのころは散々揉まないと発熱しませんでしたね。
これは変化が目に見えて面白い。
やり過ぎても爆発とか、やがてくたびれて発熱しなかったりとかはないんですか?
これはみんなの前でパキっとやりたいですね。
いまどきのカイロは揉まなくてもOKですよね。
テクノロジーはひっそり進化しています。
「パキパキ」を多くやっても、反応が速まるほどではないです。
透明な液体の状態に戻して、常温に冷ましてからなら何度でも同じように発熱します。
十分に冷ましていない場合は、反応がうまく始まらないですね。
「化学マジック」って小学生が手堅く喜ぶネタでもあるので、こんなところから理科好きの芽を育ててみたらいいのかも。
環境には使い捨てとパキパキはどっちがいいのでしょう?酢酸ナトリウムって毒物?燃やしても平気?
えっ、このカイロ、昔流行ってたの?
北の国札幌では機能が低すぎたのか、私は見たことがありません。
酢酸ナトリウムは、食品添加物に認められているそうですよ。
カイロの中身を飲んだりしたら、なんだか体調を悪くしそうですが、廃棄のときは燃やさなくても、中身は希釈廃棄でOKなんじゃないでしょうか。外のビニールは不燃ゴミということで。
かなり濃い溶液だと思いますが、腐食性だったり劇物などではないので、液に触っても手を洗えば大丈夫でしょう。
使い捨てカイロは鉄粉がベースで、酸化(さび)させることで熱を出します。
だから、使い終わった後のホカロンは、さびた砂鉄が入っているんですよね。
これって再利用できないのかなー。
初めまして、コメントありがとうございます。(^^)
使い終わって冷めたカイロは、熱湯で5~10分温めると、結晶が溶けて元に戻りますよー。