岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪隠崎 隆一 編/MINO展 2017より≫

2017-03-02 09:10:11 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、小雨が振りしきる生憎の空模様となっています。

さて、今年も6者6様に表現された美濃焼による競演で大いに来場者の目を楽しませてくれた「MINO展 2017」
会期中は県内外から大変多くの愛陶家の方々に足をお運び頂きまして、改めて厚く御礼申し上げます。

それでは「私の一押し作品!!」として大トリを飾るのは、日本陶芸界の鬼才 隠崎 隆一 先生の珠玉の新作です。
独創的な作風で2014年度日本陶磁協会賞金賞を受賞し、名実共に日本陶芸界を牽引される隠崎先生。
今展にも【特別出品】として少数ながらも厳選作をご出展下さり、圧巻の出来栄えを見せる逸品は多くの来場者の目を奪いました・・・。



   隠崎 隆一 作 「黒 碗」 H11.0×D11.8cm・・・・・¥486,000-



   隠崎 隆一 作 「黒酔器」 H15.0×D 8.0cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「黒酒呑」 H 8.0×D 6.0cm・・・・・(売約済

隠崎先生は「備前」作品と共に、緑釉を掛けて「織部風」にした作品も手掛けておられます。
「備前の土」の枯渇を危惧され、田土の上の層のいわゆる“クズ土”と言われる原土に様々な釉薬を掛けて見事に活かされています。



   隠崎 隆一 作 「オリベ湯呑」 H10.5×D 6.8cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪山田 和 編/MINO展 2017より≫

2017-03-01 21:10:32 | 工芸
皆様、こんばんは。 今日から3月ですね。

暫くの間ブログの更新が途絶えてしまい、大変失礼致しました。
義弟が突然の病に倒れ、一命は取り留めたものの未だ意識が戻らず現在も入院しております。
何とか無事に回復してくれることを願うばかりです・・・。(祈)

さて、大好評のうちに閉幕した「MINO展 2017」
今年も、日本陶芸界を牽引する人気作家6名による個性溢れる美濃焼の “競演” は、多くの来場者の目を楽しませてくれました。
来年は、さらに内容も充実していきたいと考えております。 乞うご期待です!!

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、久しぶりに「MINO展」へご出展頂きました山田 和 先生の逸品です。
代表作でもある【炎舞志野】【赫釉織部】【青織部】など個性豊かな新作群は、今展でも圧倒的な存在感を放っていました・・・。

今や和先生の代名詞的作品となった【炎舞志野】
通常、志野では使用されない長石釉を用いて作り出される景色は、あたかも窯の中で炎が揺らめくような妖艶な雰囲気を漂わせます。



   山田 和 作 「炎舞志野ぐい呑」 H 6.0×D 8.0cm・・・・・(売約済

自分の多様な仕事の中で、自ずから生まれ出た新しいものという意味を込められ名付けられた「赫釉織部」
ミロを髣髴とさせる描線や白い器肌に彩る鮮やかな赤い釉薬など、見る者に鮮烈な印象を与えます。



   山田 和 作 「赫釉織部徳利」 H16.0×D 8.2cm・・・・・(売約済

   山田 和 作 「赫釉織部ぐい呑」 H 5.7×D 7.5cm・・・・・(売約済

独特の青味が人気の【青織部】
和先生ならではの巧みな造形感覚が合わさり、モダンで洒落た趣に仕上がっています。



   山田 和 作 「青織部徳利」 H15.1×D 9.5cm・・・・・(売約済

   山田 和 作 「青織部ぐい呑」 H 5.5×D 7.0cm・・・・・(売約済
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