岐阜の画廊 文錦堂

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「器が育つ」

2018-08-23 15:10:38 | コレクション
皆様、こんにちは。

迫りくる台風20号の影響で、岐阜の上空も次第に雲が厚みを増してきており雨も降り出してきました。
これから台風の進路にあたる地域の皆様は、どうぞ十分にお気を付けください。

さて、陶器の世界でよく使われる「器が育つ」という言葉があります。
これは、愛陶家ならではの呼び方で、使い込むうちに陶磁器の器肌に染みが出たり、艶を帯びたりすることを意味しています。
取分け酒器などは、長年の使用によって器全体に酒が染み込むことで、器肌もしっとりと艶やかになります。
古来より酒徒は、これを「とろとろになる」と表現し、使い込んだ酒器が見せる様々な変化を楽しんだそうです・・・。

ということで、今日は私がいつも愛用していてとろとろに育った作品をご紹介致します。
来週末から個展開催予定の古谷 和也さんによる「伊賀ぐい呑」です。
名古屋栄三越で5年前に購入したこの作品ですが、いつ頃からか使う度にだんだんと黄味が増してくるようになってきました。
私が所有するコレクションの中でも一番変化した作品の一点です。

呑兵衛としても知られる和也さんの酒器は、酒を吞むごとにその表情を変えていき、呑み手をきっと楽しませてくれることでしょう・・・。

「-信楽・伊賀- 古谷和也 陶展」 平成30年 9月 1日(土)~ 9日(



   古谷 和也 作 「伊賀ぐい呑」 H 5.8×D 6.5cm 
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