11月も後半になると、
木枯らしがふいたり、
寒い雨がふったり、
かと思うと、
小春日和があったり。
今年も一年が終わるんだなぁ、という感慨に耽ることも多くなります。
オベロン会は、毎年、ここから急ピッチ。
12月の発表は第3週になりますので、
11月の発表が終わると、すぐに、次の例会が待っています。
しかも、雑誌『オベロン』も最近は年末刊行ですので、
オベロン会には何かと動きの多い季節なのです。
(こちらも編集作業が終わって、印刷に入っています!)
さて、その「オベロン会的繁忙期」のトップランナーは
伊達恵理さんにつとめていただきます。
今回の発表のタイトルは
「イェイツ初期の劇詩 'The Seeker'と後期詩劇 At the Hawk's Wellの比較」
だそうです。
At the Hawki's Well は知っているけど、
'The Seeker' ってどんな作品だっけ?
と思いませんか
伊達恵理さんからいただいた発表予告には、こんなふうにありました。
「 'The Seeker'は definitive edition には収録されていないこともあって、
論じられることの少ない作品ですが、
牧歌詩劇的世界を描きながら、
能の手法を取り入れた後期の代表作At the Hawk's Wellに通じる象徴性、
老いと探求のモチーフなどが随所にうかがわれ、
興味深い点が多くあります。」
というわけで、
ちょっと他では聞けそうにないお話になりそうですね。
みなさん、楽しみにしてお集まりください。
次回オベロン会は、11月28日午後2時から。
場所は、国際文化会館です。
会場の部屋が10月から変更になっています。
新しい西館の4階です。
お気をつけください。
小春日和の土曜日になることを祈りつつ――。
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