地域の新年会

　私たちの集落では毎年の今日、自冶会主催の新年会を行っている。
世帯数も少なく、誰かが「喪中」にでもなっていたら集まってくる人は少ない。でも少なくともとても楽しく
盃を交わしながら、色々な話しに華を咲かせる。まさしくコミニュティがひろがるのだ。

　　　　　　　

　さめたコンビニからのつまみを食べながら話題は次々に・・。
酪農や地域のこれからのあり方、担い手問題等々・・酒の量が進むと過激的な話しも多くなる。○Ａや○場の実名での
批判も多くなる。地域の人達の日頃の不満が本音となって出てくるのだろう。そのことに反対意見を述べる人などなく
みんなが納得するのだから、「みんながそう思っているのだろう」とかんじてしまう。不思議な事でもある。
その位、期待もしているのだろう。

　私も随分といただいた。夕方の搾乳作業も足元をふらつかせながら頑張った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　会場となった生活館には銚子などなく、きゅうすに入れて熱燗酒にした。
とても美味しかった。昨日の交礼会、今日の新年会と２日続いた。沢山の情報交換ができたようだ。

　集まる人が少ないけれども、盃を交わしながら本音で語られる中から、当面する課題に対応すべきヒントを
いただく事も沢山あった。農業関係の組織の責任者をしていると酪農や担い手に関する多くの指摘が私にも向けられて
いる事を肝に命じて、大きな声で語る人達の一言一言に耳を傾けてもいたし、私も随分と「ここだけの話」と前置きして
語った事もあった。