りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

シロちゃんは生きていた♪

2013年09月05日 | わんこ・動物
老犬タロウ君の訃報に心を痛めていましたが、今日はタロウ君よりもっと年上ワンコ 『シロちゃん18歳』 のお話をします。

シロは実家の近くに住む雑種の女の子です。初めてシロを見たのは今から17年程前でした。ちょうどりんごがうちの子になった頃ですね。

  わあ~なんて可愛いの!綿菓子みたいな子だ! 

これがシロへの第一印象でした。帰省をする度、シロに会おうとそのお宅の前をウロウロしていました。怪しいヤツと思われたかもしれません。

当時はカメラを持ち歩く習慣も無くて、この写真を撮ったのは今から6年前・・・父の四十九日法要を終え実家に戻る途中です。

   

ねっ可愛い子でしょ!デーンとした大きさにも癒されます。シロは人が大好きで体を摺り寄せて来るの。

 あっ!この人のニオイ、前にも嗅いだ事があります。

   

父は亡くなる数か月前、一時危ない状態になりました。パパさんはお見舞いがてらりんごを連れて実家に来てくれたのですが

その時車の中からりんごはシロを見ているんですよ。シロを撫でる私を見てヤキモチを焼いたのか、ギャンギャンと怒り狂っていました。

 お母さん、誰なの?その子誰なの?早く戻って来てよ~! 

最後にシロを見たのがこの写真を撮った6年前の11月。いつもは外に出ていたシロですが、その後姿を見た事が無かったの。

 妹に聞いても長い間見ていないって。りんごと同じ位の年齢だし、もしかしたら 「犬の国」 に行っちゃったのかな~? 

 あ~!シロちゃんだ!パパさん、シロがいる!

   

歳は取りましたが、大きさは変わっていませんでした。

先日七回忌法要が終わり自宅に帰ろうとした時、シロが家の中から大好きなお庭に出てきたんです。シロに会いたい! 

シロの横には飼い主のおばさんがいました。二人とも礼服を着ていたので、おばさんはちょっとビックリしていましたけど・・・

 私達は帰省の度に、シロちゃんに会うのが楽しみだったんです。幾つになりましたか?

シロは18歳になっていました。目も耳も鼻も利きません。これだけの体を支える後ろ足も弱り、ガクガクと震えていました。

シロちゃん・・・歳取っちゃったね・・・私の事覚えてる?誰かがいる気配だけは感じているようで、しきりに私の手を嗅いでいます。

 おかげ様で病気ひとつせずここまで来ました。一日でも長く一緒にいたいと思うんですけど・・・

   

お父さんに内緒でコッソリ牛肉を食べさせているの。ヒソヒソ話をするようにおばさんが言います。 

食べるチカラはまだあるそうです。シロちゃん食べたい物は何でも食べて!食べたくても食べられなかったりんごの分までいっぱい食べて!

 若い頃のシロちゃんは、夏になると朝夕近くの川で遊ぶのが日課でした。

川で涼んでいた子がここ数年は猛暑の影響もあり、家の中のエアコンから離れなくなったそうです。もうおばあちゃんだしね。

出来る事なら来年の夏、もう1回だけ大好きな川に連れて行ってあげたいんですけど・・・シロを撫でながらおばさんが言いました。

シロちゃん!会えて良かった。生きていてくれて本当にありがとう。どうか穏やかに余生を過ごして下さい・・・
 

 シロちゃん言ってましたよ。久しぶりに会ったおばちゃんも、歳取ったな~って・・・ りんごより 

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