久しぶりの日本海磯。
日本海、そして太平洋に低気圧があり東北が挟み込まれるかたちとなったこの日。 日本海沿岸の波予報は1m未満。 あまり理想的な波とは言えなかったが、沖合の低気圧がもたらすであろう厚いウネリを信じて月山道を急いだ。
案の定、西南からウネリが入り局所的ににやけてしまうようなサラシが広がっていた。
だいたいサラシができるところはもう検討がついていた。 いつも寄るあるポイント。 ザブンザブンしている大きなサラシでキャストミス。 ラインがらみをほどこうとしているとき、ただ浮いているだけのカレントマスター13にシーバスがヒットした。
ウムを言わせず無理くりのファイト。 ワイコン1100H/Rでは物足りないサイズだとハッキリとわかった。
こんなサイズを釣るために、ボクは60kmの海岸線をランガンしているわけではない。 おまけに渾身の抜き上げでそのシーバスは宙に舞ってしまった。
完全なる負け勝負。
北海道にいたころ、夕方のニュースに『ぞっこん・ファイターズ』というコーナーがあった。
ボクはもちろん８６に、そしてファイナルディメンションにゾッコンだ。
何度も通ううちに地形を覚え、ポイントを覚え、釣り方を覚えてきた。 晴れ＋午後という条件がそろえばだいたいの勝算はつくようになった。
完全に、ボクの中では魚を探すことが８６の釣りになりつつある。
この日もグッドサイズを４匹かけた。
が、最初の一匹はヒット直後の鬼フッキングでリールのドラグがユルユルというハプニング。 ホント、あほだ。
1957年から20年の時間をかけてほぼ今の八郎潟の形ができあがったらしい（※）
歴史あるハチローにはとても立派な石碑がそこかしこにある。 水路と水門と芦原と石碑。 そしてグッドサイズなバス。 そんなシチュエーションがボクにはたまらない。
ハチローであっても恥ずかしげもなくブンブン振り回せるファイナルディメンション。 172MHPFに加え、172Hもゲットしてしまった。 ボクはＦＤにメロメロだ。
※大潟村ＨＰ参照（http://www.ogata.or.jp/outline/polder.html）
