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世界半導体売上高ランキング、クアルコムが6位に浮上 インテルは18年連続首位

2009-12-29 | 半導体業界



 米調査会社ガートナーが発表した2009年の世界半導体企業の売上高ランキング(見通し)は米ファブレス(工場を持たない設計・販売会社)のクアルコムが6位に入った。前年の8位から順位を上げた。

 日本企業では東芝が売上高を落としたものの3位を保持。首位は18年連続で米インテルが確保するもよう。


●国内大手は11位以下

 クアルコムの売上高は65億ドルで前年に比べ微増。半導体市場が同11.4%減の2260億ドルと収縮するなか、相対的にシェアを高めた。

 サムスン電子とハイニックス半導体の韓国勢は、ウォン安を背景にして製品競争力を強化。ハイニックスの順位は前年の9位から7位に上がった。

 日本勢では、ルネサステクノロジが売上高を前年比19.9%減の56億7千万ドルに落とし、前年の7位から8位に降格。東芝はNAND型フラッシュメモリーの復調で健闘したが、NECエレクトロニクスなど他の国内大手は11位以下だった。


【2009年世界半導体企業の売り上げシェア(見込み)】

  1位 インテル:14.2%
  2位 サムスン電子:7.9%
  3位 東芝:4.3%
  4位 テキサス・インスツルメンツ:4.2%
  5位 STマイクロエレクトロニクス:3.7%
  6位 クアルコム:2.9%
  7位 ハイニックス半導体:2.7%
  8位 ルネサステクノロジ:2.5%
  9位 AMD:2.1%
 10位 インフィニオン・テクノロジーズ:2.0%





【記事引用】 「日経産業新聞/2009年12月24日(木)/4面」


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