ART | |
Benny Sings | |
Victor |
Art(2011)/ ベニー・シングス(Benny Sings)
存じ上げませんでしたが、こんな才人がいるんデスね。
ヒゲづらのジャケからは想像しにくい緻密系ポップスなんでちょっと驚き。オランダ人だそうですが、1977年生まれとのコトですから、既にまぁまぁオッサンの部類(失礼)でしょうが、アルバムはまだ5〜6枚しか発表してないんスね。寡作な作家に佳作は多い、ってヤツですね。
サウンドはリラックスして聞ける、まさに「ポップス」。「緩さを緻密に構築する」と言った感じですかね。打ち込み中心の作りのようデスが、デジタル感が薄めなので、「緩さ」「暖かさ」「ポップさ」が前面に感じられるのかもしれないっス。強引に分類すると、トッド・ラングレン(Todd Rundgren)に近い「ポップ職人」系統に感じます。このアルバム、派手な曲はナイけど、間違いなく聴き飽きない作品でスね。かなりの秀作と思います。職人好きのアナタにオススメいたします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます