初瀬川王国

初瀬川による直樹的な生き方の表現の場

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「バックトルクリミッター=スリッパークラッチ」と言うのは厳密に言えば違う

2010年10月11日 13時56分53秒 | バイク
バイクは日々進化しているのに、ライダーが進化を阻害している。 それは、自身の成長を止めたところで現代バイクを判断、理解しようとするため、 情報不足で進化を理解できず、バイクの進化が無駄になったり、勘違いされて事故の素になったりする。 「名前が違うときは、何らか違う可能性がある」 これは新たな分野を知ろうとするときに心がける考え方の一つです。 今回は、バックトルクリミッターとスリッパークラッチについて。 4ストロークバイクが、レースに使われると、その自身が発生するバックトルクがシフトダウン時にリアタイヤに発生し、リアを跳ねさせるホッピング現象が起きます。 バイクはキャンバースラストと言う後輪の発生させる強力な旋回力で旋回初期を旋回させていきます。 そのためリアは強力な旋回のために接地していなければならず、ホッピングが起きてしまうと、接地がマチマチになり、強力な旋回できなくなります。 シフトダウン時に発生するエンジンブレーキを有効に使いつつ、リアに発生する不要な部分のバックトルクを制御して、リアが跳ねないよう(ホッピングしないよう)にして欲しい。 これがレーサーからの要請となります。 そこでバックトルクを何とかして制御、もしくは減らす機構として 「バックトルクリミッター」と言う考えが生まれて言葉が使われるようになります。 この名称は、「掃除機」や「バイク」などと言う大まかなくくりであって、 「掃除機=ダイソン」「掃除機=サイクロン」 「バイク=ハーレー」「バイク=GSX-1300R 隼」 と言うように、いろいろなものを内包する言葉です。 その中でスリッパークラッチはバックトルクリミッターの効果を狙った機構の一つであり、現在最も新しいバックトルク制御の技術です。 (さらに、スリッパークラッチという分類の中でも、各社で機構の構造が異なります。) motoGPはスリッパークラッチとCPUが連動するそうですし、レベルがベースのアイドリングを高めるだけでも、エンブレは減少するのでバックトルクリミッターの目的を達成します。 そのため、タイトルのように「バックトルクリミッター=スリッパークラッチ」と言うのは厳密に言えば違います。 ここまで読まれた方ならば、厳密どころか全然違うと思うのではないでしょうか。 最初の登場はホンダが1985年にレースベース車両のRVF750からはじまり、市販車でもホンダのVFR750Fから始まったバックトルクリミッター機構。 登場から25年。内容が変わるのは当然ですね。 バイクの進化に負けないように、知識も付けて練習に励みたいと思います。
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