さて、以前に
〉日本仏教は『法華経』に強く影響されている
と書きましたが、何よりもまず、護国経典である、ということ。
『法華経』を日本国を守るための護国経典とされたのは、比叡山を開かれた最澄さまでした。最澄さまは、日本を平和に治め、災いを退けるために、日本各地に『法華経』を供養する塔を建て . . . 本文を読む
いかがでしたか?有名な『法華経』の、「ここだけは…!」という部分をご紹介しました。
(もちろん、ヘビーユーザーの方々には「おい、ここなんでとりあげへんねん!」という箇所もあろうかとは思いますが…)
法華経をさわっていて感じたのは、「大乗仏教の生まれたての息吹」。
最初は、お釈迦様。
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たとえば、優秀な医者がいるとする。彼は智慧が明らかに深くて、的確な薬の処方でどんな人の病気でも上手に治療することができた。その人は子だくさんで、十人、二十人、もしくは百人もの子どもたちがいた。彼は縁あって、遠い外国へとおもむいた。その後で、子供たちは勝手にさまざまな毒薬を飲んでしまった。 . . . 本文を読む
仏陀は大勢の菩薩たち、すべての集まっている人々に向かって三回、「あなたたちは如来の誠のことば、真実のことばを信じて、よく味わうがいい」と呼びかけた。
そのことばに対して、弥勒菩薩をはじめとして大勢の人々が「どうかそのおことばをお話しください。私たちは敬って聞き入れます。」と答えた。
その様子を見て、仏陀はこう語り出した。
「如来の〈神通力の秘密〉を、明らかに聞くがよい。 . . . 本文を読む
「なんやわけのわからんことばいいだしよったで・・・」とかなんとか思われたかもしれませんが、前回の記事のなかの「縁覚」ということばをインド語で「プラティエーカ・ブッダ」と言います。
…学生のころから、よく正体のつかめない言葉でした。wikiから引用しますね。
〉縁覚(えんがく、pratyekabuddha、paccekabuddha、サンスクリット:प्र& . . . 本文を読む