〈神々〉は
手に手に武器を持つ。
“刀に剣に、鉾に槍、戦斧に戦輪、縛り上げる縄”など。
また
〈兵神の鎧〉は“七宝”で出来ている。
いかに〈阿修羅たち〉が刃を加えようとも
その身には傷一つ負うことはない。
〈阿修羅たち〉は
手に手に武器を持つ。
“刀に剣に、鉾に槍、戦斧に戦輪、縛り上げる縄”など。
また
〈阿修羅兵の鎧〉は“七宝”で出来ている。
いかに〈神々〉が刃を加えようとも
その身には傷 . . . 本文を読む
〈帝釈天〉は
〈忉利天の“三十三の天宮”にすまう神々〉を心に念じた。
〈忉利天宮の神々〉もすぐに察して念に応え、次いで口を開く。
「只今、
我らが王〈帝釈天〉様が我らのことを念じてくださった!
我ら速やかに武具を整えん!」
そしてすぐに
〈左右の側仕えの者たち〉に命じて武器の支度をさせるのだった。
〈三十三の天宮の神々〉自らも
武器を執り、宝の鎧で実を固め、宝の戦車に乗り込む。
そして
〈無 . . . 本文を読む
〈侍天〉はすみやかに
〈夜摩天・兜率天・化自在天・他化自在天それぞれの神々のところ〉へと順におもむき、
〈帝釈天の言葉〉として
『〈阿修羅たちの大軍勢〉と戦う日がついに来ました。
どうか〈神々〉よ、手に手に武器を執り、我れらが軍勢にお力をお貸しくださりませんか』
と告げて回ったのだった。
〈夜摩天の天子(王子)〉は
この言葉を聞くや否や自ら武器を執り
宝の鎧で実を固め、宝の戦車に乗り込む . . . 本文を読む
〈龍族たち〉と〈シュカローラ鬼神たち〉と〈持華鬼神たち〉と〈常楽鬼神たち〉と〈四天王たち〉が優勢の時には、
〈阿修羅ども〉を〈阿修羅宮〉までも追い詰める。
しかしその反対に
〈龍族たち〉と〈シュカローラ鬼神たち〉と〈持華鬼神たち〉と〈常楽鬼神たち〉と〈四天王たち〉が劣勢となると、
彼らはそれぞれの〈宮〉へは還ることなく
〈帝釈天〉の住まう〈善法講堂〉へと駆けつけ
〈帝釈天〉および〈忉利天の神々 . . . 本文を読む
〈龍族たち〉と〈シュカローラ鬼神たち〉が優勢の時には、
〈阿修羅ども〉を〈阿修羅宮〉までも追い詰める。
しかしその反対に
〈龍族たち〉と〈シュカローラ鬼神たち〉が劣勢となると、
彼らはそれぞれの〈宮〉へは還ることなく
〈持華鬼神たち〉の境界へと駆けつけ
こう告げるのだった。
『〈阿修羅ども〉は
〈すべての神々〉に戦さをけしかけようとしております。
我らはそれを止めようと応戦しておりましたが
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