或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

牛乳は長期保存型

2005年11月18日 | ハンガリー(各種オススメ)
牛乳を日本で売られているようなパックのもので購入すると、冷蔵庫に入れて
数日でヨーグルト化が始まり酸っぱい匂いがしてきます。そのことで悩む人は
多いようです。来たばかりの頃、冷蔵庫に入れてるのに部分的に固形化した牛乳
を見るのは初めてで大変面食らいました。

メーカーによってはペットボトルに入ったミルクも売っており、こちらは幾分
日持ちするかもしれません。私は試したことはありません。ペットボトル入りの
牛乳の入替用なのか袋入りも売られていて、最初に見かけた時は驚きました。
しかも見るからに弱そうなテロテロのビニル。売り場で手荒に扱われたものか既に
穴が空き、他の袋も水浸しならぬミルクびたしにしてしまっているのを掃除する
スーパー店員さんを何度か見かけて全く買う気も起きませんでした。

特別な感慨もなく面倒くさそうにモップで掃除しているのを見て、小中学校時代、
「牛乳瓶が割れたとき使った雑巾は臭うので捨てて良し」という暗黙の了解が
あったのを思い出して「あのモップ、臭うんだろうなぁ、いやだなぁ」なんて
考えたりしました。

我が家は専ら日本で言う長期保存型パックのものを購入しています。封を切らな
ければ、室温で日持ちするので12本入の箱ごと買ってストックできて重宝です。

パッケージの区別を問わず各社大抵2.8%と1.5%濃度を売っていますが、1.5%は
水のように薄いです。コーヒーや紅茶に入れる、そのまま飲むという場合2.8%を
選べば日本と比べても違和感が少ないと思います。

長期保存できるということは身体に悪いものが入っているに違いないから、なる
べく飲みたくないわ、という意見をされたこともあります。そのへん、気にされる
方はペットボトル型か市場などで供給される新鮮な瓶入りなどが良いかもしれません。

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高額紙幣拒否

2005年11月16日 | ハンガリー(日常)
ハンガリーでは外国人なら誰でも高額紙幣を使おうとして嫌な顔をされたり、
あからさまに拒否されたりしたことがあるに違いない。

換金所で換金しても、ATMを使って日本円やユーロの口座からフォリントを引き出す
にしても、インフレ気味なハンガリー通貨、日本円で5万円分も10万Ftとお札の枚数
が多い。こうなると機械の側で高額紙幣を選んで吐き出すのか2万Ft札や1万Ft札が
主流になる。枚数は多くなってしまうけれど、たまに5千Ft札でドパーッと出てくると
有難くって小躍りしたくなる。

どうしてって?肉屋も八百屋も、みんな高額紙幣を嫌がるから。唯一郵便局だけが光を
照射して偽札判別する機械を各窓口に持っているので使わせてもらえる。なるべく高額の
買い物の際つり銭で小額紙幣を確保するよう試みているとはいえ、自然食品屋、パン屋、
肉屋、と何軒か回るうちに切らしてしまうことなんて当たり前ではないか?

以前、アパートのオーナーに「ごめんなさい。細かいのないの。」という言葉を教わって
から「まぁ、いいよ」とお許し願えることが多かった最近。今日は最後の八百屋で1,000
Ft弱の支払うころには使い果たしてしまい、受け取り拒否、やられてしまった。無言で
1万Ft札を返され、買おうとしたリンゴ3個とドライプルーンを残し「あとで戻ります」
と言い商店街に戻るも、困った。

こういうことはハンガリーに越してきてすぐのころはしょっちゅうだった。切り花は
食品に比べて高いので花屋ならばと駆け込み、チューリップを何本か購入して高額紙幣
を崩したものだった。でも、暖房も入れている今、花を買ってもすぐにしおらせると
思うと癪なので今日は思案して文房具屋さんへ。綺麗なクリスマスカードを何枚か購入、
支払は八百屋と同額程度だったが「ごめんなさい。細かいのないの。」で1万Ft札を
受け付けてもらえた。ホッとする。八百屋に戻って支払いも済ませられたけれど、、、
こういうのやめてもらいたい。

そのうえ私たちを悩ませるのは、八百屋にせよ、ガソリンスタンドにせよ、衣類を扱う
店にせよ、店員は誰もがおつりを出すのを嫌がりいくらかでも小銭を出せといって粘る。
日本など間合いで「小銭を添える気配がない」と思えばサッと釣りを用意してくれる
ものだけれど。そういうときは決まって高飛車な態度を取ってくるので不快このうえない。
時には半ば怒ったように(外国人と見て平気で)「財布の中を見せろ」といってくるほど。
分からないなら見てやるから、ということらしいが甚だ図々しい。

公共交通機関の定期券を買う窓口でさえ、そんな調子。定期は結構高いので、ここぞと
ばかりに高額紙幣をだして小額紙幣の混じった釣りを得たいこちらの意図なんて見事に
かわされてしまう。何しろ長蛇の列が出来ていようが関係なく、小銭を出すまで待たれて
はかなわない。その結果、財布に残るわずかのコインさえかき集めて渡さなければいけ
なくなる。支払いの段はいつも気を揉まされる。

「だったら高額紙幣なんて作るなよー」と思えて腹立たしい・・・。

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思い通りの髪型に

2005年11月12日 | ハンガリー(日常)
さて、ようやくカゼも一段落してきたので一時帰国のもようをひとつ。

以前行きつけだった美容室は店内改装してスタッフも一新されたのか、店名は
同じなのに見かけない美容師ばかり。しかもアシスタント風の女性1人を除き
全員男性。入りにくい・・・。

いかにも「俺ってカッコよくない?」て感じの今風の若い男性美容師に向かい、
半年以上サロンの手の入っていない髪を切ってもらう気になれず。

少し地味な雰囲気がかえって入りやすい資生堂系の美容室に入りました。美容師
も女性が主だったので安心して入り、店内のヘアカタログに目を通し、希望の
髪型を考えました。

最近はカットの技術が進んでいるので、パーマをかけなくても髪にフンワリ感
を持たせたり、部分的に外ハネのクセを出したりできて当然なのがオーダーを
ラクにしていますね。以前なら、「あなたの髪質だと、こうはなりませんよ」
「パーマかけないとムリかな」「髪の量が違うから・・・」など頭ごなしに否定され
ることもあって緊張したものですが、今は客のオーダーをじっくり聞いてくれ
ますよね。切っている最中に何度も美容師さんから「こうしてみますか?」
「ここからもう少し切るとこんな風になります」などと説明&相談を受けるの
も懇切丁寧なことで有難いこと。

シャンプーやブロー込で1時間以上かかったけれど、おかげで大満足の髪型に
なってブダペストへ戻ってきましたとも。これまでムースなどで何となく全体
を整えないといけなかったのに、今では洗いっぱなしでもサマになって見える
ところがさすがという感じ。手入れがラクになりました。

帰国前は2003年、2004年のヘアカタログを毎日食い入るように眺めて、「日本
に帰ったら、どういう髪型オーダーしよう・・・」と考えてきましたが、思い通りの
髪型になった今は満たされて落ち着いた気分。もちろん、最新版ヘアカタログを
1冊買って戻りましたが、しばらくは本棚のこやしにしておけそう。

ちなみに、2003年秋のヘアカタログ定価680円は12.8ユーロ(1700円強)、
2004年のヘアカタログ定価714円は14.1ユーロ(1900円強)出して、ドイツ
にある日本の書店で以前に購入したもの。原価の倍以上してますが、それでも
見たいのが女心。

ちなみに欧州では在留邦人の多いフランスやドイツには日系デパートや本屋
があります。またパリにはBOOK-OFFがあって、中古CDなども取り扱って
いるようで閉店中の店の窓から覗いて驚いてしまいました。

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ガンダム切手

2005年11月11日 | ハンガリー(日常)
日本からの郵便物に、ガンダムの切手が貼られているのを見て驚きました。
懐かしい・・・。でも、幼すぎた私は放送当時はストーリーが込み入り、
湿っぽくて難しいアニメ番組というイメージが。それで印象的なキャラしか
覚えてもいないけれど、悪役とはいえ主人公より洗練されたイメージだった
ので、この人は覚えていますとも。(切手は恐らく、ザクとシャア)

以前書いたようにハンガリーではJSTVという日本語衛星放送サービスを利用
してNHKを中心としたプログラムを視聴しています。そして、民放各局の話題
のドラマも遅れてみることができます。昨日は「電車男」の最終回が放送された
ばかり。

ドラマ「電車男」のなかでガンダム関連のフィギュアやプラモデルが登場して
いたので、余計にタイミングよくガンダム切手が届いて、ガンダムおたくでも
ないのに嬉しくなってしまったというわけです。

最近の郵便局は色々やってるんですね。ほかにどんな切手が登場しているのかと
思うとワクワクしてしまいます。

ちなみにJSTVでは夕方6時半から毎日アニメが放送されているのですが、
毎週木曜に今はなつかしの「パーマン」が見られます。藤子不二男アニメ全盛期
に育った世代。「ドラえもん」は余りにも有名ですが、「忍者ハットリくん」や
「怪物くん」などが「見たいなぁ」と思う今日この頃です。

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カゼ対策

2005年11月08日 | ハンガリー(役立ちメモ)
長時間フライトで乾燥した空気にノドをやられて、この1週間バテバテ。
鼻水・鼻詰まり・のどの痛みが抜けず苦しいことこの上なし。

現地クリニックにかかって知った処方箋の要らないカゼ対策商品を紹介
しておきます。なるべく飲み薬に頼りたくない人の参考になれば。

ハンガリーでは、日本のドラッグストアのように薬も一緒に販売されて
いません。薬は処方箋の有無に関わらず薬局で購入するものと決まって
おり、取扱は目薬や頭痛薬から虫除けスプレー(蚊・ダニよけ)に至るまで。

鼻の中を調整された海水で洗浄するスプレー(ノズルを鼻に突っ込み一押し
すると超微粒の霧が噴射される)Sterimar。ボトルは大小あり、まずは小で
お試しアレ。鼻はハンガリー語で「orr」、スプレーは外来語そのままのよう。
「orrspray」と表記されてます。50mlで1,309Ft(700円弱)写真参照。

ノド飴。日本でいうVICSのような効き目ありそうなタイプ。1箱に10個
入りの包みが2本入っている。Tantum VerdeというブランドでPasztiliaと
呼ばれるもの。1箱20粒で1,035Ft(500円強)

薬局窓口に並び、お医者からもらった処方箋薬を求める人の列に並んで買う
のは二の足を踏んでしまうかも?もっともらしく買うためにも、あらかじめ
メモ用紙に買いたい商品名を書き出して持参するとお医者様が書いてくれた
メモみたいで気分的に行きやすいかも。
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