ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/1日 鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳 その4:鎌ヶ岳を越えて、武平峠から御在所岳を目指す

2014-05-12 06:50:29 | 草花
今回のレポートでは、鎌ヶ岳の頂上まで行き、そこから急斜面を武平峠まで下り、小休止の後に御在所岳を目指してまた急斜面を登っていく道中をご案内いたします。
アルペン的要素の詰まったコースとなります。

入道岳 ↓

高度が上がってきていますので近場の山々が良く見えています。椿大社の背後で、アセビの大木の林がある入道岳が見えてきました。



鎌尾根 ↓

その入道岳から水沢岳を越えて鎌ヶ岳に続いてくる鎌尾根が見えています。



鎌ヶ岳山頂に到着 ↓

「鈴鹿のマッターホルン」と目されるこの山は四日市方面から眺めたときに綺麗な三角錐に見えますが、実際に頂についてみるとその場所は南北に細長くて意外な広さがありました。
私達は頂の南端に乗り上げて来ました。



鎌ヶ岳の山頂 ↓

今度は頂の北端まで歩いてきます。ここからは御在所岳が眼前に横たわるはずですが、雲に遮られて生憎の景観となりました。



山頂の神社 ↓

頂の南端と北端の丁度中央部に神社があります。



バイカオウレン ↓

鎌ヶ岳の山頂を下って行きます。途中でバイカオウレンを見ますが、花には遅い感じです。



タムシバ ↓

鎌ヶ岳に登る途中でも遠くに見てきたタムシバですが、こちら側では近い場所で、頻度多く出てきます。



御在所岳 ↓

御在所岳の山頂部が全貌を現してくれました。左側にぽつんと建造物が見えるのは御嶽大権現の神社、真ん中ほどのところに最高地点と山頂がありますが、ここから見ると必ずしも高くは見えません。却って右側の朝陽台の方が高く見えてしまいます。




三口谷分岐 ↓

ここに鎌ヶ岳に登ってくる別のルートがあります。こんなガラガラ道を登り下りする場面もあるのですね。私達はこの道は使わずに真っ直ぐ武平峠まで下って行きます。



山腹のアカヤシオ ↓

鎌ヶ岳山肌に咲くアカヤシオを眺めます。



もう一度アカヤシオ

アカヤシオの咲き乱れる様に酔いしれています。



タチキランソウ ↓

シソ科の花が出て来ました。ここではおとなしい咲き方ですね。



武平峠 ↓

武平峠に下りて来ました。ここで小休止の後に気合を入れて御在所岳の登りに取り付くことになります。



黒い蛇 ↓

これは珍しい! ぴーさんが黒い蛇を見つけてくれました。タカチホヘビになるのでしょうか。



ヤマザクラ ↓

武平峠のあたりで咲いていたようですが、峠より離れてから気付きました。



カンアオイ ↓

これもぴーさんが見つけてくれたカンアオイです。ご当地のスズカカンアオイとなるのでしょうか。



鎌ヶ岳 ↓

鎌ヶ岳と離れてきて、アカヤシオの向こうに鎌の三角錐が綺麗に見えてきました。



スミレ ↓

なりの小さな斑入りのスミレが出て来ました。ミヤマスミレあたりでしょうか。



御在所岳に到る岩尾根 ↓

こういうタフな道を攀じて行きます。先行者はリュックではなくてショルダーバッグですね。
このあと、岩の上にスマホが落ちていて、それを拾って下山後に届けるつもりでリュックに入れて歩いていたら、慌てて道を戻ってくる様子の彼にすれ違い、理由を聞くとスマホを落としたと言うことでしたので、確認後に彼に渡してあげました。



御在所側のアカヤシオ ↓

御在所岳側のアカヤシオも素晴らしいものがありました。見えている舗装道路は鈴鹿スカイラインです。



御嶽大権現神社 ↓

稜線上に神社の建物があります。あそこまで行ってみることにします。



登山道の終焉 ↓

登山道を歩き終わるとどういうわけか高いところに広いアスファルト舗装の道路があります。
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6 コメント

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鈴鹿山系 (かなこ)
2014-05-12 11:03:11
ぶちょうほうさん今日は。
先程から予報通り雨になりました。
乾燥した風が吹き荒れカラカラ状態なので大助かりです。

タチキランソウは珍しくキランソウの仲間の多いですね。
御在所のシルエットは懐かしいです。
御在所おろしも昔のお話です。
そちら側のアカヤシオの風景は見事でした。

黒いヘビ・・田舎ではカラスヘビと言っていましたが また別種のようですね。
やっぱりヘビの季節ですね。

カンアオイの季節ですね。

携帯を拾ってあげて本当に良かったですね。
その方も直ぐに気づかれた幸いでした。

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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2014-05-12 11:26:12
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
三河でもからからで、山の神様が早く雨が欲しいと言っていました。
こちらでは夕方頃から降りだすようです。
風のほうは別に欲しくはありませんが、これはどうすることも出来ませんね。

シソ科の花は難しくなっています。
これはタチキランソウでよいかどうか迷いが有りますが、一応名前も出しておきました。

鎌ヶ岳側から御在所岳を全体的に見ているわけですが、もう空の様子が怪しくなって来ていますね。
天気予報では15時頃から雨が混じることもありそうとのことでしたが、天気の変化が早まってしまいました。

この武平峠への下り道から眺めるアカヤシオの景観は素晴らしいものがありました。時季的には丁度良かったようですね。

からす蛇・・・そういえばぴーさんもそう呼んだように思います。
ここではネットで調べて、原画と比較してとりあえずタカチホヘビという名前を当てはめてみました。

カンアオイの花は終わっていると思い込んでいましたが、未だ花が見られるのですね。これからは気をつけておくことにします。

あんないでたちで山を歩くと、思わぬことを引き寄せてしまいますね。
彼はスマホを落として、結構焦って道を戻っているようでした。
小生が拾い上げなければ見つけられなかった可能性もありますね。
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鎌尾根 (こりん)
2014-05-12 20:06:45
こんにちは
鎌尾根は、頂がいくつも続いており、のこぎりの刃のようですね。
鈴鹿の山と三河の山の大きな違いは、やはり植林の量ではないでしょうか。
何故、違うのでしょうか。考えるのに土壌の違いもあるでしょうが、愚直な三河人気質で国の施策通りに植えたのではと勘ぐってしまいます。
昭和初期は、山持ち=大金持ちでしたが、今ではお荷物となっていますね。
アカヤシオの点在する風景を見ると気持ちの良い気分になります。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2014-05-12 21:16:02
こりん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
鎌尾根は難しい道だと聞いたことがあります。
一度だけですが昨年、入道岳からこの鎌尾根を歩いたことがありますが、確かに足元がザレていて緊張する場面もありました。

それから三河と比べた場合の植林の濃さの違いですが、理由がどういうことなのか?これまでに考えたことが有りませんでしたが、山の急峻さと地味の貧弱さが関係するのでしょうか。
炭焼き窯の跡は普通に見ていますので、落葉樹なら昔ながらの植物相のように思いました。

三河の山を歩いていて、手入れのしてない植林地帯を歩いたときには心が痛みますね。
昭和40年よりも前のかつての森林業の繁栄は何処へ行ったのでしょうね。
山の植林のひと区画を売っただけで、それで御殿が建ったなんてことは夢の夢となりましたね。
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鎌ケ岳 (山ちゃん)
2014-05-13 22:09:42
ぶちょうほうさん、今晩は!
ここまでは雨は大丈夫だったのですね。本来なら山頂からは360度大パノラマだったでしょうが。
鎌尾根や三口谷は一度歩いていますが、中々アルペン的で楽しいですよ。
黒いヘビは、田舎ではカラスヘビと云ってました。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2014-05-13 22:53:00
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
雨は既に途中で降りました。宮妻峡への分岐点あたりだったと思います。
それで一度は合羽を来ているのですが、そのあとに出したり入れたりをしました。
鎌ヶ岳からの見晴らしが悪くて残念でしたが、花のほうはそこそこ咲いていましたので、山行自体は良い出来だったと思いました。
三ツ口谷コースは小生が初めて鎌ヶ岳に登った時にはこのコースを取りました。
その後はシャクナゲの時に二度通っていたと思いましたが、この15年くらいは全く通らなくなりました。

鎌ヶ岳に来たらなるべく御在所まで足を伸ばすようになったからかもしれません。

黒い蛇はカラスヘビですかね。もっと良く見ておけばよかったですね。
これまでに”カラスヘビ”が3票入っています。
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