ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/3日 一年半ぶりの山歩き 手始め・足始めにまずは富士山観望から  浜石岳(3の1)

2024-03-05 04:52:33 | 草花
恵那市在住の「滝見さん」と恵那山の神坂峠(みさかとうげ)の無人小屋に一泊し、翌日は夕森公園内の竜神の滝で滝見をしたのが2022年8月23日のことで、小生はそれを限りとして「山止め」をしていました。
それから一年半以上も山に入らない日が続いていました。
家の建て替え、往・復行った家移りも済み、入居後5か月経ち、やっとのことで落ち着きが出て来ましたので、止めていた山歩きを再開することにしました。
「山始め」の端緒は一年半前の「山止め」となった山行の同行者である、「滝見さん」と一緒での「山始め」でなければなりません。
行き先を富士山至近の浜石岳に定めて「滝見さん」にお誘いの連絡を入れると、お仲間のFJさんご夫妻も参加希望との嬉しい返事を頂き、この日の来るのを、(それこそ首を長くして)待っていました。

徒歩区間の地図 ↓

由比駅から徒歩で浜石岳を往復するつもりでしたが、電車の都合で、往きはタクシーで山頂近くまで行き、時間の短縮を図りました。
この赤線は下山に足で稼いだ徒歩区間です。



早朝に集合 ↓

行程の関係で、早朝に我が家に集合ということになり、長い一日が始まります。この日の天気は悪くはなさそうです。
午前5時40分頃には我が家の車置き場に皆さんが集結しました。下弦側のこの時の月齢は21.9。



JR東海道本線駅のホーム ↓

今回は「青春18きっぷ」にて由比駅まで往復します。朝一番の電車が入ってくるホームで待ちます。
FJさんご夫婦とは初対面でしたが、同じ目的での行動ということで、全く違和感なく、空気か水のようにお互いがごく自然に
接しあいます。この雰囲気は始めからお別れするまでの間、当たり前のように保たれていました。



車窓から見た富士山(前記事にて既出) ↓

道中の電車内では話が弾み、片道に約3時間半かかる道のりも実にあっさり進み、話が途切れたのは待望の富士山が見えたこの時くらいなもの
だったのではないでしょうか。



由比駅到着 ↓

由比駅には午前9時半少し前につきました。駅前にタクシーを予約していて、それに乗って標高707メートルある浜石岳の550
メートルほどの高さにある浜石野外センターまで行きます。
これは移ろいやすい山の天気を想定して、午前中の少しでも早い時間に山頂に立っておきたいからです。



浜石野外センター ↓

野外センターでタクシーを降りて、小用を済ませておきます。ここからは標高差150メートルの登り道が待っています。



野外センターからの眺望 ↓ ↓ ↓





野外センターの展望箇所からは待望の富士山の素晴らしい眺望がありました。(一番目の画)
そして駿河湾沿いの蒲原・富士市方面(二番目の画)
駿河湾の向こうには伊豆半島の天城山脈も薄く見えています(三番目の画)

ここから小一時間かけて標高差150メートルを登っていきます。 出発は午前10時頃でした。


梅 ↓

日本には自生の梅は無いようですから、山道沿いのこの梅の木も誰かが植えたものでしょうね。



フユイチゴ ↓

日の差していない木陰で実をつけた冬イチゴを見つけました。量が少なすぎて、とてもこれでジャムを作ろうとは思いませんね。



アオキ ↓

実をつけたアオキを見つけました。この後、この木の群生個所も通ります。この木は暖地性で、内陸部の寒いところでは
見かけないようです。



木の根の道 ↓

木の根が露出した箇所がありました。木に気の毒ですので、なるべくそれを踏まないような道を選んで進みます。



山頂のすぐ手前 ↓

この山に入る前に、他の3人に黙っていたことがありました。そのことを「あっ!!・・・と驚くこと」としか表現しておきませんでした。
他のお三方は「それって何のこと?」と思っていたことでしょうが、小生は(意地悪してではなくて)その理由を秘していました。
その理由とは・・・・・・・・・。  じつは「あっ!!・・・と驚くこと」には至らなかったのですが、それはこのあとで・・・・・
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8 コメント

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アオキ (おみや)
2024-03-05 07:41:08
おはようございます。
青木の実が綺麗ですね。
返信する
お早うございます (縄文人)
2024-03-05 09:09:37
いよいよエンジン始動ですね!!

  ◎ 山歩き富士の峰をば眺めれば
        日本一から勇気を貰う(縄)



頂上とは不思議な場所である。
たかだか土、岩、あるいは雪の塊にすぎないこの一点が、登山史をひもとけば、初登頂という輝か
しい栄光と名誉、あるいは醜い争いを生み、山は良い!! ...
上れるとき沢山上っておいてください。
吾したより峰を眺めるのみ!!

2月の1ケ月の間
登山家、今井通子~~の新聞連載「私の履歴書」を読み終えたばかり~~。
返信する
おみや様へ (ぶちょうほう)
2024-03-05 09:53:11
おみや様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
この冬(早春?)に初めて、野山で自生のアオキの実を見つけました。
最初物のは薄暗いような中で見つけましたので、光の量が不足していました。
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-03-05 10:08:28
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
手前から歩いて上って行き、一番てっぺんから先は今度は下り坂になりますね。
その転換点が「頂上=サミット」となり、岳人ならずとも、一度歩きはじめると、その点を求めずにはいられない何かがありますね。
これは人間だけの特性でしょうか?サルやシカやイノシシにはこういう行動は見られないのでしょうかね。
小生はどちらかというと「山登り」という言葉を使わないようにしています。
それで代わりに「山歩き」という言葉を使っていますが、頂上を目指して競うようなのは「山登り」なんでしょうね。
対して「山歩き」のほうは自然の中に浸り込むような感覚ではないでしょうか。

今井通子さんは新田次郎の小説「銀嶺の人」を読んで知ることが出来ましたが、女性登山家として1960年代に一世を風靡しましたね。
いまでも登山界の現役なんでしょうか。。
たしかお医者さんをしてるのではないですか?
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山行再開、おめでとうございます (keitann)
2024-03-05 16:39:00
ぶちょうほう様、こんにちは。
久し振りに御ブログを訪問したところ、嬉しい山行の記事でした。
長かったブランク時期を越え、無事に山歩きされたこと、まずは良かったですね。
おまけに富士山も実に綺麗に見えて、上々の滑り出しですね。


3月3日は、私も都合で高松市内の低山縦走でしたが、アマナが綺麗に咲いていて、あの日はこちらも展望が抜群でしたよ。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-03-05 17:35:29
富士山の良い眺めですね。木の根の道はあげた足の置き場に困ることがありますね。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2024-03-05 17:45:42
keitann様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
山を歩いたのは18ケ月振りのことでした。
そのため歩き始めのしばらくはヨロケが入ってしまいました。
また久しぶりの早起きで体がすっかり疲れてしまい、回復までにまる2日を要しました。
ですが皆んなが無事に帰ってこられて、とても幸せなことでした。
富士山もまずまずの見え方で迎えてくれて、これもラッキーなことでした。
四国の御地近辺のトレッキングも安心してみることのできる「冬の山旅」でしたね。
少しずつ季節が進んで、もうアマナの咲くところまで来ていましたか。
お天気が良ければきっと花もきれいに開いて魅せてくれたことでしょうね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-03-05 17:55:14
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
先日の大阪からの帰り道では左富士は見えましたでしょうか。
往復にわたっての”幸運”に浴せたら良いのですが。

木の根道では優しく足を下すことを心がけました。
こういう現象は斜面の土が流失して起こるのでしょうか?
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