大型連休最後の日に、野生ランを見たくて、山を歩いて来ました。
今でもそうかもしれませんが、以前過剰な山野草ブームで、特に野性のランの代表格のエビヤやウチョウランなどは皆さんが狙い、身近なところから姿を消してしまいましたので、これに出会うのは並大抵なことではなくなってしまいました。
今回は地エビネに特化して、これを探して山中を彷徨う一日となりました。
ヨウラクラン ↓
先ず最初は、景気づけに梅の木に着いたヨウラクランを見て行きます。
ところが梅の木は枝を刈り払われて、もう、樹勢の回復が困難なような状態になっていました。
そして沢山着生していたヨウラクランは、枝と共に何処かに行ってしまいました。
こんなことなら持ち帰っておくべきでしたね。
樹幹に残ったヨウラクランは、見事に群生していました。開花間近のようです。
エビネ、始めのひと株 ↓
杉の植林下で日を浴びて輝いていました。勢いも良くて下葉に枯れが見られません。
近写 ↓
花に近付いて撮ります。
花がつけられない ↓
次に出逢ったのは、花の穂を持たない弱い株でした。恐らく日陰が度を越えているのでしょうか。もともとは日光直射を嫌う植物ですが、一年中の日陰では勢いを減じてしまうようです。
今度は何とか花が付いた株 ↓
姿は弱いですが、やっとの事で花をつけたような株に出逢います。
ちょっとした群落 ↓
暫く歩いた後、今度はちょっとした群生がありました。ここでは空気の通りがよくて、適当な明るさもあるようです。
近写 ↓
ひとつの花穂に近付きます。
急斜面で開花 ↓
近づくのに苦労するような急斜面で咲いていました。エビネではこういう生育条件は珍しいと思います。
濃い花色 ↓
上の株の近写です。花の色が濃くて美しい姿だと思いました。
キンラン ↓
木陰でキンランを見ました。このランはどちらかと言えば陽射しを好むように思いますが、こんな木陰でも咲けるのですね。
キンラン近写 ↓
明るい日差しの中で咲いていた、別のキンランに近付いて撮りました。
沢筋で ↓
場所を変えて今度は沢筋の背丈の低い草に混じって咲いたエビネです。
こちらは環境的にやや厳しいようで、周りの草に押され気味です。
近写 ↓
上の株に近づいて撮ったもので、こちらも良い色だと思いました。
同じ場所で色の薄い花 ↓
同じ場所で、視線を移した先で目に入りました。
近写 ↓
花に近付きますと、色が相当薄いですね、周りの草に勢いを減じられたことに拠る影響でしょうか。
今でもそうかもしれませんが、以前過剰な山野草ブームで、特に野性のランの代表格のエビヤやウチョウランなどは皆さんが狙い、身近なところから姿を消してしまいましたので、これに出会うのは並大抵なことではなくなってしまいました。
今回は地エビネに特化して、これを探して山中を彷徨う一日となりました。
ヨウラクラン ↓
先ず最初は、景気づけに梅の木に着いたヨウラクランを見て行きます。
ところが梅の木は枝を刈り払われて、もう、樹勢の回復が困難なような状態になっていました。
そして沢山着生していたヨウラクランは、枝と共に何処かに行ってしまいました。
こんなことなら持ち帰っておくべきでしたね。
樹幹に残ったヨウラクランは、見事に群生していました。開花間近のようです。
エビネ、始めのひと株 ↓
杉の植林下で日を浴びて輝いていました。勢いも良くて下葉に枯れが見られません。
近写 ↓
花に近付いて撮ります。
花がつけられない ↓
次に出逢ったのは、花の穂を持たない弱い株でした。恐らく日陰が度を越えているのでしょうか。もともとは日光直射を嫌う植物ですが、一年中の日陰では勢いを減じてしまうようです。
今度は何とか花が付いた株 ↓
姿は弱いですが、やっとの事で花をつけたような株に出逢います。
ちょっとした群落 ↓
暫く歩いた後、今度はちょっとした群生がありました。ここでは空気の通りがよくて、適当な明るさもあるようです。
近写 ↓
ひとつの花穂に近付きます。
急斜面で開花 ↓
近づくのに苦労するような急斜面で咲いていました。エビネではこういう生育条件は珍しいと思います。
濃い花色 ↓
上の株の近写です。花の色が濃くて美しい姿だと思いました。
キンラン ↓
木陰でキンランを見ました。このランはどちらかと言えば陽射しを好むように思いますが、こんな木陰でも咲けるのですね。
キンラン近写 ↓
明るい日差しの中で咲いていた、別のキンランに近付いて撮りました。
沢筋で ↓
場所を変えて今度は沢筋の背丈の低い草に混じって咲いたエビネです。
こちらは環境的にやや厳しいようで、周りの草に押され気味です。
近写 ↓
上の株に近づいて撮ったもので、こちらも良い色だと思いました。
同じ場所で色の薄い花 ↓
同じ場所で、視線を移した先で目に入りました。
近写 ↓
花に近付きますと、色が相当薄いですね、周りの草に勢いを減じられたことに拠る影響でしょうか。
↓キナコさんとコリンさんとの交友楽しいそう。
山歩きのお仲間が出来るのはステキですね。
ぶちょうほうさんの博識が 光り輝いていたようで 近かったらご一緒したかったですが・・・。
特にヨウラクランとエビネの群生を見たかったです。
ヨウラクランは綺麗なお花でないので粗末にされるのでしょうね。
ちょっと可愛そう。
エビネが自然界でこんなに沢山咲いているとは 驚きですね。
四国はエビネの宝庫と言いますが 自然界では見たことが無く圧巻でした。
日陰過ぎてもダメな。のですね。
我が家で咲かないのはそう言うことでしょうか。
移植を考えて見ます。
キンランは珍しいですね。
久しく見ていないです。
花は蜜を分けて受粉し ミツバチも蜜を人間に提供し管理して貰う こう言うことになっているようですね。
愛知県民の森には5月の3日に行きました。
複数人数で歩くのは珍しいことですので、楽しくて刺激的な時間を過せました。
小生が”サンデー毎日”ですので、それよりか若い方には小生の山に出かける回数が多くて、少し申し訳ないような気持ちもありますが、その代わり、若いときのようにはお金が自由にならないというハンディもありますので、大目に見ていただくよりほかは無さそうです。
5月6日のこの野生ラン探勝山行では、エビネとキンランにたくさん出会いましたので、その点が嬉しかったです。
しかし、梅の木に着生したヨウラクランはほぼ全滅させられていたので、それが哀しかったです。
木を切ることが事前に判っていたならば、その前に当然ヨウラクランを移植させていた事でしょうに、全く残念なことをしました。
梅の木の持ち主さんが、日本で最も小さいランの花を咲かせると知っていれば、ヨウラクランをこんな扱い方しなかった可能性もありますね。
エビネは戦争前頃まではそんなに乱獲されなかったのではないでしょうか。
そういう意味では、つまらない山野草ブームの所為でむごいことになりましたね。
同じようにウチョウランも大打撃を受けてしまいました。
高山のアツモリソウも同じことですし、クマガイソウもまったく姿を見ることがなくなりましたね。
エビネは明るい日陰が好き見たいですね。針葉樹林下の一日中日の差さないような環境ではこれもまたダメみたいで、株の勢いがどんどん弱くなっていくようです。
ミツバチと人間の協力関係は始めて聞くことでした。
一方的な蜂蜜の略奪というわけでもないのですね。勉強になりました。
エビネ、ヨウラクラン、キンランなど、ラン三昧の一日を送られたようですね。
冬の間に集中していろいろなところを歩かれたのは下見も兼ねてらっしゃったようですね。
エビネは冬の間もあの大きな葉を茂らせていますから、まだ草木の繁ってないうちに葉を見つけておくと花の時期に楽しみです。
私もエビネの葉は結構あちこちで見ていますが、今年はまだエビネを見に行っていません。
山仲間の一人にやはり里山を徹底的にエビネを探された方がいて、去年は何か所かに餡愛していただきましたが、それは見事でした。
人知れない場所で、あのようにひっそりと咲いているのを見せていただくのはひそやかな楽しみというのがぴったりでした。
ヨウラクランはまだ実物を見たことがありませんがかなり小さいようですね。見ていても気づいていない可能性も大いにありそうです。
地エビネ探しとホテイラン詣では毎年やる楽しみになっています。
しかし、今年はホテイランのほうをどうしようか考慮中です。なにしろ250kmくらい離れた場所ですので、出掛けるのに覚悟が要ります。
ところで冬にエビネ探しはちょっと難しいのです。と言いますのは三河では冬の間エビネの葉も矢張り緑の元気な葉ではなくて、相当水分を放出して弱っているようにしていますし、枯葉なども降っていてやはり見つけにくいですね。
三河では山歩き(登山)の中で、道端にエビネが出てくることはもうなくなりました。
先日鈴鹿の竜ヶ岳に行って登山道脇でエビネを3回見たときにはびっくりしました。
三河ではそれだけ皆さんが取り尽してしまったと言うことなのでしょうね。
山に潜って花の咲いたエビネを探し当てたときには、小躍りする位の嬉しさがあります。
愛犬が存命中は一緒に歩いたりしたものです。
エビネやクマガイソウと一緒に愛犬が写った画も残っています。
ヨウラクランはこちらでは比較的容易に見つけられます。
それは梅の古木に良く着いているからです。
クモラン(葉緑素無し)も老梅に良く着きますね。
しかし二つとも平地ではダメで、山間部の空気が清浄で、空中湿度が程よく保たれる場所に限るようです。
早々と野生ラン詣でとは羨ましい限りです。
エビネの群落がこんなにあるのには驚きです。以前の霊仙山を思い出します。鹿は増えるばかりなのに困ったものです。
キンランの実物に逢った事がないのですが、何とか今年は探しだしたいと思っています。
先ほど床屋さんから帰ってきてコメントが沢山届いていたのでビックリしました。
野生ラン詣では山ちゃん様が来られたらビックリするようなところです。
もしもご要望とありましたらご案内いたしましょう。
ついでに自家栽培のオキナグサも持ち帰られますか?
エビネの生育は場所がたいへん散っています。
しかし、それだからこそ面白みがあるのかもしれません。
今回は自分でご飯とおかずの残り物をタッパーウェアーに詰めて持って来ました。
山中で腰を下ろしてそれを食べ、ごく自分勝手のペースで我が儘の遣り放題でした。
エビネ、キンランはそんな自由時間の中で出会えた成果でした。
以前はこういう中でギン(銀)ランにも一本くらいは出会えたものですが、ここ二・三年というものギンランにはトンと出会えなくなりました。
高原冷涼地に行けば簡単に見られるのに、三河では少なくなりましたね。
5月の連休の最終日は、野生ランとのよい出会いの日になられましたね。
自然の中に見ますエビネは、何年か前に舟伏山の西回りコースを
途中で引き返した時なんですが、
登山道の脇にエビネを偶然に、一花だけ見付けたことがありました。
とても嬉しい出会いに感動したこと、お写真を拝見して思い出しました。
でもぶちょうほう様は色々な場所で見ておられますので、すごいなって思います。
群生している様子は、私には夢のような光景です。
キンランの輝くような色も、本当に美しいですね。
自然の中から野生ランの姿が無くなっていくのは、淋しく思いますが
それでも未だ元気な姿で咲いていてくれて、嬉しい野生ランですね。
私にはとても見られない野生ランの色々を、有難うございました。
今年の連休は勤め人にとっては大型で随分時間が持てたのではないでしょうか。
小生たちは若い人たちの邪魔にならないように心掛け、交通渋滞の中には入らないようにしていました。
そういう中で、最終日に野生ラン探しをして山中を歩きまわり、その成果もちゃんと得られましたので、満足の行く一日を過せたと思いました。
確か一昨年でしたか、小生もお友達と一緒に舟伏山でずっとえびね探しをした記憶が甦りました。
そのことをしたのは、yomogi様がこの山の西回りルートでエビネを見たという情報があったからでした。
あの山行で小生も確かに登山道脇で2度ほどエビネの株を見ています。
エビネの生育環境を理解してしまうと、それ以後は割合に探しやすくなりますね。
エビネの群生は矢張り夢のように感じますね。今回はそういう光景に出会えてとてもラッキーでした。
この地ではかつてキンランはかなり色濃く生育していました。
ところが最近は随分数が少なくなりましたね。
キンランは今のところ栽培不可能種とされていますので、野生の状態のまま、放置するより他には方法がないようですね。
銀ランもたまには見かけたのですが、最近はここで見なくなりました。