ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/30日 作手(つくで)の竜頭(りゅうず)山 その1:位置・山容紹介 旧作手村守義で山の登山口に着く

2013-12-04 07:07:04 | 草花
先日(11/23)東三河のお友達と宇連山・棚山を歩いたときに、仏坂峠から尾根に出て歩き始めたところで右側に根張りの大きな山が有りました。
そのとき一緒に歩いた方から「あの山は竜頭(りゅうず)山といい、険阻な崖上から見事な山岳景観が得られる・・・」ということを聞いていました。

この時期そろそろ路面が凍結し始める頃ですが、道を選んで走れば、何とか近づけそうですので、次の山行はこの山にすることを決めていました。
標高は752.3mと先ず低山の仲間入りですが、険阻な岩尾根が有り、転落死亡事故もあったというくらいですから、半分は及び腰で、あとの半分は好奇心ですね。

ところで12/2日(その6)の記事に東三河の「こりんのとざんにっし(登山日誌)」を運営しているコリンさんから
「ありがとうございました」と題して、昨日、次のようなコメントが入りましたので、ご紹介しておきます。:
”こんにちは
HPを見て頂いた方には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
愛知県の東三河中心の登山ですが、これからも更新していきますので、よろしくお願いします。” 
あのHPにBBS方式のものが無いようですので、こちらで紹介させていただきました。

11/23日に仏坂の尾根から見た時の竜頭山 ↓

紅葉している部分とそうでない植林部分がはっきりしていますね。紅葉部分に展望テラスが有り、この部分がかなりの危険地帯だということです。その代わり眺望絶佳ということです。
(今回は小竜頭には行きませんでした。)



位置 ↓

愛知県新城市の作手(つくで)・守義(もりよし)地内にこの山があります。
もう23年も前にこの山には薬草採取で沢から攻め上げて、小竜頭には既に来ているのです。
そのときに尾根上で地面にいたモモンガに出会い、つぶらな真ん丸い目を間近で見ています。



鳥瞰図 ↓

駐車地点から左回りでほぼ一筆書きをして来ました。



行程図 ↓

同じく駐車地点からは左回りで歩いています。



断面図 ↓

この図では左から右に歩いています。最後の部分は国道と公道歩きです。



守義の小滝集落 ↓

この路側に駐車しました。違反になりそうな気もして戻ってくるまではびくびくものでした。



下小滝のバス停 ↓

この左側のところから川に向かって下りて行きます。



川にかかる赤い橋 ↓

昔はこれが橋ではなくて、手摺りの付かない普通の鉄板だったように記憶しています。



橋に霜 ↓

橋の上を歩きますと、妙にツルツルしています。滑りそうになって初めて、霜が降りている事に気づきました。



登山口 ↓

古びた案内看板がありました。以後も古くなって字の判読が困難なくらいの案内看板が沢山有り、せっかくのものなのに勿体無いと感じましたね。もうちょっとの気配りがあればよい道標になります。



梅の古木にヨウラクラン ↓

山間の川沿いの畑に梅の古木が立っていました。地衣類やらが沢山ついていましたので、ちょっと閃いて近づくと矢張り着いていました。ヨウラクランですね。



こんどはサルオガセ ↓

その木にはサルオガセも着いています。



歩き始めにカエデの落葉 ↓

こちらは日照不足でしょうか、黄色で終焉のカエデでした。



フユイチゴ ↓

流石に時期ですね。歩き始めにこういうものにも出会いました。



沢を渡り右岸へ ↓

この沢を渡るように案内してあります。



岩の多い沢 ↓

渡った沢は、昔ワサビを栽培していたところだったように記憶していますが、20年以上も前の事ですから記憶も不確かになっています。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竜頭山 (かなこ)
2013-12-04 11:12:56
ぶちょうほうさん今日は。
精力的に頑張って登られまがお元気な証拠ですね。

又思い出の場所のようで 懐かしい気持ちでしょうね。
山深く湿気がある所為でヨウラックランやサルオガセまであって最初からいい感じですね。

紅葉の帯は自然林の帯でしょうね。

これから楽しみに・・・。

駐車場がないのが問題ですね。
 
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2013-12-04 13:25:34
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
この11月はついに5度山に入れました。
近頃の月間新記録です。
どこも片道80km以内ですから、比較的近場の山でした。
健康のために歩いていますが、これも体の健康あればこそですね。
この場所は過去に薬草採取で3年間ほど集中的に沢歩きをした場所です。
しかし、今回は尾根伝いに歩きましたので全く覚えの無い眺めばかりでした。

川沿いの古い梅の木・・・・こんなところには小型の野生ランが着生し易いようです。
サルオガセはもっと標高の高い場所にあるとばかり思っていました。

こういう山にも紅葉の楽しみがあります。日本全国この季節の山歩きはいいものですね。

駐車場が無いということはこの山に来る人も数が本当に限定的だということなのでしょうね。
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周回路!! (コリン)
2013-12-04 20:20:44
こんにちは
ご紹介ありがとうございました。
ところで帰路の道は、どうなっていたか興味津々です。
大昔、地図の当貝津川と書かれた所から、マツタケ探しで川を渡り、闇雲に登った覚えがあります。
駐車場は、もう少し鳴沢の滝方面のカーブに駐車すれば大丈夫です。
それと、田舎ですので駐車違反なんて絶対取り締まりはやりませんのでご心配なく。
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コリン様へ (ぶちょうほう)
2013-12-05 08:58:37
コリン様 こんにちは コメントをありがとうございます。
帰路は小生が勝手に稜線どおりに道を引き、それをGPSに移したものですが、現地ではそっくりそのまま歩きましたが、ちゃんときこり道が付いていましたので、危険を感じる場面は出て来ませんでした。
ただし、道の選択に迷うようなことはありましたのでGPSで確認しながら進みました。
上から4番目の実行図がそれですが、そのまま尾根を歩きとおすと鳴沢滝から遠くなりますので、途中から沢に下りていきました。
ですが、これはどちらでも良いことでした。沢筋はやや歩きにくかったですね。
そして下り切ったら、川の渡渉ですね。
川幅の広いところを選ぼうとしましたが、そんな場所があまり無くて、面倒になって適当に水に入っていきました。
水は思ったほどに冷たくは無くて余裕を持って歩けましたね。

駐車場は鳴沢苑の庭では申し訳ないので、路側を選びました。

あの尾根の何処かで今でもマツタケが出るのでしょうか。
若い元気の良い赤松は見ていなかったような気がしました。
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竜頭山 (山ちゃん)
2013-12-16 16:05:47
ぶちょうほうさん、こんにちは!
こんな所に竜がいましたか。昨年でしたら伺うのですが(残念)。
かなり古い看板が歴史を物語っていますね。
それにしてもランの花を見つける目は素晴らしいですね。こんな梅の古木に着生するんですね。勉強になりました。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2013-12-16 16:55:59
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
そういえば昨年の干支は竜でしたね。
大蛇が竜になったり、或いは馬が竜になったりする伝説がありますので、竜の付く山は全国に多くて、きっと登りきらないかもしれませんね。
来年は午年ですからこれも全国に数多く存在することでしょうね。

古い案内看板・・・・この山の不人気さが窺えるようですね。
梅の古木に着生するランは三河ではこのランや、カヤラン、クモランが一般的のようです。
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