ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

「ゆる山」さんと雲霧霞雨之介の、ニートで至福な富士見台山行 その2:年寄りのあぶら汗

2022-08-26 04:18:13 | 草花
「年寄りの冷や水」という言葉はありますが、この山行では短い距離なのに両年寄りが「あぶら汗」を流して、多荷で重くなってしまった荷物を「歩荷」して担ぎ上げています。
ここで再度の紹介になりますが、クーラーボックスを持ってきた「ゆる山」さんは、小生の会社勤め時代の先輩であり(小生の方が年長なんですが)、上司であり続けたお方でありました。頭脳明晰であり、それでいて部下の話をよく聞き、常に判りやすい指示を出してくれた方で、会社の最上部に登り詰めてからも変わることがありませんでした。
それに対してドジでのろまの代表格の小生ですので、彼に勝るのは年齢だけなんですが、意外なことに両者の波長がよく合って、それが今に続いてきたわけです。
今回持ち込まれた重たいクーラーボックスは、まるで”打ち出の小槌”のようなもので、ふたを開けると、出るわ出るわ・・・・たくさんのお宝がどんどん出て来るわけですが、それは担ぎ終えた後で小屋でボックスを開けるまでは判ってはいません。
重たいだけでなく、その大きさと、形状が登山向きではなくて、ここに二人のあぶら汗の原因がありました。
しかし、望んで持ってきたものですので、なんとか山上まで運んでしまおう、と結構このハードな状況を楽しんでもいる次第です。

山道で見る イタドリ ↓

この山域には日本海要素のオオイタドリもありますが、この山道沿いではイタドリばかりを見ました。



”アカバナ” ↓

アカバナの仲間も一種類見ました。詳しい種小名は求めません。



ウド ↓

こんな場所にもウドがあります。念の為に葉をちぎって嗅いで見ると、確かにウドの香りがしています。



ノギラン ↓

ノギランの花も雑然とした感じで見えました。



リンドウ ↓

これはオヤマリンドウでしょうか? 枯れているように見えますので、花の後なんでしょうか?それともこれから咲いてくるのか?
この判断がつきませんでした。



歩荷休み ↓

「ゆる山」さんが荷物を置いて一休み入れています。やっと追いつきましたので、交代して今度は小生がクーラーボックスを持つ
ことになりますが、そうした記憶が失せてしまっています。かなりハードな歩荷作業でしたので、他のことはぶっ飛んでしまった
可能性があります。



再び「ゆる山」さんによる歩荷 ↓

「ゆる山」さんによる歩荷が繰り返されます。手に提げ持つのは重量物なだけに長続きはしません。
目指す稜線が確実に近づいてきています。


やっと稜線に到着 ↓

稜線に到着したときには空の模様は全天曇り空に変わっていて、雨がぽつぽつと降りだしてくる始末です。
稜線直下に今晩泊まる無人の避難小屋があるはずでしたが、見当たらずにちょっと慌てましたが、それは小生の記憶違いであり、
もう少し先の山襞の部分にありました。
近い場所ですので、小雨の中を雨具を付けずに、小屋を目指して歩いてしまいます。



神坂(みさか)避難小屋着 ↓

木造のこじんまりした無人の小屋に着き、中を覗きます。以前見たときのように、小屋内は比較的きれいになっています。
入口付近の砂のザラつきを備え付けの箒で掃いて、さっぱりとさせます。



”店開き” ↓

重たい荷物から解放されて、「ゆる山」さんは早速荷物を出して並べ始めます。
幸いなことに今晩此処にお世話になる宿泊者は小生たちだけで、「貸し切り」のようですから、大っぴらに並べても大丈夫のようです。

小生は蚊取り線香に火をつけて、小屋内に居るかもしれない害虫に退去してもらいます。


本格的な雨 ↓

雨の粒が落下する様子を撮れないか試し撮りしました。緑の葉の暗い部分で雨の筋が少しだけ見えるようです。



雨宿り ↓

砂地の地面にも雨水がたまり始める程の降りようになっていました。
雨が上がれば、青空が見える・・・・・そんな欲張りなことを願いながら、雨雲が通り過ぎるのを待ちます。
この避難小屋から15分ほど先に富士見台の山頂がありますので、雨が上がったらそこに行くつもりで、雨を見ながら、近頃の
身の上話を交えて話し込んで、時を過ごします。
コメント (6)
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