ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

少しはマシな日没ショー そのあとは立待月を愛でる。

2020-12-03 07:02:19 | 草花
12月2日は雲が多くて、外出するときに念のために雨支度も用意して出かけました。
遠くの見通しは期待できないので、近くの県営住宅14階に昇ることなく、久しぶりに平地歩きに徹しました。
目指す先は安城産業文化公園デンパークです。
家から片道7kmほど先にあります。これが真夏でしたら、暑さにやられて熱射病で倒れてしまうところですが、気温が低い今ならどうにかこなせそうです。

この日にこれだけ歩きますと、バーチャルの山歩きは親不知から後立山連峰を歩き終わって大町に行き着くことになります。

実行図 ↓

家を出てからどんどん南下して行き、目指すデンパークは最遠点にあります。



デンパークの正門 ↓

今回はデンパークの園内には入らずに外周をぐるっと巡って戻ってきますので、遠くから入り口を眺めるのみに留めます。



大豆の穫り入れ ↓

デンパークの前には広々と畑地があります。大豆畑では穫り入れが行われていました。



デンパークの道路との境界 ↓

道路との境界に堤防風な土盛がしてあり、そこはメタセコイアの並木になっています。
足裏にマメが出来そうで歩きにくくなっていましたので、ここで休みを入れて、バンドエイドを貼って手当てします。

すぐに歩きだしますが、空の様子が、日没を見るのに都合よさそうでしたので、帰宅を急ぐことにしました。

速足で歩き、時にはランニングも入れて家にたどり着きました。
すぐに自転車で見晴らしの良い鉄塔跡地に漕ぎ出します。

日没ショー ↓













時間が間に合い、日没の一部始終を見ることが出来ました。まだ太陽が明るすぎて、思い描いた画にはなっていませんが、太陽の状態はそれほど悪くはなかったと思います。

家に戻り、今度は十七夜の月(立待月)を見るモードに切り替えます。

火星 ↓

月が雲に妨げられている間は火星を見ています。

やがて雲が切れてきて十七夜の月が全貌を見せてくれます。
立待月 ↓

明るく輝き、素晴らしい月でした。
まだ丸さが感じられます。これから後は、居待月、寝待月、更待月と続きます。

立待月の句:
月を待つ立待月といふ名あり 高浜虚子

古き沼立待月を上げにけり 富安風生

大いなる立待月の山河かな 太田寛郎

雨つづく立待月もあきらめて 稲畑汀子

十七夜の旅より旅へゆきし人 長谷川かな女

宵過ぎて立待の暈ひろがりぬ 石田波郷
コメント (2)
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