ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/22日 「姫路城」 下の段(最終記事):今度は庭園三昧 西の丸と西御屋敷跡庭園の好古園

2019-12-28 07:01:37 | 草花
天守閣から下りて備前丸を見た後は、西の丸に向かいます。ここで特筆すべきものが二つありました。
その一つは、やや斜めの位置から眺めるために、立体感が際立って来た姫路城の景観が素晴らしいことと、もう一つは、外周防備を兼ねた櫓群を連ねた建物の、百閒廊下という長い廊下でした。
位置的にはここからの天守閣の眺めも抜群であり、小生はこの方角からの眺めが一番気に入ったものとなりました。

百閒廊下を歩いたその後、西の丸を出て、城の敷地内から離れ、城の西に500mほど離れて位置する、御屋敷跡庭園の「好古園」を見に行きます。ここも約一万坪の敷地内に、九種類の趣の異なった庭園群があつまり、庭園趣味の方なら垂涎の場所かと思いました。
池泉回遊式の日本庭園であるということですが、そちらの知識に疎い小生には、猫に小判だったかもしれません。

西の丸へ ↓

天守閣から離れて、西の丸に向かう坂道を登って行きます。振り返ると、天守閣がやや斜めの位置から見えて、立体感ある姿を見せています。

西の丸の広場に入り、百閒廊下の入り口を目指して歩いて行きます。

百閒廊下 ↓

入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて百閒廊下を歩きます。どこまでも続く長い板張りの廊下なんですが、ここでも廊下の板はピッカピカです。



天守閣 ↓

百閒廊下の隣は部屋が連なり、そこからも秀麗な天守閣が望めます。


西の丸を出てから城の有料区域内から退場し、大手門、櫻門橋を渡り、車道沿いに歩いて「好古園」を目指します。

好古園入口 ↓

ここの単独入場料は300円なのですが、お城と共通の入場券で買っておくと250円も節約になります。(お城単独は1000円) 共通券購入なら1050円で済んでしまいます。
早くもお正月の門松がお出迎えしてくれます。

モチツツジ花と紅葉 ↓

花と紅葉が同時に楽しめる、珍しい景色を作っていました。


滝 ↓

人工のものですが、自然の景観に近づける工夫を凝らしてあります。



深山幽谷? ↓

人々を山の奥にいざなうかのような庭造りではないでしょうか。



ナツハゼ ↓

実が付いています。



ウメモドキ ↓

実があまりついていないのは野鳥のご馳走になっていたのでしょうか。



シャリンバイ ↓

シャリンバイはどんな土地にも適応するのかもしれませんね。公園でも街路でも、よく見かけます。



土塀 ↓

土塀に囲まれたこんな空間は、まるで時代劇映画の舞台ですね。



コナラの黄葉 ↓

立派な庭園内ですが、小生はこういうものに殊更強く反応するようです。



酔芙蓉か? ↓

これは酔芙蓉なのでしょうか?こういう格式のある庭園内のことですから、きっとそうに違いないと思っています。



竹林 ↓

近頃は山林でも放置竹林が問題になって来ていますが、こういう庭園内では立派に景色として成り立っています。


好古園を出て姫路駅に向かいます。


道路から御いとま ↓

道路を歩きながら姫路城と御いとまします。

帰りの電車に乗ります。


京都駅にて ↓

懐かしい京都タワーを探しますが、手前のビル群に視界を妨げられて満足に見えていません。




伊吹山 ↓

伊吹山は、来るときに名古屋から大垣に至る道中で見えていましたが、その時に車中からでは角度が悪くて、窓ガラスが写り込んでしまい、写真を撮れませんでした。
帰り道で撮ろうと思っていましたが、その時間帯は雲に邪魔されて、こんなところが精一杯でした。
コメント (4)
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