ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/14日 金山(かなやま)と雨生山(うぶさん) 中の段:金山から愛知・静岡の県境稜線で赤ハゲ地・展望丘に向かう。

2017-12-21 07:12:44 | 草花
金山の山頂をあとにして、最初は稜線を下って行きます。
この山道は愛知県と静岡県の県境を成す稜線で、まわりに樹木が無ければさぞかし良い眺めであろうと推察できますが、残念ながら樹木が道の両側に茂っていて、眺望は全く得られません。
仮に金山の山頂に高さ6メートルの展望台を建てて、周りの木々が無ければ、そこからは富士山や南アルプスの3000メートルを超す山々の景観が得られることになります。

自然の恵みの樹木を邪魔にして忌み嫌う訳ではありませんが、景観の点で、多少は考慮をしていただけるとありがたいと思います。
特に昨今は林業の後継者が育たず、植林された山間地では森林が間伐もされずに、あれ果てている光景を良く目にします。
何もせずに放置するくらいなら、限定的に景観を得られるような措置がなされても悪くはないのではないかと考えている次第です。

金山の山頂から稜線を下る ↓

山頂からすぐに林間を下る道になっていて、心持ち急いで下って行きます。
急ぐ理由は、この先の展望丘からは南アルプスの山岳景観が、今日ならきっと良いのではないかと思ってのことです。
遠くを見通そうと思うと、朝の時間が早ければ早いほど良いという、小生なりの経験則があります。
時刻は午前8時37分です。



シモバシラはできていなかった ↓

ここでシモバシラを見るつもりで金山ルートを選びましたが、シモバシラは全く気配すらありませんでした。 気落ちしましたが、この際は先を急ぎます。



赤ハゲ地着 ↓

蛇紋岩を積んだケルンのある「赤ハゲ地」に着きました。周りの木が成長して来ていて、だんだん遠くが見通せなくなってきているのが残念です。



赤ハゲ地から塩見岳・熊伏山 ↓

それでも雪を頂いた塩見岳と、その手前には熊伏山が見えています。
時刻は午前8時58分。先を急ぎます。



下の赤ハゲ地 ↓

下の赤ハゲ地にはその4分後に着きました。ここからの眺めの方が良いようです。



重鎮たち ↓

荒川岳・赤石岳・聖岳が綺麗に並んで見えています。



聖岳・光岳 ↓

ここでは聖岳と光岳が画角に入っています。
この眺めにワクワクしながら、眺望の良い「展望丘」まで道を急ぐことにします。



T字路 ↓

下から直接登ってくる道と出会う場所を通過したのは、午前09時04分でした。



不動岳と弓張山 ↓

展望丘に着く、ほんのちょっと前に振り返ると、最奥に南アルプスの不動岳が富士山を思わせるような見え方をしています。その手前は弓張山系の名前のもとの弓張山です。



展望丘着 ↓

かなり急いで歩いて、やっと眺望の良い展望丘に着きました。
時刻は午前09時06分。 急いで歩きましたが、金山の山頂から30分ほどかかりました。
ここから極上の眺めを楽しむことにします。



豊橋方面の山 ↓

目を西の方に向けると、豊橋郊外の山並みが見えています。この連なりを弓張山系と言い慣わしてきました。



雨生山・吉祥山・本宮山 ↓

今度はカメラを右に振るとこの雨生山を左端に入れて・右に吉祥山・本宮山が三重連という感じで並びます。



展望丘から平野部を鳥瞰 ↓

山ばかりでなく、平地の眺めも麗しくて、心に沁みるように感じます。



恵那山と大川入山 ↓

北の方角には、奥にやや雪の付いた恵那山と大川入山があります。



浜名湖 ↓

南には浜名湖が控えています。



鞍掛山・宇連山・鳳来寺山 ↓

浜名湖を入れたために、ちょっと眺めが飛んでしまいましたが、恵那山と大川入山の続きには奥三河の山並みが見えます。
コメント (8)
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