ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/24日 旧東海道沿いの高根山崇福寺の境内の山野草を楽しむ。 ハクウンボク イワヤツデ エビネ シャクナゲ   

2016-04-29 07:11:35 | 草花
知立の慈眼寺で境内の花を楽しんだ後は、国道一号線を東進して、安城市にやってきました。

旧東海道沿いに古刹があるので、その庭園を見せていただくつもりです。
そのお寺は創建から1300年ほどの由緒あるお寺で、臨済宗らしく綺麗に整えられた境内を持ち、手入れの行き届いた趣きある庭を散策するのがこの季節の楽しみとなっています。

以前持ち込み、築山に植えたオキナグサは、数か所に種を飛ばして、大株となって定着しているようでこれを見て安心しました。
またセンボンヤリも持ち込んだのですが、これは雑草と間違えて摘み取ってしまうようで、一株だけが命永らえていました。

大あんまきのドライブイン藤田屋 ↓

東名高速道路ができる前、この国道一号が日本の物流の主要道路であったころ・・・・かつては大いににぎわったドライブインであり、愛知県下でも有名な場所でした。
東名高速道路開通によって物の流れは変わりましたが、今でも利用者はたくさんいるようです。



ハクウンボク ↓

臨済宗の高根山崇福寺に着き、最初に目に付いたのは、本堂前のこのハクウンボクでした。



イワヤツデ ↓

庭仕事をしていた、前代住職の奥様と話をして、手入れの苦労話とか聞かせてもらいながら、一緒に庭を巡ります。イワヤツデは、境内のお墓のある一角で花を見ました。



チョウジソウ ↓

これも同じ場所でしたが、鉢植えされていました。



シラン(白花) ↓

今はピンクに咲くシランの真っ盛りですが、ここではピンクの花はなく、如何にも禅寺らしく、抑制のきいた色の白い花のみがありました。



ヒョウタンボク ↓



マグノリア ↓

垣根沿いにマグノリアの木が立っています。これは黄花モクレンでキンジュという種類でしょうか。




蕾 ↓

マグノリアの蕾も、未だたくさんついていました。



エビネ ↓

築山の枯山水風の場所にはエビネも咲いています。これも地エビネで媚びることがありません。



無遮居 ↓

雅趣のある建物にこういう名前がついていました。おそらく禅の悟りの境地を表しているのでしょう。
「無遮」とは寛容でさえぎることがないこと。制限や差別がないことだそうです。




アメリカイワナンテン ↓

鐘楼の石垣の下で見ました。



ホウチャクソウ ↓

ホウチャクソウもお寺さんにゆかりの名前ですね。「宝鐸草」と書きますが、”宝鐸”とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りであり、風鐸(ふうたく)ともいい、花の形が似ていることからの命名ですね。



シャクナゲ ↓

三河の山で見るホソバシャクナゲではなくて、葉の広いものでした。
コメント (4)
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