「けぬきずし」って、何?
御茶ノ水の駅を出て、ニコライ堂の脇の坂道を下り、もう少しで靖国通り
の辺りにこのお店はあります。
例によって、外観の写真をとっていない、あんこです。
ちっさいお店で、でも、どことなく惹かれる。
と思っていたら、父が定年退職の少し前、
しばらく昼食に利用していたお店だった。
父曰く
「そこのお店の、湯のみがとてもよくて
ひとつ欲しいといったけれど、断られた」
(なんでも、欲しがる父です(汗))
その湯のみが気になり、また、どんなお寿司なのかも気になり
入店と相成りました
一見、和菓子屋さんのようなたたずまい。
「これが、父が行っていたお店?間違えていない?」
と思いましたが、注文して席に着く。
(メニューはほぼ1種類と思って間違いないです)
お茶を出される。
湯のみ・・・・?!
父は赤だといっていたが普通の陶器??
父にメールを送る
「赤くないよ」
父の返事
「変えたのだろう」
しばらくして、お料理が運ばれました。
「かわいい♪」
笹のはっぱにくるくるっと巻かれて
チョコン とおすまししている感じ。
ご飯は、夏のため、酢が利いていて
海苔巻き(かんぴょう)2つ、鯛、でんぶ、卵焼き(甘くない)、海老、ひかりもの
の、全部で7つ。酢で〆た魚さん。
写真では蓋が閉まっているお吸い物がまた、
鯛のだしで、つみれが二つ(大きい)、お豆腐、オクラと具沢山で美味しい。
江戸時代にタイムスリップしたようなお昼ごはんでした。
湯のみのこと。お店の人に聞いたら、変えていないそうで。
帰って父に話したら、その湯のみだったらしく。
梅なんとかという人の作品で、今はもう作っていないとのこと。
もう30年近く使っているけれど、ひとつもわれず、とても丈夫とのこと。
うん。一見、30年も経っているとは思えない。
(それだけ、お店の手入れも行き届いているということなんだけどね)
詳しくはこちらをhttp://www.kanda-hojinkai.com/sinise/sinise12.html
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