会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

心清水八幡神社

2019-10-09 15:23:36 | つぶやき

会津若松駅のホーム。

1番線。改札口近く。

大きな看板がある。

 

心清水八幡神社

 

最寄りの駅から車で10分 とある。

あんこさんの干支の一代守り神っていうのに惹かれ

行ってみることに

なに、調べてみると以前行った立木観音のそばらしい。

 

(途中の道の駅で昼食を取ろうとしたら、ものすごく混んでいて、

第二駐車場に案内してもらえるのかと思いきや、

”お帰りはこちらですよぉ”といわんばかりに、外周を一周して帰る羽目に)

 

立木観音は、大型観光バスも留まったりして、

とても大大的なのに

心清水八幡さまは

ひっそりしている。

辛うじて小さな看板があるから、ここなんだろうけど。。。。

 

通りからは少し入ったところにある。

こうやって写真で見ると

あんこさんがよく行く蚕養國神社とよく似ているなあと思う。

空気が似ているのかな。

どこからともなく雅楽の音が。

誰かのブログに書いてあった通り。

手水を終えて、お参りをする。

鈴が予想外に大きく鳴った。

お参りを終えた途端

雅楽から子供の歌声に変わって、音が大きくなった感じ。

”お参りしようよ♪”

そんな感じの歌詞。

思わず音の聞こえる方に歩いていくと

お参りした建物の後ろに階段がある。

上の方に何かあるらしい。

・・・にしても、石段は苔が結構ついていて

ヘタしたら滑って転びそう。

階段前の地面も緑の背の短い草が生えていて人が踏んだ気配が無い。

だけど、この上、気になるし。。。

結構急だけど、ゆっくりゆっくり上ってみる。

すると・・・

お堂?塀に覆われて中には入れないけど。。。

脇から見てみると

結構、立派なつくりをしています。

ここの神様、力はありますが

どこか眠っている感じですね。

怠けているってわけでもなく

騒ぐ必要もないし

ゆっくりしてます。

でも、しっかりしてます。

・・・と、一蹴してみると裏側に栗のイガが。。。

中に栗が入っています。

子供の頃を思い出いして、ちょっと拾ってみました。

(家について撮影)

丁度、袋を持っていたので、いただいちゃいました。

(茹でてみて、食べてみたちょっと渋いか食べて大丈夫だったのだろうか

罰が当たったか!?)

・・・あ、ただで貰っちゃ悪いなぁと思い

入口の看板を思い出す。

”屋根替の銅板奉納”

ちょっとやってみましょう。

しかし。。。人がいない。

社務所ってどこよ?

仕方なく、

”御用のある方はこちら”のインターホンを押す。

「はい。」(おじさんの声)

「あの~、瓦。。。銅板の。。。寄付、あ、奉納をしたいのですが・・・」

「え?」

「入口の看板に出てた。。。あの」

「あ、社務所に来てください」

「社務所って?」

「鳥居出て、左。わかった?」

「はい」

・・・それらしき建物はあるが、はて?入口は?

反対側に回ると、玄関の引き戸が全開。

その先は、障子戸がしまっている。

昔のあんこさんの父方の実家のおうちみたいだ。

だけど、ここでいいのかなぁ。

「ここが社務所」とか、何も書かれてない。

このまま、帰っちゃおうかな。とも思ったけど

インターホンで話したし。。。

勇気を出して

「ごめんくださぁい」

と言ってみた。

「・・・・・」

もう一度

「ごめんくださぁい!」

「はい」(さっきのインターホンの声)

「先ほど、インターホンで話したものですが」

「はい、こちらです」

こちらですって?どちらだい?声は障子の向こうから聞こえてくるけど。

「こっちです。入りなさい」

「え、あ・・いいんですか」

「書いてもらうものもあるから」

・・・というわけで、靴を脱いで、障子を開けて入ってみた。

仏壇と自分を見下ろすように見ている先祖代々のお写真がまず目についた。

(あら~なんか大変なところに来ちゃったぞ)

ごちゃごちゃと色々なものがある中に

和室用の低い木のテーブルの向かいにおじいちゃんが座ってる。

(かなり歳です。眉毛が長いものが左右に一本ずつしかないよーな)

白い和服っぽいものを着ているから、辛うじて宮司さんとわかる。

「あの~たった一口だけなんですけど、いいですか」

「どうぞ、どうぞ。こちらにお名前とお所を・・・」

と用紙とペンが目の前に置かれた。

あんこさんが名前を書くと

「あまり見ない名前だねぇ」

といわれた。

「夫の父は九州の人なので」

「なんで会津に?」

みたいな会話をしてました。

そうしたら、いつの間にか江戸時代の会津の話になり、

やはり戊辰戦争の頃の話になった。

吉田松陰が会津を日本中で一番いいところだと言っていたとか

それを山口の寺子屋の教科書に書いていたとか

そんな話をして

最後に前日にこけら落としをしたという石碑の話に。

保科正之の読んだ歌の石碑だという。

隣に解説もつけたから。。。と。

そーいえば、真新しいそれらしきものがありました。

 

”神楽岡 

きねが吹くなる ふえの音に

しらべあはせて きぎす なくなり”

。。。

どこか、不思議な時間でした。

 

心清水八幡様のお導き。

 


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