会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

坐忘の夕食

2020-09-12 15:14:30 | グルメ

別邸 離れ にお泊りなので

夕食は古民家の母屋の1階にて。

(本館和室だと古民家の隣に作った建物になります)

お食事のお供。

あんこさんは、いつも通り、グラスワイン4種。

まずは、泡から。

母もいつも通り、梅酒のソーダ割り。

紙のコースターが敷いてあり、

それぞれに書かれている言葉が違うようです。

母のものをよく見ていないのですが、

あんこさんのコースターには

”守 破 離”。

まだまだ、守 だぞ!

と、反省を促されている感じ

最初のお膳が運ばれました。

お食事の始まりです。

”一汁三菜”

お椀の蓋を開けると・・・

”飯 武川四八米”

蒸らす前の状態にて。みずみずしいです。

ほろほろ、ちょっともちっ。

”汁 合わせみそ 粟麩 百合根 芥子と”

このお味噌汁、美味しかったです。

出汁がいいのだと思います。

”向付 鯛杉盛”

お醤油でなく、煎り酒でいただきます。

右手前の黒いものは、「岩茸」。

幻のキノコと言われているそうです。

煮もの椀です。

このお椀の名前は、”にちげつ椀”

金と銀の真ん丸が並んでます。

魯山人さんが考案したデザイン(器)のようです。

蓋を開けると・・・・

身延湯葉で覆われた秋のもの。

松葉柚子が秋らしい。

湯葉の下には・・・

左下のなーんか空いてるなぁと思しき場所には

実は、栗がありました。

食べちゃった後に、撮影。

そう、正面は松茸です。

下にタラだと思うのですが、

ふんわぁりとした白身魚が。

このお魚が美味しかったです。

”焼もの 乾徳山 

 天子炭焼き 椎茸 山椒みそ”

写真は二人分です。

お皿に取り分けます。

とりわけ用のお皿。。。中国チックじゃ

天子(岩魚)は、ふんわりとちょうどよい塩加減でした。

椎茸に山椒みそをつけていただく。

美味しい!

さらに、なんでもないけど、サツマイモがねっとりしていて

美味しかった。

(あんこさんは、ねっとり系のサツマイモが好きです)

天子に合わせて出てきたのがロゼ。

サービスの女の子が

「面白い香りなんです。沢庵の香りがします。

それが天子によく合います。」

なーんて言って、置いていってくれるから

もう沢庵の匂いとしか思えない

確かにそんな香りなんです。

天子というより、山椒味噌ととてもよく合いまして

みそとワインでOK!って感じでした。

運んでこられたときは、下から

お肉の入った器

熱い石の入った器

絵の描いてある蓋

と重ねてあったのですが

あれよあれよという間に

配膳されてしまいました。

書かれたメニューには

”甲州牛、ワイン豚、信玄鶏”

とあるのですが、あんこさんが

鶏を避けてください

と、お願いしてあったので

鶏の代わりに牛を多く盛ってくれたそうです。

牛多めで、やったぁ!と思ったのもつかの間。

豚多めにして欲しかった!

このワイン豚。

滅茶苦茶 しっとり、柔らかくて 甘い!!!

美味しいんですよ!

それが一切れしか入っていなくて!

そして。。。ワインの話で盛り上がったか何かで

サービスのお姉さんと話し込んでしまって

せっかくの熱々石が、冷めてしまった。。。。

ちょっと、残念でした。

”強肴 菊花和へ”

もって菊、黒舞茸、ずわい蟹ほぐし 社員マスカット

和えているお酢の加減がとてもおいしくて

汁までいただいちゃいました

(多分、酔っていたから、記憶が怪しいけど)

ちっちゃなお椀がやってきた。

”箸洗 芋がら???”

”八寸

秋刀魚香焼 すだち 

八幡芋衣かつぎ 雲丹をのせて

酢茗荷 銀杏と煮貝

(上は二人分。取り分けると・・・)

合わせて白ワインがきました。

どちらかというと、赤ワインの方が合っていたかなぁ。

逆にお肉の時に白の方が・・・

ちょっと、今回は飲むペースをゆっくり目にしたので

最後にワインが残ってしまった感じです。

”油斗 焦がし湯 松茸ごはん”

焦がし湯が美味しいです。

焦がした米をお湯に注いだだけなのに

米の香ばしい匂いが出汁!?

”香の物 沢庵 茄子 紅蕪”

”お干菓子 お薄”

”水菓子 信玄あいす”

ちょうどいいお腹具合。

おもたせのお稲荷さんをお部屋でいただきます。

 

中は、ゴマと細かく刻んだ”ガリ”が混ざった酢飯。

酔ったあんこさんは、パクパクっと。

 

お部屋の露天風呂にて

月がうっすらとかかった満月を見ながら

まったり過ごさせていただきました。

 

あー、至福の時は一瞬で過ぎてくのぉ・・・

 

 

 

おやすみなさい