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「アメリカの大寒波」と「地球温暖化」の関係

2014-01-14 | Weblog
The Huffington Post | 執筆者: Nick Visser 投稿日: 2014年01月09日 15時26分 JST


米航空宇宙局(NASA)が行った調査によると、気象研究者の97%が、地球温暖化が起きており、その原因は人間の活動である可能性が高いと考えているという。一方、地球温暖化に懐疑的な人たちもいる。例えばドナルド・トランプ氏は、1月はじめに米国各地で観測された記録的な寒さは、地球温暖化が起きていないことを示す完璧な証拠だとツイートしている。

たしかに今回、シカゴでは体感温度が華氏マイナス60度(摂氏マイナス50度)近くにまで下がり、カナダの一部の地域では、火星表面よりも低温となった。しかし、長期的に見れば北極の氷は減少傾向にあり、大気中の二酸化炭素濃度は高まり続けている。今後地球温暖化がもたらす脅威は、かつて科学者たちが考えていたよりもはるかに大きなものとなるとも予測されている。

「Climate Central」の記事によると、最近大寒波が米国を覆ったものの、冬の平均気温は過去100年を通して上昇を続けている。

また、地球温暖化により、厳しい寒さをもたらす極渦(polar vortex)がさらに強まる可能性がある。

簡単に説明すると、地球の温度が上昇し、北極海の氷が解けるにつれ、北極地域の気温は、はるか南方の地域の気温近くにまで上昇する。これにより、北極圏を取り囲むようにして高緯度を流れている極夜ジェット気流が弱められる。

米誌『タイム』の記事によると、このジェット気流は通常、時速100マイル(161キロ)にも達する風速で北極の周囲を囲み、北極圏にある極寒の大気を定位置に収めている。しかし、時折ジェット気流が弱まると、一部の寒気が北極から抜け出してくることがある。これがまさに今回の起こった現象だ(英紙『ガーディアン』の記事では、双方向の画像でこの現象を説明している)。

今回の大寒波は、ジェット気流から漏れ出した寒気の量が通常よりもはるかに多く、はるか南部の地域にまで達したという点で、これまでのものとは異なっている。


簡単にまとめれば、ひとつの気象現象によって、地球温暖化が起きているか否かを証明することはできない。地球温暖化が起きていることは長期的傾向から示されており、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、地球温暖化の主な原因は人間の活動によるものである可能性が「極めて高い」との見解を示している。

直観には反するかもしれないが、今回アメリカを覆った大寒波は、地球温暖化の結果のひとつらしいのだ。


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まだこんなことを言っているたわけ者ちゃんがいるんだね。。。IPCCwww 地球温暖化www

暑くても寒くても温暖化www


まともな記事があったのでご紹介しておこう。

東スポWeb
2014年01月10日11時00分


地球は「寒冷化」に向かうのか


地球温暖化が叫ばれているのに、南極の海氷が増加中という奇妙な現象が起きている。米航空宇宙局(NASA)は昨年10月、「南極の海氷面積が1979年の観測以来最大の1947万平方キロメートルに達した」と発表し、南極では調査・観測するための各国の船が動けなくなった。「地球は温暖化ではなく、寒冷化に転じる」と見る識者まで現れた。

政府の南極地域観測統合推進本部は5日、南極観測船(海上自衛隊砕氷艦)「しらせ」(1万2650トン、日高孝次艦長)が日本時間4日午後10時半、3年ぶりに昭和基地沖に接岸したと発表した。

南極地域観測隊の人員や物資の輸送を担う「しらせ」は近年、昭和基地沖の海氷が分厚いために接岸を阻まれることが多い。そのため、同基地への物資は空輸されていた。

今年も同基地を含む東南極の海氷は分厚く、昨年末からロシアの調査船「アカデミック・ショカリスキー」が氷に囲まれ動けなくなり、救助活動に参加した中国の砕氷船「雪龍」も立ち往生するほど。

地球温暖化が叫ばれているが、意外なことに南極の海氷は年々増加している。

NASAは昨年10月、「南極の海氷面積が1979年の観測以来最大の1947万平方キロメートルに達した」と発表した。例年よりも海氷が35キロも外側に拡張しているというから調査船の航海に支障が出るのも無理はないだろう。

地球温暖化に警鐘を鳴らす研究者のほとんどは北極の海氷が減少していることを実例として示すが、南極の海氷増加の原因についてはいまだはっきりと解明されていないのが現実だ。

昨年12月に行われた米国地球物理学連合の会合では、2010年8月10日に南極大陸東部で氷点下93・2度という史上最低気温を記録していたことが発表された。砂漠の国・エジプトの首都カイロでは12月に100年ぶりの積雪を記録。南半球で真夏のはずのオーストラリアでも同月に最大20センチの積雪があるなど「温暖化どころか、地球が寒冷化しているのでは?」と思いたくなる事例も次々と挙がっている。

「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は、地球寒冷化が始まる可能性を明確に否定しているものの、世界の平均気温はこの10年ほど上昇が停止したままだ

学者の中には「地球は間違いなく寒冷化に転じる」と主張する者もいる。ひょっとすると、知らないうちに寒冷化に逆転し、氷河期が近づいているのかも…。

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