ふっくふく。

白血病キャリアー福太とのふっくふくな日々。

おかあちゃん、大福を飼う

2018-08-28 04:43:28 | 記事
ご無沙汰しております、ぶーこです。
突然ですが本題入ります。



彼らとの出会いは、夏の道端でした。

ベタ甘になりそうな茶トラ男子(茶色氏)
人馴れしそうな予感のする白黒の男子(白黒のダンシ)。
人馴れしなさそうなもう1匹の白黒は全く近寄れず、しかし体の大きさや毛並み、顔の感じからメスだろうと「ぢょし」と呼んでいました。
情報源や詳細は書けませんが彼らは母猫とともに遺棄された兄弟。
逆算すると、出会った頃は生後8から9ヶ月くらい。確かにまだ顔に幼さがあり、白黒のダンシと茶色氏のにゃんたまも控えめでした。
彼らには餌やりさんがたくさんいました。そのためか次第に人馴れし、茶色氏は通りかかる人にお腹を見せ、白黒の男子は足元をなんと福太と同じ声で鳴きながらまとわりつくようになりました。
その様子を、白黒のぢょしは遠巻きに見ていました。

時は流れ冬。
この頃になると「白黒の男子だけでも保護しよう、他の子らはTNRか、可能なら里親募集を」と考えるようになっていました。抱き上げても喉を鳴らすその人馴れ加減に不安を感じるようになったからです。
年末年始は忙しく、しばらく散歩を中断。
正月休みが終わり散歩を再開してみれば、案の定というべきか、3匹はいなくなっていました。
幸せになってりゃいいけれど、大きな猫はなあ……と散歩は続けていました。

白黒のダンシは、人為的に縄張りの外に出され行方不明。未だ再会していません。
茶色氏は事故死。遺体を見かけ、市役所に連絡しました。
明らかに行動範囲が狭かった白黒のぢょしだけ安否不明。
1匹だけでも戻っていやしないか(当時茶色氏まだどこかで生きていた)と、怪しまれても仕方ない歩調でトボトボと散歩を続けていました。

時は流れ寒い寒い夜のこと。
「いつもの場所」で白黒のぢょしと再会しました。

それから半年の出来事は諸事情により割愛します。
触れるまで距離が近づいた頃、ぢょしは甘えた声でオスに近づき(しかしこのオスはTNR済)尻尾を持ち上げお股を見せる仕草をするようになりました。
焦りました。
ある方に野良猫であることを改めて確認。
抱き上げられるまで距離を詰め、レボリューション投与。
そして、ぢょしを捕獲しました。
私はまだ猫を迎えられる環境やメンタルが整っておらず、まず友人宅へ。
つい最近のことです。

もちろん病院へ連れて行きました。
レボリューションしてたので回虫もおらず、猫白血病ウイルス・猫エイズともに陰性。
体重3.8kg。
採決前のバリカンで「んまぁー」した以外はおとなしく、獣医師に「こんだけどっしりしてるなら、すぐに(人に)慣れるよ」とお墨付き。
しかしここでおかしなことが起きました。
獣医師が「オスだね」とポツリ。
びっくりしました。
「ついてるよ」と言われお股を見てみれば、推定1.8歳から2歳にしちゃ控えめな、ほんと控えめなオタマさん。
「誰かに飼われてたのかなあ」と獣医師が言うので、「いや、ずっと野良です」と言いながらもえ?まさか去勢済?と不安。
不安でふにふに……いや、中身入ってる。
獣医師も「あ、入ってるネ」と言うくらい小さい。
生後半年のにゃんたまよりずっと小さい。けど入ってる。

そんなことより、ぢょしはぢょしではなかった。
私の知るオス猫の中で、3.8kgは最小です。
福太の最期くらいの重さ。
19歳まで生きた私の初猫「千露(チロ)様」の最盛期が4.5kgくらい…そりゃ軽いわ。
千露より小さいのか。
さらにぢょしは未去勢のオス的な筋肉はなく、全体的にふにゃふにゃ。
発情期を経験したオス猫にありがちな軽い脂っこさもなくふわふわで、外にいる頃からマーキングの臭いもなし(嗅いだ)。
タテガミもなく、ヒゲダマリもメス的。
友人曰く「あなたあの時面白い顔してた」そうです。
そりゃそうだ。
自慢ですけど、成猫のオスメスは顔や体格でなんとなくわかります。
未去勢なら上記の通りわかりやすく、多くの猫基地の特技だったりしませんかね。

ここで問題が起きました。名前です。
ぢょしじゃなあ…。
動物看護師さんも「お名前どうしましょ」と笑う。
ああでもねぇこうでもねぇした結果、タイトルに戻る。
福太に一字もらいました。

後出しですが、何かに噛まれたらしい足の怪我もよくなってきています。
友人が毎日洗浄をと投薬を頑張ってくれています。
栄養が充分になり毛がフコフコになったら、なんとタテガミもわずかに確認できるようになりました。
なるほど小さいけどオスだわ……。

今しばらく、大福は友人宅にいます。
遅くても年内には、引き取る予定です。
写真は友人が送ってくれたものを、ツイッターの福太アカウントに少し載せています。

久しぶりの猫です。
8年経ってやっとだなあ。


コメント

【お知らせ】

2011-09-02 02:57:38 | 記事
ブログを閉じてからも、アクセスありがとうございます。
福太の元おかあちゃん、ぶーこです。
結局、福太と離れられないわたくしは、福太のツイッターアカウントをとりました。
なんということでしょう。

URL
http://twtr.jp/user/fukuta_n/

至極たまに、福太がつぶやきます。
「なかのひとなどいません」

お知らせ終了です。


このブログに辿り着く方は、猫白血病ウイルス感染症と闘う猫と暮らしている方が、ほとんどだと思います。

残念ながら福太は、2010年の6月27日、リンパ腫により他界しました。
2歳。短命でした。
閉じられたブログを見て、落胆される方もいらっしゃるでしょう。
わたしも福太を迎える前夜に検索の鬼となり、閉鎖されたブログを見ては何度も落胆しました。

長く一緒にいたい。
その気持ちは誰しも一緒です。
けれど。
長くいられなかったことが必ず苦しみになるかといえば、意外とそうでもありませんでした。


わたしは、福太に何もしていません。
遊び、寝て、眺めて、遊び、一緒に寝て。
その繰り返しでした。
その繰り返しを、どれだけ密にするかを考え過ごしていました。

今思えば、PCにかじりつき検索しまくっていた時間。
福太がわたしの膝に乗り、ちょっかいを出していたあの時間。
あれは無駄だったと思います。

短いのなら、濃く。
福太はたくさんのものを遺し、わたしはたくさんの福太を残した気がします。
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