「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

3.99 多様性業界の破壊力(p1206~)

2013-03-01 21:58:05 | 左翼思想批判
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 本節はヒップホップなど多様性業界が持つ害悪を論じた第2部「紅世の欧州」67節の続編だ。ジョン・マクホーターの同論文では、欧州青年への悪影響が論じられていなかった。俺も13~18歳の頃はヒップホップの嘻哈なる旋律の虜だった故に、その破壊力は十分理解している。

 様々な悪影響
 1、反世上、反権威の無政府破壊的設定
 ヒップホップの歌詞は、非黒人にも被害者精神を培養する作用がある。俺もまた、ヒップホップの旋律に乗って、「宿敵」たるオスロ地下鉄への戦争を布告し、爆弾を投げつけようとしていたものだ。歌詞の内容は、暴力などの犯罪行為となって顕現しうるものなのだ。

 2、麻薬礼賛
 俺の旧ヒップホップ仲間の50人以上が嘻哈的に麻薬に走った。20人以上が重傷になり、10人が脳に障害を抱えた。ヒップホップには麻薬への間接作用があるようだ。ノルウェーに2万人いる麻薬中毒者の3・4割はヒップホップ精神の伽藍の中にあったはずだ。俺の兄弟ファビアンもまた、嘻哈的マリファナにやられた。俺は麻薬には走らなかったが、そうした者は多くて1割程度だろう。

 3、落画(グラフィティ)を通した無政府主義
 俺は15~16の時、仲間3人と一緒に地下鉄の自動改札機などを破壊する「薄ブリキ軍」の一員だった。その頃は1000人ぐらいの軍団だったが、今は200人ぐらいだろうか。3人で200万ユーロ程度の財産被害を与えたものだ。警察に捕まるまでは、ヒップホップこそ人生と思っていた。俺は何とかそこで悪友とヒップホップから訣別できた訳だが。

 4、暴力と不逞団意識の礼賛
 ヒップホップ精神は男性主義であり、武装感を醸成し、暴力支配を肯定する。どこまで因果関係があるかは不明だが、ノルウェー随一の不逞団Bギャングもヒップホップの産物だ。

 5、悪習が良習を駆逐する
 以下にヒップホップが欧州で繁茂した要因を挙げていく。

 ・全球大企業
 ジェイZや50セントらのネ申は大企業などにとって数十億ユーロを齎してくれる偶像大使だ。MTVなどの電視台や雑誌社、電脳遊戯企業などは映画や映録(ビデオ)、グランド・セフト・オート等で嘻哈を煽る。

 ・国家意識なき世上環境
 ヒップホップ精神が栄えるのは、政治的国家意識なき多文化の超サヨク社会だけだ。第二次大戦後の国家意識崩壊の空白を文化マルクス主義が侵蝕した結果、ヒップホップのような破壊的「無文化」が繁茂した。

 ・核家族といった伝統価値観の崩壊
 ヒップホップの邪音に嵌まるのは、権威ある男の威厳が喪失した崩壊家庭の子息に多い。俺の旧友の内最低8割は崩壊家庭だった。残り15%は父がフェミ娘化していた。父が畏怖すべき存在だったのは1人しかいなかった。つまり、家庭内に妥協せぬ厳父がいることが、子息の不良化を防ぐ最善策なのだ。このことは他節でも論及した。

 ・マスゴミの絶対覇権
 1950~60年代称賛されていたボーイ・スカウト等の肉体運動は金にならないので、報道機関はより儲かるだろう食料品、衣料、音楽などを大々的に宣伝し、不摂生な生活習慣を賞揚する。自由市場のマスゴミは絶対権力を持っているのだ。

 ・個人の矜持喪失に繋がる文化矜持の欠如
 文化的に矜持を抱けなければ、虚無感が生まれる。人間は常にマスゴミの称揚する生活習慣を選択するものだが、マスゴミは「伝統健全生活」を悪魔化し、代わりに過剰性交、不信心、エクストリーム・スポーツ、無関心、麻薬、肥満食品、ヒップホップ精神などの「破滅生活」を称賛する。こうしたマスゴミを統制せねば、文化マルクス主義の破壊工作と複合して世上に致命傷を与えることだろう。

 解決策
 これらをどう解決すべきか?ヒップホップそのものを封絶するのは得策ではない。ヒップホップにもブレイクダンス等の良い面はあるのだ。ヒップホップは原則楽由苑に封絶すべきだが、長所を生かして、蕃城的多文化主義を賞揚せぬ範囲で、欧州伝統の一部として欧州青年の自負心を高める道具にすることもできるのだ。ただ、この政策を実現させるには反正的革命が必要だろう。
 多様性・民族業界についても話は同じだ。肝要なのは、新世代の青年たちにこうした業界の世上分裂力を悟らせるよう導向することだ。選択の余地なきタリバン清教徒セカイには誰も過ごしたくないはずだ。そこで、新欧州ではあらゆる嘻哈が跋扈する「楽由コスモ苑」を整備することになる。楽由コスモ苑は自由天翼の原理が支配する区域だが、そこの民はやがてそのサヨク原理の紊乱に愛想を尽かし、多くが「自発的に」保守の本土へ移住していくはずだ。我らは選択の自由を尊重する。ただし、楽由苑は保守の本土から報道機関ごと厳格に隔離され、決して本土を文化汚染してはならない

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