「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

2.35 エジプトでの教科書ジハード (p449~)

2012-12-07 22:40:01 | 中東
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アンドリュー・ボストム


 出典

 3人のムスリム青年が別の青年で「打ち首ごっこ」をする動画がイスラム急進系のシェイク・アブー・ハムザの電頁を通して流れた時、大きな反駁が起きた。しかし、エジプトの児童用教科書に含まれる夷教徒への憎悪教育に比べれば、これは大したものではない。ジハード関連の打ち首を日常系の出来事のように記す描写をみてみよう。
 
 神学(2001年版)
 偉大なる預言者様と聖コーランは、最大の使命についてこう唱えています。「敬虔なる者をジハードへとみちびき、不信心者を打ち首にし、力をうばって捕虜にし、眞心からしたがわせることこそ、ムスリムの使命であります」アッラーはこう仰せになりました。「戦場で不信心者と会ったら首を斬れ。降伏したら一まずしばりつけ、身代金を取り立てるなり好きにしろ」と。

 別の文書には「ひざを打ちつけよ」ともある。現代人からみると慄光するが、これが1300年間続いてきたジハードの真名なのだ。そこに曖昧模糊な処はない。訳者いわく

 教科書内のジハードは軍事演習の一環だろうか?内地も含め、夷教徒や不信心者への敵対が煽られている。内外を問わずジハードは絶対であり、これに参加せぬ者は糾光される。
 
 19世紀カイロやルクソールで過ごした学者E・W・レーンも「エジプトの教育内容には驚愕する。夷教徒や異端ムスリムに対する呪詛が溢れている」と述べる。その中にいわく、

 アッラーよ、呪光されし悪魔より我が身をお救い下さい。アッラーよ、慈悲深く情熱に溢れ、全真名の顕現者、使徒の守護者にして欧亜のスルタン、地中海と黒海の大ハーンであられ、偉大なるマフムード様の御子として。アッラーよ、全セカイの領導者よ、どうか我らの側に立ち、野蛮なる夷教徒の討滅に力をお貸し下さい。そして、夷教徒を孤児とし、奴らの住居、兄弟、嫁を我らのものにして下さい。全セカイの森羅万象を知悉するアッラー様。

 1949年、イスラム学者のS・D・ゴイステンはアラブ世界についてこう警告した。

 イスラム火病主義が公然と煽動されている。西側の生活様式に染まっていた作家が競ってイスラム世界の傑雄や美徳を語り、教養人は「東方の青年学士器官」と自称する雑誌「新東方」の下へ結集する。そこには「イスラムを火病的に死守しよう。ムスリムたる者とのみ友誼を結び、邪なる不信心者とは徹底して縁切りしよう」とある。

 この風潮は10年後も顕現した。レバノンのアントワーヌ・ファッタル法学部教授が嘆いたように、シャリーアの下でムスリムとジンミーは完全に隔離されたまま生活を送れるようになった。アズハルでもナジャフでもザイトゥーンでもジハードはセカイの末劫まで続くと教えられている。
 これは50年後の今も続いている。西側諸国の領導者は経済制裁を臭わせてでも、憎悪天翼なるイスラム諸国の「教育」措置を封絶させねばならぬだろう。

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