2009年／中国
原作：金庸
プロデューサー：ジャン・ジージョン
監督：チャオ・ジェン
出演：ダン・チャオ、ザン・ジンシェン、ユーチェンフイなど
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第３７集のあらすじ
捕えた謝遜の扱いを決める屠獅大会が開かれ、各地より各派の群雄達が少林寺に
集結する。そこへ謝遜をどうするか喧々諤々の議論を行っていたところに丐幇の
面々が遅れて集結する。丐幇の鉢のおかしらは謝遜を罠に嵌めた本当の黒幕の
正体を暴こうとしたところ、何者かが放った暗器によって絶命してしまう。
さらに揉める少林派と各門派。そこへ周シ若率いるガビ派が到着し、そして
見慣れぬ少林派のある僧が謝遜の身柄は武芸を競って勝ち残った門派へ渡すこと
を約束し、ここに各門派による寸止めの武芸比べが始まる。
しかしガビ派の周シ若の夫として登場した宋青書は相手を情け容赦なく殺害し、
さらに師叔の愈蓮舟をも傷つける。怒り狂った愈蓮舟は武当派の奥義を駆使して
宋青書に瀕死の重傷を負わせトドメを刺そうとするが、そこへ周シ若が乱入して
くる・・・。
第３８集のあらすじ
武芸比べで周シ若に敗れた無忌は、その夜、ガビ派の元へ赴いて宋青書の治療
を行い、周シ若に謝遜の救出に協力してほしいと嘆願する。
翌日、謝遜のいる地下牢を守る高僧３人に挑むことになった周シ若は３人に
１人で立ち向かうのは失礼と無忌を助っ人に指名する。
高僧３人との死闘の末、高僧達の隙をついて無忌は謝遜を地下牢から救出する
ことに成功するが、立ち向かってくる高僧に対抗するため、謝遜を周シ若に
預ける。しかし周シ若はここぞとばかりに九陰白骨爪で謝遜を殺害しようと
するが、そこへ黄衫の女が現れて周シ若に襲いかかる・・・。
第３９集のあらすじ
成崑との長きに渡る恩讐に決着をつけた今、これまでの悪行を悔い改めた
謝遜は高僧達の許しを得て少林寺で出家することになった。
一方、無忌達は倚天剣と屠龍刀の由来を秘密を知り、周シ若が破壊し捨てた
二つの至宝を探しもとめ、修復する。
翌日、ガビ派の弟子たちが病身の宋青書を追放しようとする場面に出くわし、
事情を聴くと周シ若は無忌への当てつけと動揺を誘うために宋青書を夫の
振りして扱っただけで、用無しとなった今、宋青書はガビ派の名誉を傷つける
だけであると言い、さらに周シ若は未だ純潔の証である守宮砂が体にあり、
宋青書とは何もないことを主張するのであった。
その時、どこからか周シ若の悲鳴が聞こえ、無忌は単身、周シ若のもとへ
駆けつける・・・。
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今回は内容が濃くて見どころたくさんだった。
あいかわらず無忌は優柔不断で周シ若が宋青書を夫にしたって聞いて
ショック受けるわ、未練残すわで何かイラッとくるキャラだな。
その前まで趙敏とラブラブでお前が一番好きだなんて言ってたくせに。
とは言え、今回は見応えある闘いが目白押しで、今回の３話のうちだけで
愈蓮舟 VS 宋青書
愈蓮舟・殷梨亭 VS 周シ若
周シ若 VS 張無忌
周シ若・張無忌 VS 少林寺高僧である渡厄・渡劫・渡難の３人
周シ若 VS 黄衫の女
張無忌 VS 渡劫・渡難
張無忌 VS 鹿杖客・鶴筆翁の玄冥二老
とあって、他にも謝遜VS成崑、宋青書VS鉢のおかしらとかもあって
後半で一番面白いところかも知れない。
個人的には特に周シ若 VS 黄衫の女の闘いが一番見応えあって面白かった。
周シ若は『射英雄伝』で出てきた梅超風を彷彿とさせる出で立ちと動作。
一方の黄衫の女も『神侠侶』の小龍女を彷彿とさせる布を使った攻撃で
見ていてワクワクした。
黄衫の女は、楊姉さんと呼ばれていることや、小龍女を彷彿とさせる武芸や
無忌らに言った詩の内容から、楊過と小龍女の子孫であると推測されるの
だが、黄衫の女役のリウ・シーシーの顔立ちが『神侠侶』の小龍女役の
リウ・イーフェイにどことなく似ていて、このキャスティングはこのドラマ
の中で一番ピッタリだなと思う。
残り１話となって、無忌争奪戦に決着がつくのか、明教と元朝との戦いの
趨勢はどうなるのか？
どういう結末になるのか最終話見るのが大いに楽しみ
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