台湾
ホラー
DVD観賞
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小説家としても有名な台湾の気鋭ジョー・チエンがメガホンを取った台湾映画
初のゾンビ・ホラー。
謎のウイルスがまかれた結果ゾンビが大量発生した区域を舞台に、生存者救出に
挑むSWAT隊の活躍を凄惨(せいさん)な描写と迫力のアクションたっぷりに活写
していく。『イップ・マン』シリーズのデニス・トー、『キョンシー』シリーズ
のタイ・バオ、モデルとして絶大な人気を誇るイヴォンヌ・ヤオら、
バラエティー豊かな顔ぶれが出演。
『AKIRA』『悪魔のいけにえ』など、随所にちりばめられた名作へのオマージュ
も見ものだ。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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製薬工場の事故で漏れてしまった未知のウイルスによって、人々がゾンビの群れ
へと変ぼうして108地区を取り囲むという事態が発生。
避難することができなかったウイルス非感染者を救出するため、SWATチームの
精鋭たちが同地区に潜入する。しかし、血肉に飢えたゾンビたちの襲撃に加えて、
治外法権地域と化した108地区を占拠しようとするマフィアや人妻を誘拐・監禁
した猟奇犯罪者との対峙(たいじ)も余儀なくされるはめに。
そんな中、一人、また一人と仲間がゾンビに襲われ、SWATチームは絶体絶命の
危機に陥っていく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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台湾初のゾンビ映画ってことで面白うと思ってDVDで鑑賞。
なんかいろいろ詰め込み過ぎてグダグダ。
最初、事故で気を失っていた人妻が正気を取り戻し、後部座席にいたはずの
娘を探しに誰もいない街中のスーパーに入り、そこでゾンビに遭遇して
逃げ惑うという展開に期待が高まったんだけど、その後の展開がいろいろと
詰め込みすぎてイマイチだった。
SWAT隊員の仲間を救う救わないの三文芝居に、女性を監禁している異常者、
日本人の猟奇殺人鬼、ゾンビに噛まれたのにゾンビにならずにモンスター化
するデブやくざと、もうゾンビ意外にもいろいろと詰め込んだ上に
グダグダな展開で何だかなぁ~って感じ。
それにSWATの仲間を救うとか、ゾンビになった妻を自分で始末すると言い出す
デブやくざとか、人の葛藤とかを描いてみたいのはわかるんだが、その前提と
して彼らのバックボーンが何も描かれてないからすごく薄っぺらくて、感動の
‘か’の字も出てこない。
これならDVDに付いてた新作情報の『ロンドンゾンビ紀行』の方が何倍も
面白そうだ。
お薦め度:★☆☆☆☆(1/5)
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